何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

車椅子生活の43回目の結婚記念日

2020年02月11日 06時11分48秒 | Weblog
  貴女の声がする

貴女の声がする あわせて唄い出す
大地を蹴って 手拍子打って
 何も出来ないわけじゃない
 何も出来ないわけじゃない

唄い続けてる 声は出ないけど
作り続けてる 言葉はあふれてる
 何も出来ないわけじゃない
 何も出来ないわけじゃない


歩き続けてる 足は動かない
貴女の所まで 今も歩いてる
 何も出来ないわけじゃない
 何も出来ないわけじゃない

貴女の声がする あわせて唄い出す
大地を蹴って 手拍子打って
 何も出来ないわけじゃない
 何も出来ないわけじゃない


もう何回目だろう、長女が42歳になると言う事は43回目の結婚記念日か。

いまだに家も持てず借家と年金暮らし。
おまけに難病患者に成り果てて。
相棒である典子さんには益々負担が大きく掛かるだけ。
そして、この歳になっても僕の唄を応援してくれる人達のおかげで生きれてます。
感慨深い、そして何も出来ない車椅子生活の43回目の結婚記念日です。

  積み重ね

積み重ねて 積み重ねて 人は生きてゆく
誰よりも 苦しいと みんな 思って
降り積もる 雪のように 総てを隠して
銀色に 染められた 世界で震える

塗り重ねて 塗り重ねて 人は生きてる
イミテーション 素肌かくして 上塗り重ね
誰より やさしく 強くあれと
着飾って 着飾って 寒さに震える

きれいだね 噓だよね 人は群れてゆく
右向け右は 危ないね だけど群れてゆく
怪しい 光に 誘われて
一心不乱に 舞い踊る

そぎ落とし 削りだし 人は無駄なもの
そぎ落とし 削りだし 人は生きている
だけど 甘いもの 太るもの
大好きで つまみ食い 重ねてる
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高橋忠史のライブ紹介

高橋忠史ホームコンサート 自宅アパート
1870004 東京都小平市天神町2-15-2-203
(天神町2丁目アパート(都営住宅)2号棟2階203号室)
(西武新宿線 小平駅 南口下車徒歩10分)
車で来られるかたはアパート内の駐車場、車止めが白いペンキで塗られている所に止めてください。

2020年 3月21日 14時~(午後2時~)
料金 無料
(カンパ おひねり 受け付けます)
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