67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

フランス語はやさしいだけでなく、学んでたのしい言語だ。

2013年12月03日 18時14分57秒 | 日記

フランス語の様子が徐々にわかり、文章がくみたてられるようになると、どうしても単語量の不足を痛感させられます。それでともあれ1000個ほどの単語を覚えようと単語帳を作ることにしました。youtubeから拾った単語を記載していていて気づいたことはフランス語の動詞は大きく変化するということです。おそらくしかし共通性があって、10個、20個と覚えるうちに類推が働いてくるのではないかと思います。最初に決めたように文法は自然に気づくこと以外、注意を払わずに、実際に使用されている文章をそのまま何回も聞いて覚えるながら規則や変化は自然に身に付くと期待しています。どうしても身につかなければ、その時に改めて覚えればよいと思います。

過去の英語の学習において悪い習慣が植えつけられておりました。それは文法を覚えてからその規則にのっとって文章を作成するという暗黙の理解がありまして、多くの学習時間がそのことのためにとられ、そのことのために英語学習を面白くないものにしていました。それよりも数語の単語からなる1文を覚えるほうが英語を運用するうえでも、また理解するうえでも重要と思います。フランス語でも同じだと思います。たとえば la, le, lesは英語で言えばtheに当たるのですが、「僕がその男だ」という場合に Je suis le homme. 女の子であればJe suis la femme.となるだろうということがぼんやりとわかってきます。これが正しいか否かは断言できませんが、今後同じような文章に出合うことによって確認できると思います。つまり Je suis....という表現を一つ覚えれば、たとえば「私は山田です。」という場合でも Je suis Yamada.などと即座に利用できます。

また音から入ることも重要です。上のJe suis Yamada. ははじめ「ジュスイ ヤマダ」と聞こえます。これを初めに書き物としてみますと、どうしても「ジェスイス ヤマダ」となってしまいますので、後々修正するのに覚えた時間を含めて2倍の時間を浪費してしまうことになります。

先日 I canというフランスを学びました。つまりJe peuxです。これはYoutubeの発音によれば「ジュプー」です。発音を聞いてスペルを見ると、euなどの母音が重なる音は一音でこの場合は「ウ」なのではないかという類推が立ちます。これも後々他の単語で確認できると思います。たとえば「持つ」は"avoir"で、"a little"は"un peu"ですので、「少し持つことができる」は"Je peux avoir un peuとなるだろうと想像がつきます。たとえば"I can go a little with you"の場合「行く」は"aller"であり、"with"は"avec"であり"you"は"vous"なので当然"Je peux aller un peu avec vous.となります。つまり一つの基本例文を覚えてしまえば、あとは単語を入れ替えるだけで文章がくみたてられ、少なくとも文章構造についてはほとんど間違えないで作文ができます。今まで学んだ発音に直しますと、「ジュプー アレイ ウンプー アベク ぶー」となります。

言語学習のコツをつかんだような気分でこれを書いていますが、フランス語を始めてまだ3か月です。文章を組み立てるのに単語量の不足を痛感していますので、しばらくわからない部分は英語の単語で代用してゆくつもりです。

とにかくフランス語は英語のように大きな抑揚がなく、日本語に似ていますし、規則性がはっきりしているので、というかまだ不規則性があることに出合っていないのか、類推が効くので学んでいてすごく楽しめます。

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