作品展示のご案内とご報告を致します。
まず、ご案内から・・・
本日からスタートする
AMA展2013 SHASHIN Festa
会場:近松記念館(兵庫県・尼崎)
宝塚大学の皆さんによって企画されたフェスタです。
作品展、ワークショップや講座のほか
会場となる建物に映像をプロジェクターで上映する
プロジェクション・マッピングもあります。
このフェスタにあわせて
同時開催される
国際写真プロジェクトSeeing Oneself 写真展に
私の作品も存在します。
会期中、私も訪れようと思っていますが
自分の作品を見つけることができるでしょうか。
90作家・90点の作品展です。
会期は11月8日~12日
詳しくは下記サイトでご確認ください。
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/art/monthly_art/028225.html
*
それから
作品展のご報告。
9月に作品を海外に送るにあたり
四苦八苦していた件です。
今回は無事に届いたようで一安心・・・。
先月
ドイツのフランフルトにて開催された
lAbiRynT 2013
に
出品しました。
http://www.labirynt.slubice.eu/2013/program.html
作品展のウェブサイトには英語の表記がなく
いまひとつ事情がつかめませんが・・・。
サイトにあるデジタルカタログ10ページ目に
私の作品 “The Light Drawn” の図版を見つけました。
http://www.labirynt.slubice.eu/2013/katalog.pdf
このカタログに掲載されている作品は
絵画、写真、映像、インスタレーション・・・と
技法を限定しない内容ですが
共通点は幾何形体である事。
様々な幾何形体の表現を見る事ができます。
よろしければご覧ください。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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先日
2006年から3年間かけて制作した
“ The Light Drawn ”
を
リニューアルしました。
もとは
ブローニーフィルムで撮影
タイプCプリントでプリント
アクリルマウント加工を施し
15枚の写真で完成させた作品です。
今回のリニューアルでは
写真をデジタルデータに変換し
インクジェット出力で作り直しました。
デジタル化に至った主な理由は
使用していた印画紙が入手できなくなったから。
寂しい理由でのデジタル化のため
気が進まない作業でしたが
フィルムに傷があり日の目をみなかった写真を
活用できるというメリットもありました。
今回のリニューアル作業により
新たに9枚の写真を追加して
合計24枚でこのシリーズを完成させました。
*
今日は作品の梱包作業に取り組みました。
海外へ送るため、できるだけ軽量に
そして
税関検査時に開けやすい外箱を作ることが重要です。
外箱作りは
作品と同様に大切な制作の一部と認識しています。
今日は発送まで完了させたいと思っていましたが
梱包材料が不足し作業が進みませんでした・・・。
ザンネン。
*
話がそれますが
私の実家は梱包業を営んでいます。
主に海外用の梱包をする仕事です。
ついつい
家業の血が騒ぎ
自分の作品の梱包も
父レベルを目指し
完璧にしすぎてしまいます。
そのため
贈り物と申請しても
個人のやり取りの荷物と認識されず
困った事が何度かありました。
この作品が無事に届きますように・・・・。
記:徳永好恵
*
【 ご 案 内 】
現在
2013年度 秋・冬講座の受講を受付しています。
作品制作研究講座 10/13スタート
手作りカメラ講座 10/14スタート
シルク基礎講座 10/6スタート
シルク応用講座 2014 /1/12スタート
講座内容については
徳永写真美術研究所ウェブサイト
の
講座案内のページをご覧ください。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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徳永隆之作品展の会期には
3度の週末があり、毎週末
Takayukiは
ギャラリーに滞在しております。
今回のブログでは
最初の日曜日の出来事を記します。
*
まずは、会場の紹介から。
個展会場の名は【古民家ギャラリーら・しい】
築180年といわれる趣のある建物です。
【ら・しい】については
フランス語風に La shie
そして
「この古民家はギャラリーらしい」という意味も。
ギャラリーのオーナーは
長年コマーシャルフォト、ビデオ制作に携わってこられた方ゆえ
写真の展示を中心に運営されています。
ギャラリーを訪れる皆さんも
写真関係の方が多く
常にギャラリーの片隅では
ゆったり・・・まったりと・・・
関西弁で写真談義が繰り広げられる環境です。
3月24日はオープン早々に
写真の研究活動を共にする知人や
奈良で活動する写真家ご夫妻がお越しになりました。
上の写真はTakayukiを撮影しようと思ったわけではなく
手前の赤いショールのご婦人が
とても素敵だったので背後から撮影させていただきました。
*
今回の「現実の向こうへ」の展覧会では
過去に幾度も発表してきた
Amusement Parksシリーズを
完成形の状態で展示できた事が最大の見どころです。
この日の正午頃に
完成形の実現に協力いただいた会社の皆さまが
来てくださいました。
実は・・・
この特殊な加工の説明に
あやふやな部分があったので
この機会を逃してはいけないと
筆記用具を持ち出し
その工程と加工の名称を確認させてもらいました。
これで一安心。
技法名は昇華熱転写印刷
