「ブランデンブルグ」の底鳴りする
岩手の山におれは棲む。
~中略~
秋の日ざしは隅まで明るく、
あのフーガのやうに時間は追いかけ
時々うしろへ小もどりして
又無限のくりかへしを無邪気にやる。
バッハの無意味、
平均率の絶対形式。
~中略~
バッハは面倒くさい枝路を持たず、
なんでも食って丈夫ででかく、
今日の秋の日のやうなまんまんたる
天然力の理法に応えて
あの「ブランデンブルグ」をぞくぞ . . . 本文を読む
……う~ん。
興味本位で買ってみたんですけど。
……う~ん。
おばあちゃんのシソ漬けの汁、
炭酸で割りました、みたいな…
母が作っても、
みんな飲まないから冷蔵庫で余ってるヤツ、みたいな…
にしても、自分で割るならこんなに甘くしません!
なんかしつこいんだよ。
でもさ、ペプシを冠してるんだから、
自分ちで作る以上のもの期待しちゃうじゃない?
新たな味なんじゃないか…って。
でも、そう . . . 本文を読む
わたしの住む地区の産土(うぶすな)さま。
諏訪の神さまの社です。
家は地区の外れにあるので、
本当はここより、隣の地区のお社の方が近かったりします。
でも、秋のお祭りの御神輿が出るのはここでしたし、
わたしが生まれた時のお宮参りも、ここと善光寺だったそうです。
***
何の変哲もない、よくあるお社ですが、
一番ふるい記録は平安時代。
当時、この一帯は荘園だったそうで、
神社は、その荘園の . . . 本文を読む
長野盆地の南の端、
長野県千曲市の、少しさびれた匂いのする古い宿場町の近くに、
武水別神社という、大きな神社があります。
延喜式内大社にも列せられた古い神社だけれど、
いつの頃からか名前が変わり、
神仏分離まで、長いこと八幡さまとして親しまれていました。
茶屋のうずらもちが美味しい(笑)
***
武水別神社の縁起では、創建は孝元天皇の御世、
とのこと。
祭神は武水別神。
水分神(みまくり . . . 本文を読む
ジンジャーエールの夏期限定バージョンなのかな?
珍しくて安かった(95円)ので、買ってみました。
おいしい!
少しオレンジの風味があるんですが、
それもちょうど良くて。
ベースは勿論、ジンジャーエールなんですが
わたしはこっちの方が好きかも。
フルーティーでさわやかだから、女の子好みですね、多分。
同じく安売りの(笑)シュークリームと一緒に飲んでるんですが、
ちょうどいいですよ。 . . . 本文を読む
久しぶりに見た公園の丘は
ぼうぼうに伸びた青草に覆われていました。
ときどき大きな芝刈機が入って
いつもきれいに切り揃えられる草の丘。
その麓で、楽しげな人たちが飛び回る
父と子がキャッチボールし、サッカーボールを蹴る
その場所が
見捨てられた野っ原みたいに。
雨が多くて梅雨みたいな天気だったからなぁ。
管理の人たちも、
夏休みだったのかな?
