Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

“秩序”の意味

2010-06-10 | 思索のかけら
“秩序”という語感は、良くないのだろうか?

この言葉はどうも、自然の順当なあり方というよりむしろ、
教条的な人工のルールを思わせるようである。

しかし、そうなってしまったのは、
根源の神のあるべき秩序を乱した、岩神たちのせいなのである。

***

あの神が敬われているのは納得できない。
自分こそ、その地位につきたい。
自分こそが、最高神として敬われるべきである。

そうして、ステクの地位を、セトやバールが占める。
天の水は天の火に取って代わり、世の中は変わってしまう。

人々は考えなしに、
直感的に、感情的に、エゴに流されやすくなる。

岩盤・ゲブが、芯であるアポピスやミンに取って代わる。

芯で支えながら、柔軟に動くのではなく、
全体を硬直的にすることでしか、現状を支えられなくなる。

世の中の秩序は乱れる。
取って変わった神には、その理由が分からない。
教条で人々を縛る他はなくなる。

その地位にあるべき働きを持たない神が、
その地位に着いたのが原因なのだが。

つまりは、自らの蒔いた種なのだ。

***

テッペンにつきたい奴に、テッペン取らせればいい。
もちろん、彼が神になることさえ望まなければ。

進化は、自然淘汰に任せればいい。
もちろん、バールの国、日本は淘汰されるだろうけれど。

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