何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

みんな一等賞

2021年05月23日 06時39分34秒 | Weblog
昨日の夕飯、娘2人が、孫達を連れてたべにきてくれた。
手巻きだったが僕は何も出来ずほとんど語れず、典子さんに食べさしてもらっていた。
が、楽しい夕食だった。

昨日、フェイスブックにまつい ゆみこさんがありのぶさんが唄う僕の唄の動画を投稿してくれていた。
まるでたにんごとのように、でも嬉しく見せてもらいました。

誰かに生かしてもらい、誰かの為に。
生きている、生きようとしている。
その事を気付かせてくれたのは、人の世話に成って生きるようになった難病からだ。
いつも人の事を無視しながら、上から目線でものをいい、そのくせ人の評価を気にしてる。
みんなそう、でもその価値観はみんな違う。
違う価値観の中で自分の正義を実践しようとしてる。
違いを排除するんじゃなくて、違いを分かり合える世の中にして行けたらと思う。

アルバム「東京」で「転がる石」を唄った。
石ころは僕そのものだ。
「ローリングストーンズ」と「孫悟空」そして典子さんが持ってた「まるめろ」と言う東北詩人の詩集、そして僕自身の人生観を表現した唄だ。
海は、音楽かな。
そして「転がる石」は、僕自身かな。



  みんな一等賞

それぞれスピードが違って
それぞれゴールも違う
だからみんな一等賞
それぞれ力を出し切ればいい

それぞれパワーが違ってる
行き着くところが違ってる
だからみんな一等賞
認め合うことが出来たなら

ゆっくり歩く人が居る
風を切ってる人が居る
それぞれみんな一等賞
この世にうまれて来たんだから