Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

美輪明宏さん

2010-07-05 | 思索のかけら
天草四郎という人は、江戸時代初期(家光の時代)、
キリシタン弾圧に対して長崎の信徒たちが立ち上がった、
島原の乱のリーダーです。

軽度の霊能者で、
特に癒しの力があったとか。

美輪明宏さんは、この天草四郎の生まれ変わりと言われていて、
若い頃には、いろんな霊能者に指摘されたそうです。

(“青森の神さま”は、
そういう面もありますね、と言っただけだったけど)

若い頃は確かに天草四郎を思わせる容姿ではありましたが。

***

天草四郎とイコールかは分かりませんが、
美輪明宏さんは、厳島の系統の直霊だと思います。

厳島の弥山の土着の神さまは、
おそらくエジプトのオヌリスにあたる神。

オヌリスは、日本の山幸彦(ヒコホホデミ)にあたる神さまだと思います。
アイヌの狩猟の神も同系ではないでしょうか。

宮崎駿さんの“もののけ姫”は、
厳島の神の霊流を受けているのだと思います。

(公平を期すと、深見も、
しし神さまによく似た方が奥にいると言っていました。
もっとも深見だと、その神もユダヤ系になる訳ですが)

弁天さまとされている方たちは、
本来は妻神の玉依姫やその妹の豊玉姫だったはずです。

(ちなみに“とよ”は“戸世”の意味で、
太陽(インダス系の本当の天孫)がお隠れになった後を引き継いだ神々だと思います)

しかし今は、それを抑えるためのゲブ系の女神が、
主になっていると思います。
おそらく天武の娘たちに憑いていた神々でしょう。

天武系では、スサノオに天武、アマテラスに持統が重ねられているので、
神話で二神のやりとりから生まれた三女神は、
十市の腹違いの妹にあたる持統の娘たちに重ねたと推測できるのです。


天智の息子・大友の妻だった、額田の娘・十市は、豊臣秀吉の妻・おねの前世でしょう。
そして、淀・江ら三人娘が、天武の娘たち、ゲブ系弁天になります。

エジプト・インダス系の豊玉姫は十市=おねであり、
琵琶湖の浅井姫も同系。

持統は三人娘の母・お市だと思います。
十市と同じ名前が奇妙ですけどね。

***

厳島神社にゲブ系の神が祀られていたために、
美輪明宏さんはその影響を受けやすかったと思いますが、
オヌリスの力が強まってきましたから、もう大丈夫でしょう。

山幸彦は、潮干玉、潮満玉を大綿津見から受けついだ神です。
潮(“しお”ではなく“しほ”)は空相の水と地の火の霊質を示し、
言霊的には、火と水(かみ)を動かす如意宝珠の玉の意味になります。

その為に空海は、厳島の弥山の地を選んだのだと思いますが、
今までは、弁天の力が強すぎたために、
その本来の力が発揮されるのは難しかったのです。

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