何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

トッちゃんとターちゃん

2020年04月07日 04時11分00秒 | Weblog
部屋に鏡を置いてないせいか、普段の生活でも車椅子で移動するようになって、鏡を見ることが無くなった。
だから、白髪頭の自分を見る事が無い、僕は生きた証を残したいと、毎日小さなお話と詩をかいてる。
気分は若いときと一緒だ。
想像する姿は一緒だ。
特に、詩を書いているとき、お話を書いてる時の僕は気持ちが若返っている。

60代後半の男が、何を尻の青い事を言ってるんだ。
と、言われそうだが、まだ詩を書いてる。
きれいごとの詩を書いてる。

70を過ぎても、80を過ぎても(生きていればの話だが)尻の青い、きれいごとを作り唄い続ける。
めんどくさい男さ。
しんどい男さ。


小さなお話、続き。
トッちゃんとターちゃん。

  ターちゃんの宝物

ターちゃんが生まれたのは大阪の街中だったらしい、話には聞いていたが覚えていない。
そして父ちゃんの病気でターちゃんは三重県の山に預けられたらしい。
山のじいちゃんもばあちゃんも優しく育ててくれたから、何の不満も無かったが。

いつも一人ぼっち、そう思っていたターちゃんにとって、トッちゃんは特別な存在だった。
母ちゃんの大きなお腹に居る時はあまり感じてなかったけど、ある日、保育園から帰ったら、母ちゃんから産まれた赤ちゃんが布団に寝ていた。
・・・名前は、敏秀、トッちゃんやね・・・。

父ちゃんも母ちゃんも血のつながった本物の親だけどターちゃんはズーッと一人ぼっちだった。
トッちゃんは、ターちゃんにとって、始めて肉親と思える、可愛い赤ちゃんだった。
ターちゃんにとって、トッちゃんの笑顔は宝物です。



  やり直し

悲しみに出会うたび やり直せるものならばと
振り返り後悔を 繰り返してばかり
弱虫な奴だけど 力も無い奴だけど
守りたい君だけを 守り続けたい

苦しみを乗り越えて もっと早く出来たならと
振り返り後悔を 繰り返してばかり
不器用で不細工で グズな奴だけど
守りたい君だけを 守り続けたい

世渡り上手と うしろゆびさされては
振り返り後悔を 繰り返してばかり
言い訳上手で 卑怯な奴だけど
守りたい君だけは 僕の手で

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高橋忠史のライブ紹介

高橋忠史ホームコンサート 自宅アパート
1870004 東京都小平市天神町2-15-2-203
(天神町2丁目アパート(都営住宅)2号棟2階203号室)
(西武新宿線 小平駅 南口下車徒歩10分)


2020年 5月 31日 14時~(午後2時~)予定
料金 無料
(カンパ おひねり 受け付けます)
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