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東京ではそんなに見ないと思いますが . . . 本文を読む
もうタイムリーからは程遠くなってしまいましたが、
裁判員制度について。
mikiのブログにコメントしたものを、アップしておきます。
***
定着するかどうかはともかく、わたしは理念的には賛成です。
イギリス中世を舞台にした小説なんか読むと、荘園における裁判って、
罪によってコミュニティの誰かが受けた損害に対して、
コミュニティの代表がその償いを決める、という事だと思うんです。
つまり、こ . . . 本文を読む
本屋に行く途中で、あかりカフェに立ち寄りました。
およそ一ヶ月ぶりくらいです。
奥さんも、
“最近来ないな~”と、
ちょうどこのブログを見ていてくれたそう。
色々な方に心配をしていただいてます。
ありがとうございます。
もっと喜んでもらえる受け答えができればいいんだけど。
なにせ、精神状態次第で…(困)
***
空気に秋の気配が滲んできたとはいえ、
まだまだ暑いです。
でも今日はホッ . . . 本文を読む
開拓の精神を失ふ時
人類は腐り
開拓の精神を持つ時
人類は生きる
精神の熱さに活を与えるもの
開拓の外にない
~高村光太郎“開拓に寄す”より~
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高村光太郎は、戦中~戦後、
独り、岩手の山小屋に疎開していた。
智恵子は既に失っていた。
わずかな土地を開墾し、やっとの思いで自給自足する厳しい生活。
けれど、彼の精神は充足していたと思う。
すべてを構成するものの中に智恵子を見い出しな . . . 本文を読む
大化の改新は一休みして、近況報告など。
体の調子もよくないし、
精神的にも不安定な状態が続いていまして。
体はともかく、精神的に不安定、というのが問題。
まともな応答ができていないような気が…。
多方面にご迷惑をお掛けしちゃいないか心配です(苦笑)
***
そんなわたしに、母が、伊藤園のペットボトル入り紅茶を買ってきてくれました。
しつこく“TEAS'TEA”を探していたのを、
覚えてい . . . 本文を読む
善光寺平の西南の方角に、
茶臼山・篠山・虚空蔵山といったごく低い山並があります。
この山々の麓と、その山あいの地域は、
古く、布施の郷と呼ばれていました。
善光寺周辺とは別の文化圏になると思います。
***
この地域には多くの古墳がありますが、
中でも川柳将軍塚古墳は、長野県下でも最大級の規模を持ちます。
地元では、孝元天皇の王子にして“四道将軍”であった
大彦命の墳墓と伝えられています . . . 本文を読む
現在、日本の表玄関は、太平洋側。
海の向こうには、文化の先進地として憧れだった、アメリカがあります。
ですが、反対の日本海側には、どことなく淋しい裏日本のイメージがあります。
冬の暗い気候と荒波が、その印象に拍車をかけている。
けれど、日本の歴史の大部分において、
世界に開かれた窓は、日本海側でした。
“国家”という概念の稀薄だった古代、
朝鮮半島や中国大陸沿岸部とは、
同じ文化圏として盛ん . . . 本文を読む
久しぶりの晴天で、
菅平がくっきりと見えた。
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菅平は、四阿山と根子岳の二つの山からなる。
四阿山は太古の活火山であり、
なだらかな根子岳は、そのカルデラ周辺部にあたる。
四阿山は、群馬側では吾妻山と呼ぶらしい。
ヤマトタケルが、自分の身代わりになって湖に沈んだ妻・オトタチバナを思い
“ああ、吾が妻よ”と嘆いた場所である、との伝承による。
四阿山は、長野側から見ると
根子岳の真後ろ . . . 本文を読む
今日は母方の墓参りに。
父の方とは対照的な、今どきの市民霊園で、
長野のみんなのお墓! みたいな所。
飯綱の手前の山の中にあります。
子供の頃、近くの“青少年の家”で合宿した記憶が…。
ラジオ体操とか、霊園でしました(笑) 確か。
…今考えると、ちょっと怖いかも(笑)
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久しぶりによく晴れて、
木々の緑も鮮やか。
沢山の人が、
お揃いの墓碑に手を合わせているのは不思議な感じ。
. . . 本文を読む
墓参り
2009-08-15 | 日記
父の故郷は、新潟との県境の、山の中である。
家は分家で、誰一人なくなっていないので、
まだ仏壇もお墓もない。
お盆でも、用意も迎え盆も何もない。
ただ、墓参りに行くだけだ。
昔は家族全員で行ったものだけど、年々参加者が減り(笑)
今は、母と二人で行くことが殆んど。
父の両親の墓参りに、なぜ母と二人なのか、疑問は残る(笑)
***
いつもは、狭い峠道を越える裏道を使うのだけど、
行き掛け . . . 本文を読む