読売新聞の書評に、大人気の警察小説、21世紀の「87分署」シリーズと絶賛されており、早速、読んでみた。
警察小説で、「87分署」という名前は、知っているが、実は、読んだことはない。しかし、結構、警察小説は、面白い。間違いはないと思っている。図書館で、借りだすと、すぐに予約が入っており、もしかしたら、私以外にも、読売新聞の書評で、選ぶ人がいるのではないかと思い、ちょっと、親近感を覚えた。
さて、 . . . 本文を読む
JEFFERY DEAVERも、007の小説を書いていると知って、読んでみた。
映画の007のイメージは、自分の場合、ショーンコネリーが、圧倒的だ。
小説も、同じようなイメージで読み進んだが、ちょっと、格調高すぎるような文体だった。
いろいろな、知識や含蓄が盛り込まれているという感じだったので、ちょっと、読みにくい部分もあった。
また、スケール的にも、やや、小ぶりのような印象を持った。スト . . . 本文を読む
8篇の短編からなる新田次郎の時代小説で、どれも、とても面白かった。
ちょっと、残念なのは、「凶年の梟雄」を含む3篇は、以前よんだ時代小説短編集「赤毛の司天台」とダブっていたものだった。
読んでいるうちに、気が付いたが、忘れている部分もあるので、また、読んでしまった。
「きびだんご侍」は、小作人が川中島の戦いで、手柄を立てる物語をコミカルに描いたものだが、「最後の叛乱」などは、幕末のアイヌの反 . . . 本文を読む