ときどき、英文法をおさらいしたくなる。
好きな英文法書を何度となく見れば良いような気も
するのだが、ついつい、もっと、わかりやすく書いて
ないかと、他の書も手にとってみたくなる。
その場合、だいたい、あまり分厚くなく、字も大きい。
また、主に塾の現場で教えている方の書が多い。
東後幸生氏のこの文法書もわかりやすく書いてある
と、同時に、期待通り、独自の説明方法があり、面白かった。
特に話法の時制の説明が面白かった。
下記のように色で表現しているのだ。
現在=透明、
過去=薄い青、
過去完了=濃い青
たとえば、He says,"I am busy."という直接話法の時制だと、
透明+透明=透明ということになり、間接話法に書きかえると、
He says that he is busy.と後半の文の時制は現在となる。
同様に、He said,"I am busy."だと、薄い青+透明=薄い青
となり、He said that he wa busy.
He said,"I was busy."だと、薄い青+薄い青=濃い青となり、
He said that he had been busy.となる。
なかなか、ユニークな本だ。高校生くらいの時に、こういった本に
出あっていたら、英文法をきらいにならなかったかも知れない。
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