Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

ブランデンブルグ

2009-08-27 | 芸術・美術
「ブランデンブルグ」の底鳴りする 岩手の山におれは棲む。 ~中略~ 秋の日ざしは隅まで明るく、 あのフーガのやうに時間は追いかけ 時々うしろへ小もどりして 又無限のくりかへしを無邪気にやる。 バッハの無意味、 平均率の絶対形式。 ~中略~ バッハは面倒くさい枝路を持たず、 なんでも食って丈夫ででかく、 今日の秋の日のやうなまんまんたる 天然力の理法に応えて あの「ブランデンブルグ」をぞくぞ . . . 本文を読む

ペプシしそ

2009-08-26 | ペットボトル
……う~ん。 興味本位で買ってみたんですけど。 ……う~ん。 おばあちゃんのシソ漬けの汁、 炭酸で割りました、みたいな… 母が作っても、 みんな飲まないから冷蔵庫で余ってるヤツ、みたいな… にしても、自分で割るならこんなに甘くしません! なんかしつこいんだよ。 でもさ、ペプシを冠してるんだから、 自分ちで作る以上のもの期待しちゃうじゃない? 新たな味なんじゃないか…って。 でも、そう . . . 本文を読む

原点

2009-08-25 | 愛するもの
わたしの住む地区の産土(うぶすな)さま。 諏訪の神さまの社です。 家は地区の外れにあるので、 本当はここより、隣の地区のお社の方が近かったりします。 でも、秋のお祭りの御神輿が出るのはここでしたし、 わたしが生まれた時のお宮参りも、ここと善光寺だったそうです。 *** 何の変哲もない、よくあるお社ですが、 一番ふるい記録は平安時代。 当時、この一帯は荘園だったそうで、 神社は、その荘園の . . . 本文を読む

武水別神社

2009-08-24 | 郷土史
長野盆地の南の端、 長野県千曲市の、少しさびれた匂いのする古い宿場町の近くに、 武水別神社という、大きな神社があります。 延喜式内大社にも列せられた古い神社だけれど、 いつの頃からか名前が変わり、 神仏分離まで、長いこと八幡さまとして親しまれていました。 茶屋のうずらもちが美味しい(笑) *** 武水別神社の縁起では、創建は孝元天皇の御世、 とのこと。 祭神は武水別神。 水分神(みまくり . . . 本文を読む

GINGER ALE Summer Cooler

2009-08-23 | ペットボトル
ジンジャーエールの夏期限定バージョンなのかな? 珍しくて安かった(95円)ので、買ってみました。 おいしい! 少しオレンジの風味があるんですが、 それもちょうど良くて。 ベースは勿論、ジンジャーエールなんですが わたしはこっちの方が好きかも。 フルーティーでさわやかだから、女の子好みですね、多分。 同じく安売りの(笑)シュークリームと一緒に飲んでるんですが、 ちょうどいいですよ。 . . . 本文を読む

草ぼうぼう

2009-08-23 | 愛するもの
久しぶりに見た公園の丘は ぼうぼうに伸びた青草に覆われていました。 ときどき大きな芝刈機が入って いつもきれいに切り揃えられる草の丘。 その麓で、楽しげな人たちが飛び回る 父と子がキャッチボールし、サッカーボールを蹴る その場所が 見捨てられた野っ原みたいに。 雨が多くて梅雨みたいな天気だったからなぁ。 管理の人たちも、 夏休みだったのかな? *** 東京ではそんなに見ないと思いますが . . . 本文を読む

裁判員制度

2009-08-22 | 思索のかけら
もうタイムリーからは程遠くなってしまいましたが、 裁判員制度について。 mikiのブログにコメントしたものを、アップしておきます。 *** 定着するかどうかはともかく、わたしは理念的には賛成です。 イギリス中世を舞台にした小説なんか読むと、荘園における裁判って、 罪によってコミュニティの誰かが受けた損害に対して、 コミュニティの代表がその償いを決める、という事だと思うんです。 つまり、こ . . . 本文を読む

今日のあかりカフェ

2009-08-21 | カフェ
本屋に行く途中で、あかりカフェに立ち寄りました。 およそ一ヶ月ぶりくらいです。 奥さんも、 “最近来ないな~”と、 ちょうどこのブログを見ていてくれたそう。 色々な方に心配をしていただいてます。 ありがとうございます。 もっと喜んでもらえる受け答えができればいいんだけど。 なにせ、精神状態次第で…(困) *** 空気に秋の気配が滲んできたとはいえ、 まだまだ暑いです。 でも今日はホッ . . . 本文を読む

