何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

487日目 一匹長屋

2005年07月30日 10時06分08秒 | Weblog
7月25日

 今日は小樽まで地下鉄とJRを乗り継いで出かける。

 ホテルでは、インターネットで予約したお客に限り、珈琲チケットが毎日一枚もらえる。それに300円をプラスするとモーニングセットが食べられる。ここ二日そのサービスを受けなかったのだが、今日は早起きしてモーニングを食べた。噛むと歯が痛くて食べにくかったが、無理やり飲み込んで完食。夕方まで、昼寝などしながら過ごして小樽に出かけた。
 地下鉄の琴似駅で降り、10分ほど歩いてJRの駅へ、海の景色を堪能しながら小樽駅に着いたら、雨がしょぼしょぼ降っていた。駅から10分ほど歩いて一匹長屋へ。飲み客が一人いたがこれはお客ではない。10年ぶりぐらいだという白井夫婦がやってきてくれた。たった二人のお客さん、時間が来てライブが始まったら、いつもの島田君がやってきてくれた。そして、今日は来れないかもといっていた栗原さんもやってきてくれた。合計4人のお客さん。下村さんのPAは壷を得ていて、なかなか心地よいのだ。ライブ終了後島田君と栗原さんは帰っていった。

 白井夫婦と語っているうちに時を忘れ、気がついたらもう終電は無くなっていた。白井さん夫婦が、24時間やっている銭湯にタクシーで連れて行ってくれた。入館料と滞在料で2000円。ちょっとした出費になってしまったが仕方が無い。大広間には、たくさんの人たちが眠っていた。子供連れの家族や、旅行者風の若者、それにサラリーマン。それぞれの理由があって泊まっているのだろう。雑魚寝が嫌な人には大変だろうが、何処でも眠れる僕にとって、お安い宿だ。これからはここに泊まるという手もあるかなと思った。

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