何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

みんな噓

2020年04月25日 06時23分43秒 | Weblog
昨日も、ゆいの家族が来てくれて一緒に晩御飯。

小さなお話、続き。
トッちゃんとターちゃん。

  ひぐらし

ひぐらしの淋しい鳴き声が、山に響いていた。
夏休み、トッちゃんとターちゃんは三重県の山、じいちゃんとばあちゃんの家にやってきていた。

雨戸を開けると山の早朝は、目の前にあるはずの茶畑もその向こうを流れる川も、朝霧で真っ白だった。
やがて霧がはれて、山の景色がくっきり見えてくる。
早朝からバスが走り、埃だらけの、貝塚の家とは、まるで違う夢の世界のようでした。
そんな朝を迎えて、トッちゃんとターちゃんは湧き水で顔を洗います。

ばあちゃんの朝ごはんを頂いて、夏休みの宿題を済ますともうお昼。
またまたばあちゃんの作ってくれた昼ご飯でおなか一杯にして。

ヒグラシが鳴いたら帰ろう、を合図にトッちゃんとターちゃんの二人っきりで山散歩。
楽しみです。
シイタケ栽培の山を過ぎて、今日はお休みのじいちゃんの炭焼き釜を越え、トッちゃんは小さな身体のくせに、どんどん山奥深く分け入っていきます。
そろそろヒグラシが鳴き始め帰る時間になった頃、トッちゃんを誘うようにアゲハチョウが羽ばたきました。
ちょっと立ち止って、振り向くとターちゃんがちゃんと側にいてくれてます。
トッちゃんは安心してアゲハチョウを追いかけます。
アゲハチョウはアザミの花の蜜を吸ってどこかに消えてしまいました。
トッちゃんにもターちゃんにも、それは山の小さなオアシスに見えました。

山にはヒグラシの鳴き声が響いていました。
トッちゃんの小さな冒険です。
ばあちゃんの晩御飯は、特別に美味しかった。


  みんな噓

夢の中を生きる
絵空事を生きる
誰よりも綺麗に
歴史を書いている

世界の真ん中にいて
君の描いた噓を
信じさせる為だけに
歴史は作られてる
 みんな噓 きっと噓
 作り事の世界
 心一つで きっと変わる
 作り事の世界

物語を作ってる
君はその上を歩いてる
思い通りにならない
だからこそ面白い
 みんな噓 きっと噓
 作り事の世界
 心一つで きっと変わる
 作り事の世界



ちょっと変な話だけど聞いてくれる?。
この世はどこが中心で、何のためにそれぞれがそれぞれの生き方をしているのか分からない。
そんなこと今さら深く考えないで、残り少ない一瞬一瞬を、楽しんで生きればいいのだが、考えてしまうんだ、?楽しいのかな。

人類だけじゃなく、それぞれがそれぞれの歴史を作って、生きてるんじゃないかなー。
難病だけど、思った以上に生きれてるのもそのせいかなーって思ったりして。
ちょっと変な話でした。

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