大学時代の後輩・ジョウちゃん一家が運営する
“ブリコラージュ”を訪れました。
ずいぶん前から
伺いたいと思っていたものの
なかなか機会がなく
やっと!の訪問でした。
家具工房を店舗仕様にした建物です。
一階は木のおもちゃや家具のショップ
と
オーダー家具・リフォームのオフィススペース。
二階はギャラリースペース。
*
二階へとあがる階段です。
築50年余の建物との事。
風格が漂う木のディテールにゾクゾクしました。
天井の梁は
建物に対する愛着が伺える丁寧な補強がなされていました。
空間にどっしりと存在する
テーブルや椅子は
ブリコラージュのオリジナル家具です。
写真では見辛いですが
手前と右端にある椅子の
骨太なデザイン、その存在感に魅了されました。
それから
もう一つ、私の好奇心を刺激したのが
このドアです。
ガスの配管をドアの取っ手に使用しています。
木と工業製品の質感のギャップがオモシロイ。
TIPA暗室のドアにも!とひらめきました。
*
さて
今回の訪問の目的
「暮らしのかたち展」の展示風景です。
土なべ
シャツをリメイクして作ったかっぽう着
木の台所道具
の
展示・販売です。
週末には
土なべ料理の会
リメイクワークショップ
を
開催します。
*
私のお目当ては
「土なべ」
以前より
ご飯を炊飯器ではなく
土なべで炊きたいと思っていました。
会場には様々なサイズ・色・デザインの土なべがあり
すべて一点モノ。
サイズは2人用、色はご飯が美しく見える黒と決めていました。
迷ったのはデザイン。
みんな微妙に形状が異なるのです。
こんな時は目を細め
“コレ”と思えるモノを直感で選びます。
たいていの場合
私の目には
選ぶべきモノが光って見えます。
この日は
ギャラリーライトがスポット的にあたっていた
この土なべに決めました。
↓
実のところは
ご飯を炊く時、吹きこぼれが垂れないデザインだと
考えた上で決めました。
*
さっそく、その晩
ご飯を炊こうと思いましたが
最初は
薄いおかゆを炊いて“目止め”という作業をしてから
使用するとの事でした。
一日おいて
昨日
人生初の土なべでの炊飯。
『はじめチョロチョロ中パッパ、ブツブツいうころ火をひいて、赤児泣いても蓋とるな』
という文句の要領で
しかし
何度も蓋をとって炊き具合を観察。
おこげも作りたかったので
香ばしい匂いが漂うまで炊きました。
イメージ通りに炊けました。
おこげも程よくできてました。
炊飯予約や保温ができないという難点はありますが
しばらくは土なべ生活を楽しもうと思います。
*
この「暮らしのかたち展」は3月13日(日)まで。
場所は大阪・大正です。
ぜひ。
Yoshie
現在
2011年4月からスタートする3講座、受講生を募集しています。
●基礎から作品制作まで 【写真講座】
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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