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徳永写真美術研究所 Column


徳永写真美術研究所(TIPA)の日常コラムです。

心を捉える図像1

2010-05-15 | 日常生活のお話


TIPA写真塾の講座中
屋外で撮影実習をしている時の事です。

五月晴れの空に
飛行機雲を発見しました。
まるで
青いキャンバスに
白絵の具で
ラインを描いるようです!



その光景があまりに美しかったので
授業記録用のカメラで撮影。



しばらく
その光景を眺めていると
空想癖があった子供の頃の
感覚がよみがえりました。

当時
白イルカが
空を悠々と泳いでいるようだと感じていました。



Yoshie


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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自然の神秘 “秋吉台”

2010-05-07 | 日常生活のお話


私たちはゴールデンウィークなど
人出が多そうな時期は
通常
外出することなく過ごしています。

しかし
今回は用事があって
出かけなければなりませんでした。

慎重に渋滞に巻き込まれない日程を検討し
ゴールデンウィーク後半
2泊3日の旅に出ました。
行き先は福岡県。

途中
対向車線の渋滞に恐怖を感じながらも
私たちは順調に移動できました。



時間に余裕ができたため
どこかに立ち寄りたくなり
急遽
“3億年の歴史を持つ神秘の地”と謳われる
秋吉台を撮影する事にしました。

秋吉台は
どれほどの観光地だろうと
少し心配しましたが
程々の混み具合でした。



定番の風景ですが
あらためて見ると自然の神秘を感じます。



構図を検討中。



撮影中です。



石コレクターの私は
コレクション用の石探し。



石灰岩の破片を持って記念撮影。

石探しをしている時に気付いた事があります。



至る所で見つかりました。



カタツムリの殻です。
この殻は石灰岩の色・質感とそっくり。
どうして?と思い
“ 秋吉台 カタツムリ ”
のキーワードで検索すると





秋吉台はカタツムリの楽園です。
秋吉台の大地は石灰岩でできています。
陸の貝である「カタツムリ」の「殻」も石灰質でできています。
こうした点から
秋吉台上および周囲の林には
たくさんのカタツムリたちが生活しています。





という事でした。
しかし、何故、同じ石灰質であるから
カタツムリが多く生息するのだろう。

次の謎が生まれました。



それから
もう一つ気付いた事があります。
毎年、2月に秋吉台では山焼きするそうです。



そのため
地面には草木の焼け跡がありました。





その瞬間、悪い予感がしました。



私のズボンは炭で汚れていました。
車に戻る頃には写真の3倍くらい汚れました。
3日間、このズボンを履き続けるのに・・・・。



秋吉台に行く場合は
汚れが目立たないズボンをオススメします。



思いつきで訪れた
“秋吉台”
なかなか良かったです!

Yoshie


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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4月を振り返る

2010-04-28 | 日常生活のお話


昨日で今月の仕事が終りました。

TIPA写真塾をはじめ、学校関係で授業を担当する私にとって
4月は一年間の仕事をイメージする大切な月です。
そのため、少々疲れがたまりやすい時期でもあります。

今日はお昼前に起床。
窓から快晴の風景が見えました。



窓を開けると
新緑の香りが漂い、思わず深呼吸。
気持ちの良い気候に体がほぐれました。



明日からゴールデンウィークが始まります。
いつも、この時期は休暇をとりながらも
仕事について考えます。
各クラスの様子にあわせて
予定しているカリキュラムに微調整を加えるなど
あれこれと考える時期です。



自分の制作活動については
具体的な目標が見えているので
早く実現していきたいと思っています。
近い予定は
7~8月にポーランドで作品展があり
来月中に作品を送る事になっています。
早く仕上げなければ!





美しいコンポジション。
トイレの小窓から差し込む陽射です。
先ほど撮影しました。

Yoshie

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“見えない壁”を確かめる

2010-04-25 | 日常生活のお話


先日、記憶を辿る旅をしました。

行き先は神戸にある某山。
親戚の家があった山です。
三十数年ぶりに訪れました。



私は幼少期
この付近を不思議に感じていました。

その理由は“見えない壁”の存在。
壁の内と外では異なる空気が流れていました。

今もその壁があるのかを
確かめる事が旅の目的です。





親戚の家から十数メートル山を登った場所。



“見えない壁”は
オレンジラインとなって存在していました。





付近一帯にラインが点在しています。

その存在は





外国人居住地帯につき
立ち入り禁止という意味です。

しかし、当時、子供の私には、その意味が理解できず
この地帯へ頻繁に遊びにいっていました。







“見えない壁”の向こうは「外国」。
西洋人を宇宙人のように見ていた事も思い出しました。



この部分が継ぎ目となり別世界に移行する・・・



不思議なポイントです。

Yoshie


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大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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イメージを膨らます・・・足跡編

2010-04-23 | 日常生活のお話


私の散歩は郵便局を往復する約1キロの行程です。

これまでに何度か散歩道での出来事を紹介してきましたが
今日もその流れで記します。



急に寒さがぶり返した日
軽装で家を出た事を後悔しながら
早足で郵便局に向かう途中、
水路に何かの痕跡があることに気が付きました。

その痕跡は数十メートル続き
エンドレスに伸びる模様のようでした。

遠目にトラクター等のタイヤの跡かと思いましたが
近づくと不規則な模様でした。
どうやら人工物ではない様子。



急にその痕跡が何なのか突き止めたくなり
畑の中まで降りました。

そして、真近かで観察すると
鳥の足跡ではないかとひらめきました。

一つの痕跡の長辺は8センチくらいです。
これは相当大きな鳥のはず。



のどかな風景が広がる自宅周辺ではありますが
大阪です。

この地に
大型の鳥が彷徨う姿を想像すると
わくわくしました。



Yoshie


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