なんかな。
最近どうもおいらのやることにゃ、取りこぼしがあるな。
父の施設への見舞が、そもそも苦痛。
毎週とかうんざりなので、さすがにそれはやらんが。以前は2週間に1回くらい行っていたのが、最近はなんとなく面倒で延ばし延ばしになって2-3週間に1回くらい。たまに1ヶ月ぶっちするときもある(笑)。
しかし、備品の補充はそれなりにせねばならんし、掃除は週一でやってくれるという契約になっているが、実際大して綺麗にはしてくれない。便器とか割と汚れたままで放置されるし。そうなると、行くたびに掃除をせねばならん。ならんというか、行ったからにはというか。
電動の髭剃りもアルコール洗浄ができる機種だが、施設の人はそういうことまではやってくれないので、これも行った時にほかの掃除をしながらシェーバーも掃除する。洗面所とか。
洗濯物も一応、クリアケースみたいなのを買ってあるが、施設の方が人それぞれに適当に棚に突っ込んでしまったりするので、ぐちゃぐちゃになっている。行くたびに、整理しなおす。
そうそう、ムカつくことがあったな。
トイレの消臭スプレーを自費で買って部屋に置いてあった。名前も書いてある。
部屋にないので「使い終わって捨てたのかな」と思っていたが、たまたま私自身が用を足すために共用トイレを使った。そうしたらそこの洗面所にうちのトイレの消臭スプレーが置いてある。
オイオイ…。
名前書いてあるのにさ、個人で買っているものを共有スペースに持っていって使うたぁ、どういう料簡だよ。
こういうことがね、多々あるんだよねー。
ずさんなの。
勿論、ケアワーカーに文句は言ったけれど、弁償してくれるわけでもないでしょう?
24時間監視しているわけにもいかんのだしさ。信用して任せていても、この体たらくだもんな。
金払っていたって、こういうことは年中起こるわけですよ。
よほど高級な介護施設とかだったら別でしょうけれども。
とは言え、うちだってトータルで30万近くは毎月払っているんでっせ?結構な額よ?
来年から介護負担が3割も導入になるし、3割になったら、マジ生活していけん…。
この施設にもいられるかどうか…。
あーつまるところ、人生はお金だよ。
お金は大事だよ~(涙)♪
で、差し入れでお菓子などを色々持って行った。
父の故郷の柏屋の薄皮饅頭、たまたま駅ナカで見かけたので買って持って行った。
あんぱんとくるみゆべしと。ゆべしというのは本来、「柚餅子」と書くので柚子の菓子である。しかし、東北地方では柚子は取れないので、代わりに「くるみ」などを使ったもちもちしたお菓子を「ゆべし」と呼ぶのである。矛盾だがな。初めて柚餅子を食べた東北の人は、よほどそのおいしさに感動したのだろうよね。似たものを手近な材料で作ろうと工夫をこらしたのだろう。健気よのぅ。
だから、アテクシにとっての慣れ親しんだ「ゆべし」は東北の「くるみゆべし」なんですね。
で、そちらに気を取られていたら、元来持っていこうとしていた「フキノトウ味噌」をすっかり忘れていた。田舎の伯母がフキノトウを少し前に送ってくれて「天ぷらにでもして持っていってあげて」ともらったものの、天ぷらだと日にちが経ったら美味しくないので、フキノトウ味噌を作って小さなおにぎりにでもして、塗って持っていこうかと思ったのだ。
あんぱんとか買っていたら、すっかりそのことを忘れていた。
帰宅して冷蔵庫を見て、
「あ~、フキノトウ味噌!」と。
作ってからもうずいぶん時間が経っているし、そんなに頻繁に施設に行きたくないし。
次に行くのは2-3週間後だろうし。
ん~。
もう市販のフキノトウ味噌でも買って、「田舎のだよ」とか言って持っていくか(←邪悪)。
や、だってさ。「田舎の」っていう接頭語をつければ、父は頭おかしいからなんでも「美味しい」と刷り込みがされているのよ(笑)。
本物がいいだろうけれど、のっぴきならない事情の場合、嘘も方便ですゎ。
田舎の人って自分で動かないくせに「あれをやってやれ、これをやってやれ」と五月蠅いのね。
なら、自分が動け、と思う。
自分が動かないなら「黙ってろ」って。
それがマナーだろうが。自分がやらないことには、口出すんじゃねぇ。
そこらへんの感覚が違うから、本当にやっかい。
アテクシは自分が責任取れないことには、一切口を出しませんよ。
小心者なのでね。
せっかく作ったのにねぇ、フキノトウ味噌。
一人で黙々と食っとるワイ(笑)。
好きではあるけど…。
さすがに2週間くらい食べ続けていると、もうあの香りにうんざりしてきたョ(苦笑)。