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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

日常生活の新たなるアイテム

2011-03-10 | 美術に関するお話



大学時代の後輩・ジョウちゃん一家が運営する
ブリコラージュ”を訪れました。

ずいぶん前から
伺いたいと思っていたものの
なかなか機会がなく
やっと!の訪問でした。



家具工房を店舗仕様にした建物です。

一階は木のおもちゃや家具のショップ

オーダー家具・リフォームのオフィススペース。

二階はギャラリースペース。



二階へとあがる階段です。



築50年余の建物との事。
風格が漂う木のディテールにゾクゾクしました。



天井の梁は
建物に対する愛着が伺える丁寧な補強がなされていました。



空間にどっしりと存在する
テーブルや椅子は
ブリコラージュのオリジナル家具です。
写真では見辛いですが
手前と右端にある椅子の
骨太なデザイン、その存在感に魅了されました。



それから
もう一つ、私の好奇心を刺激したのが
このドアです。



ガスの配管をドアの取っ手に使用しています。
木と工業製品の質感のギャップがオモシロイ。
TIPA暗室のドアにも!とひらめきました。



さて
今回の訪問の目的
「暮らしのかたち展」の展示風景です。



土なべ
シャツをリメイクして作ったかっぽう着
木の台所道具

展示・販売です。

週末には
土なべ料理の会
リメイクワークショップ

開催します。



私のお目当ては
「土なべ」

以前より
ご飯を炊飯器ではなく
土なべで炊きたいと思っていました。

会場には様々なサイズ・色・デザインの土なべがあり
すべて一点モノ。

サイズは2人用、色はご飯が美しく見える黒と決めていました。
迷ったのはデザイン。
みんな微妙に形状が異なるのです。
こんな時は目を細め
“コレ”と思えるモノを直感で選びます。
たいていの場合
私の目には
選ぶべきモノが光って見えます。
この日は
ギャラリーライトがスポット的にあたっていた
この土なべに決めました。



実のところは
ご飯を炊く時、吹きこぼれが垂れないデザインだと
考えた上で決めました。



さっそく、その晩
ご飯を炊こうと思いましたが
最初は
薄いおかゆを炊いて“目止め”という作業をしてから
使用するとの事でした。



一日おいて
昨日
人生初の土なべでの炊飯。

『はじめチョロチョロ中パッパ、ブツブツいうころ火をひいて、赤児泣いても蓋とるな』
という文句の要領で
しかし
何度も蓋をとって炊き具合を観察。

おこげも作りたかったので
香ばしい匂いが漂うまで炊きました。



イメージ通りに炊けました。
おこげも程よくできてました。

炊飯予約や保温ができないという難点はありますが
しばらくは土なべ生活を楽しもうと思います。



この「暮らしのかたち展」は3月13日(日)まで。
場所は大阪・大正です。
ぜひ。



Yoshie

現在
2011年4月からスタートする3講座、受講生を募集しています。
 ●基礎から作品制作まで              【写真講座】
 ●写真表現のひきだしを増やす【表現研究講座】
 ●版表現としての写真【シルクスクリーンプリント】

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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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