透過性のあるインク、ポリエステルの樹脂層、ヘアライン
・・・という言葉を使って
説明をできるようになりました。
*
夕刻には
徳永写真美術研究所の研究員がやってきました。
この研究員には
これまでに21本の研究員日記を執筆してもらっています。
今回は徳永隆之作品展の取材です。
記事を執筆するために
作品はもちろん
展示資料も丁寧に鑑賞中の研究員。
開廊時間を過ぎてから
記事の中で恒例となっている
作家のポートレイト撮影をおこないました。
あれこれと撮影指示を出す研究員。
撮られる立場となり固まるTakayuki。
職業柄、撮影結果を細かくチェックし、ダメ出しするTakayuki。
「では、最後のカットを撮りますね!」と合図する研究員。
何パターンもの撮影をおこないましたが
採用する写真はどれになるのでしょうか。
その選択が楽しみです。
後日、取材記事が
研究員日記ブログに掲載されると思います。
お時間がありましたら
本記事とあわせて是非、ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/tokunaga-photo/
*
最後に、ひとつエピソードを・・・
この日、地図の専門家が
ギャラリーを訪れてくださいました。
The World Map of the Japaneseシリーズについて
これだけの資料が揃っているのなら
ぜひとも論文を書いて発表してはどうかと提案されました。
資料をまとめた私も
論文として発表してもらいたいですが
言語での発表はハードルが高そうです。
いつの日か。
<展覧会情報>
徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」
3月21日(木)-4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00
会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236
作家在廊日
3月30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)
ギャラリー横の當麻寺の桜情報が
下記サイトで確認できます。
http://www.kintetsu.co.jp/flower/index.html
現在(27日)、咲きはじめとの事。
當麻寺は
白鳳時代から伝わる大寺院で
国宝や重要文化財を多く所蔵しています。
塔頭の護念院では
樹齢300年を越えるしだれ桜があるそうです!
今週、来週末は
お花見を兼ねて奈良・當麻へお越しいただけると良いと思います。
記:徳永好恵
現在、徳永写真美術研究所の春・夏講座、受講受付中です。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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昨日
展示作業を無事、終えました。
通常の個展では
1時間足らずで展示作業が完了しますが
今回は3部作のため
所要時間が×3倍。
そして
各シリーズ毎に
展示方法やライティングを変えたため
5時間程かかりました。
会場は奈良・當麻寺に隣接している
写真を中心とするギャラリーです。
古民家をギャラリーとして改装した空間で
天井が吹き抜けのため
圧迫感がなく作品を鑑賞できます。
展示会場入口部分です。
最初に見える壁面には何も展示せず
その先に展開する
「現実の向こうへ」の世界に
鑑賞者をいざなう構成にしました。
自画自賛ですが・・・
なかなか見応えのある展示となったと思います。
制作を手伝った身として
注目していただきたい作品がコチラ。
壁面展示ではないので
目立ちませんが
ぜひとも
このファイルの
ページをめくってください。
渾身の力を込めてまとめた
386枚のデータベースです。
記:徳永好恵
<展覧会情報>
徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」
3月21日(木)-4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00
会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236
作家在廊日
3月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)
現在、徳永写真美術研究所の春・夏講座、受講受付中です。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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先週末
外注していた展示台が仕上がりました。
真っ白な塗装がまぶしいです。
現在
この台に置く展示物の制作に勤しむ私。
Takayukiは
連日、暗室にてシリーズ“Laputa”の
プリント作業に励んでいます。
3月21日から始まる作品展のお知らせを再掲します。
徳永隆之作品展
「現実の向こうへ」
3月21日(木)-4月7日(日)
水曜日は休廊
10:00-17:00
会場:古民家ギャラリーら・しい
奈良県葛城市當麻1236
作家在廊日
3月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)、4月6日(土)、7日(日)
記:徳永好恵
現在、徳永写真美術研究所の春・夏講座、受講受付中です。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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