何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

音質はさらに、一段と上がった

2019年10月07日 06時13分06秒 | Weblog
孫達と二人の娘が夜帰っていった。楽しい賑やかな一日だった。

ミキシングなんて簡単なものさ、そう思ってこんなに時間が掛かると思わないで20年以上前に始めた。
とんでもなかった、やればやるほど疑問が湧いてきた。
ミキシングを始めた頃は、疑問を感じる知識もなかったんだ。

得た知識を使って、精一杯の僕なりにいい音を作った。
疑問を感じて修正したからって、いい音かどうかは分からない。
何もしない事のほうが、いい事だってある。
極力何もしない事を、知る為に知識を得、時間をかけるんだろう、何事も。
僕達人類は、何の答えも出せていないんだ。
悩み続けようぜ、67歳を過ぎても。

丸裸の歌声だけにしたアカペラの、「天流」。
録音したのは20年前だから、良くは覚えていないが、ギターも勝坂の自然音もボーカルも個別に録音していたようだ。
各トラックに録音されていたので削除するのも簡単だった。
言葉だけがはっきり聞き取れ、名曲になった。
まさしく、聞こえない音が、心に響き渡る、素晴らしい曲だ。
これぞまさしくシンプルイズベストだ。

そして又、コーラスと言うエフェクターの有効的な使い方を発見した。
音質はさらに、一段と上がった。