心ときめく風景に出会いました!
それは
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“アメ細工”
作っているのは着物姿のお姉さん。
店頭に並んでいる見本のアメには
“ゆるキャラ”テイストの小動物が多くありました。
とても人気なのか
午後2時には材料がなくなったようで
受付終了。
ガールスカウトの女の子たちが周りを囲み
アメ細工の作業に魅入っていました。
私もこどもの頃、
長時間、魅入っていました。
アメの種を練っているかと思うと、
頭ができて、手足が伸びて、
小筆でちょこちょっこと色付けされると完成。
まるでマジックショーを見ているようでした。
完成した時には毎回拍手をしていた事を憶えています。
当時は
男の子用には、怪獣。
女の子用には、ウサギと鶴が定番。
・・・なのに、
私はハムスターをリクエストしたら
モグラみたいになって
がっくりした事も思い出しました。
“ふっふ・・・!”
と
心の奥底に眠っていた
こどもの頃の感覚が甦った一日でした。
Yoshie
秋の遠足に同行しました。
行き先は
“お伊勢さん”
“お伊勢さん”・・・なんて親近感のある呼び方だろうとあらためて思いました。
私にとっては小学校の修学旅行以来のお伊勢参り。
延々と砂利道を歩いたという記憶があるだけです。
伊勢神宮は
豊受大神宮(外宮)と皇大神宮(内宮)を中心として成り立っていますが、
今回の遠足は、時間の都合上、内宮のみの訪問。
内宮へ繋がる宇治橋。
現在、平成25年に式年遷宮がおこなわれるため
橋の建て替え中でした。
まるで、クリスト作品のようです。
神に仕える色は「白」とのこと。
橋は完成までは白の衣に包まれています。
そこでは作業をする人も白装束です。
日常世界から逸脱する空気を神宮に立ち入る前から感じました。
能舞台は緑の衣に包まれ、またもやクリスト作品状態に。
この先が御正宮(ごしょうぐう)。
1300年前から20年に一度、建て替えをおこない
神様を新しい社殿に遷すお祭りが式年遷宮。
永遠に若々しいことを意味する「常若」という思想があるそうです。
次回で62回目の建て替え。
内宮の社殿を建て替えるだけでなく、
外宮や別宮、先に紹介した橋、神々に奉るものすべてが
太古から伝わる様式のまま、一新されます。
御正宮の敷地は東西に2箇所あり
常にどちらかの敷地は、次の社殿の空間として囲まれています。
平成25年に神様を新しくお迎えするための敷地です。
現在は更地との事。
内側の空間がどのように存在するのか気になり
囲いの隙間から覗いてみました。
↓
広い敷地にポツンと祠が存在するのみでした。
常に若い状態を維持し
エネルギーの頂点を継続し続ける伊勢神宮。
朽ちる美学を寄せ付けない
神々しさを感じました。
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神宮を出てすぐに存在するのが
お土産屋さんがひしめく“おはらい町通り(旧参宮街道)”です。
昼食に食べた伊勢うどん。
麺は太いが、コシがない。
讃岐うどんが好きな人には物足りなく感じたようですが
大阪うどんが好きな私はおいしくいただきました。
Takayukiは
牛串屋さんに吸い寄せられように近づき
なんと
極上松阪牛の牛串を注文!
ひとかけらの値段が頭をよぎりながら
おそるおそる食べました。
塩とコショウの味付けに炭の香りがからみ、
確かに極上の味がしました!
今回のお伊勢参りは
極上松阪牛が忘れられない思い出となりました。
いえいえ、やはり、常若思想との出会いです。
Yoshie
昨日、
友人が出品する「能面展」に行ってきました。
この展覧会は能面作りを学ぶ皆さんの成果展です。
会場には32面のお面があり、
眼力の強い能面の視線に圧倒されました。
能面作りとは、
木を素材にして、
素材に命を宿す作業なのかと感じました。
友人は“小面(こおもて)”という面を作っていました。
女面の中で一番若いお面との事。
初めて完成させたお面だと聞いていましたが、
どっしりとした仕上がりに驚きました。
そして、
そのお面の表情が
作者にそっくりだった事にも驚きました。
昔、石膏デッサンをすると、
どことなく自分に似てしまう経験をしましたが
能面作りにおいても、同じ現象が起こるのでしょうか。
私も能面作りを体験したいと思いました。
体験というより、
機会があれば真剣に作ってみたいです。
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展覧会の帰り道、
満開の金木犀の花を見ました。
将来、お庭を持てる暮らしができたら、
沈丁花と金木犀を軒先に植えたいと思っています。
私は子供の頃から
春には沈丁花、秋には金木犀の香りに包まれた
生活を夢見てます。
Yoshie
フィギュアスケートのシーズンが到来しました。
現在、グランプリシリーズ第1戦のフランス杯が開催されています。
今年はオリンピックシーズン、各選手の動向が気になります。
テレビ放送が待ちきれず、インターネットのオンラインサイトで
深夜、リアルタイムに競技結果をチェックしている私です。
スポーツと芸術の要素を併せ持つこの競技、
採点方法が大きく変わったり、
また、毎年、微妙に評価基準が改定されるなど
両要素の評価比重が揺れているのではないかと思います。
私はフィギュアスケートを芸術として認識する場合は
カタリーナ・ビットの「カルメン」の演技に最も感銘を受けました。
http://www.youtube.com/watch?v=k-rMfIyX4rM
(1988年カルガリーオリンピックのフリープログラム)
スポーツとして認識する場合は
イリーナ・スルツカヤの「死の舞踏」を挙げます。
http://www.youtube.com/watch?v=p9RsaqaDKxw
(2006年トリノオリンピックのショートプログラム)
ビットの演技からは美しい表現に対しての感動、
病気を乗り越えたスルツカヤの演技からは生きる事に対してのエネルギーを感じます。
昨日、
織田信成がショートプログラムの曲に
スルツカヤと同じ「死の舞踏」を使用して素晴らしい演技をおこないました!
今期はどんなドラマが生まれるかワクワクします。
ちなみに
私は長年、村主章枝を応援している“スグリスト”です。
先月、クルム伊達公子が優勝したように、ベテランらしい活躍を期待しています!
Yoshie
上の写真は2005年NHK杯の会場に行った時の写真です。
中野友加里が初優勝
2位、村主章枝
3位、エレーナ・リアシェンコ
子供の頃、台風の通った後が好きでした。
工場地帯のよどんだ空気の中で育ったためか、
台風があたりの空気を一掃してくれるように感じていました。
台風通過後の澄んだ空気を大きく吸い込みながら、
意味なく散歩をしていた記憶があります。
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先週
日本列島を台風が縦断しました。
その翌日、
私は時間に余裕をもって仕事場に向かいました。
かなり早くに到着したので付近を散歩することに。
すると
植栽が・・・
場所は六甲アイランド内。
海からの風がきつかったのでしょうか。
ザクロが・・・
どんぐりが散乱・・・
青いどんぐりが落ちている様子を見るのは初めてです。
そして
台風の影響を見る中、
ふと、毎週、通っている道の風景が、
面白い事に気付きました。
柿が鈴生りです。
私にとっての柿の木は
里山にある民家の庭に植えられているイメージです。
・・・ですが、ここは人工島。
現代的なオフィスビルの植栽として存在しています。
とても違和感を覚える風景ですが、
しっかり“秋”の到来を知らせていました。
いろいろな事を感じた朝の散歩でした。
Yoshie