Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

菅内閣は“不透明”か

2010-06-11 | 日本人の意識と社会
菅内閣は、これから朝のぶら下がり
(テレビでよく見る、総理が記者たちに囲まれて質問に答えている奴)
を取り止めるそうだ。

ぶら下がりは夕方のみになり、
代わりに、月一回のフリー記者を含めた記者会見を行うという。

開かれた官邸を掲げた鳩山内閣からは後退であり、
透明化に逆行すると、産経記者の方は非難している。

産経記事
携帯向け
パソコン向け

しかし、記者クラブの閉鎖性の問題点は言われているし、
これが日本のジャーナリズムを駄目にしているとの指摘もある。

茂木健一郎『クオリア日記』

記者クラブとは、要するに
大手メディアによる取材独占のための組織なのだが、

このためのぶら下がりを減らし、
広く開放された記者会見を行うことが、問題だろうか?

この産経の記者の方にとって“透明化”とは、
政治が取材談合組織の為のネタ創出装置になることなのかもしれないが、

こんな事ばかり書いているから、
日本人は新聞から離れていくのではないだろうか?

いやむしろ、
談合によって一斉に同じような記事を出すだけの大手メディアが倒れ、

フリーの何か新しいメディアによって、
また別のジャーナリズムの形が生まれる方が、
正常で健康的なことではないだろうか?

***

ちなみに深見のところでは産経新聞を取っていて、
日中はほとんど人もいない支部に、読む人間もいないのに、
毎日、産経が届いていた。

すべての支部でとっていたと思う。

既存の新興宗教団体は、新聞というメディアにとって、
大口のお客様なのである。

個人のスピリチュアル・精神世界・宗教関係者では、
太刀打ちできないような。

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