ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

トリカゴ(辻堂ゆめ)

2023年04月28日 | 国内ミステリー

辻堂ゆめの「トリカゴ」を、やっと読んだ。作者渾身のミステリー
ということで、最初に読みたかったのだが、やっと図書館で借りれた。

虐待や無戸籍者の問題を取り入れた社会派ミステリーとのことだが、無戸籍という
世界があるのに衝撃を受けたという書評が多かったが、自分も同じだ。

子供の時、捨て子の事件などがあると、お前も橋の下に捨てられてたのを拾ってきたと、
冗談を言われて、泣いた記憶がある。

捨て子でも、戸籍は作られるが、戸籍のない人たちが居るというのが不思議だ。

この題名の曰くについても、驚愕だ。家の中に閉じ込められていた兄妹が言葉も
しゃべれなくなり、鳥のようにふるまうようになる事件があったというのだ。

少々、長いので、読むのに苦労したが、中々、面白かった。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« CAT O'NINE TALES(JEFFREY AR... | トップ | 錯乱(池波正太郎) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

国内ミステリー」カテゴリの最新記事