開拓精神

2009-08-21 | こころ
開拓の精神を失ふ時 人類は腐り 開拓の精神を持つ時 人類は生きる 精神の熱さに活を与えるもの 開拓の外にない ~高村光太郎“開拓に寄す”より~ *** 高村光太郎は、戦中~戦後、 独り、岩手の山小屋に疎開していた。 智恵子は既に失っていた。 わずかな土地を開墾し、やっとの思いで自給自足する厳しい生活。 けれど、彼の精神は充足していたと思う。 すべてを構成するものの中に智恵子を見い出しな . . . 本文を読む

ALOHA MAID Tea Squash

2009-08-20 | ペットボトル
大化の改新は一休みして、近況報告など。 体の調子もよくないし、 精神的にも不安定な状態が続いていまして。 体はともかく、精神的に不安定、というのが問題。 まともな応答ができていないような気が…。 多方面にご迷惑をお掛けしちゃいないか心配です(苦笑) *** そんなわたしに、母が、伊藤園のペットボトル入り紅茶を買ってきてくれました。 しつこく“TEAS'TEA”を探していたのを、 覚えてい . . . 本文を読む

蘇我の住む山

2009-08-19 | 郷土史
善光寺平の西南の方角に、 茶臼山・篠山・虚空蔵山といったごく低い山並があります。 この山々の麓と、その山あいの地域は、 古く、布施の郷と呼ばれていました。 善光寺周辺とは別の文化圏になると思います。 *** この地域には多くの古墳がありますが、 中でも川柳将軍塚古墳は、長野県下でも最大級の規模を持ちます。 地元では、孝元天皇の王子にして“四道将軍”であった 大彦命の墳墓と伝えられています . . . 本文を読む

世界に続く海

2009-08-18 | 郷土史
現在、日本の表玄関は、太平洋側。 海の向こうには、文化の先進地として憧れだった、アメリカがあります。 ですが、反対の日本海側には、どことなく淋しい裏日本のイメージがあります。 冬の暗い気候と荒波が、その印象に拍車をかけている。 けれど、日本の歴史の大部分において、 世界に開かれた窓は、日本海側でした。 “国家”という概念の稀薄だった古代、 朝鮮半島や中国大陸沿岸部とは、 同じ文化圏として盛ん . . . 本文を読む

菅平

2009-08-17 | 愛するもの
久しぶりの晴天で、 菅平がくっきりと見えた。 *** 菅平は、四阿山と根子岳の二つの山からなる。 四阿山は太古の活火山であり、 なだらかな根子岳は、そのカルデラ周辺部にあたる。 四阿山は、群馬側では吾妻山と呼ぶらしい。 ヤマトタケルが、自分の身代わりになって湖に沈んだ妻・オトタチバナを思い “ああ、吾が妻よ”と嘆いた場所である、との伝承による。 四阿山は、長野側から見ると 根子岳の真後ろ . . . 本文を読む

墓参りその二

2009-08-16 | 日記
今日は母方の墓参りに。 父の方とは対照的な、今どきの市民霊園で、 長野のみんなのお墓! みたいな所。 飯綱の手前の山の中にあります。 子供の頃、近くの“青少年の家”で合宿した記憶が…。 ラジオ体操とか、霊園でしました(笑) 確か。 …今考えると、ちょっと怖いかも(笑) *** 久しぶりによく晴れて、 木々の緑も鮮やか。 沢山の人が、 お揃いの墓碑に手を合わせているのは不思議な感じ。 . . . 本文を読む

墓参り

2009-08-15 | 日記
父の故郷は、新潟との県境の、山の中である。 家は分家で、誰一人なくなっていないので、 まだ仏壇もお墓もない。 お盆でも、用意も迎え盆も何もない。 ただ、墓参りに行くだけだ。 昔は家族全員で行ったものだけど、年々参加者が減り(笑) 今は、母と二人で行くことが殆んど。 父の両親の墓参りに、なぜ母と二人なのか、疑問は残る(笑) *** いつもは、狭い峠道を越える裏道を使うのだけど、 行き掛け . . . 本文を読む