何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

正義を、愛を、唄う

2019年10月12日 07時47分07秒 | Weblog
身体がが滅びてゆく、それを毎日感じながら、気力で補おうとしてる。

もう一度、自力で立ち上がれると、思いたいと思ってる。
かたや奇跡は起こらないとも思ってる。
180度違う考えが行ったり来たりして一日が過ぎてゆく。
ういたり沈んだりの、いさぎのよくない生き方だ。

大きな台風が関東地方を直撃するとニュースが流れている。
もしそうなれば、僕たちは生きていられないだろう。
立ち上がれない、歩けない=逃げられないんだから。

今歩ける人が問題意識を持ち、障害ある人も一緒に暮らせる世の中を作れればいいのに。
何時かは誰もが高齢者になり、障害をもち始めるんだから。
でもみんな近未来の事より、今が大切なんだ。
今美しくあることに無駄金を使っても、やがて年老いて運動機能が間々ならなくなったときの事など考えない。
それがやがて滅亡してゆく人間だから仕方ない。
歴史がそれを証明してる。
だから、空しくても、正義を、愛を、唄うんだ。