Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

気分は謝肉祭

2007-07-31 | Weblog

千代美です。
いつものカイロの先生のところへ行ってまいりました。先生は本当にマッサージがお上手で、施術されているうちに「あぁ、この人になら抱かれても構わない」と思ってしまうほどですの。とても気持ちが良いのです♪

肩甲骨の辺りをぐりぐりとマッサージされますと、とても千代美、痛いのですけれど、その痛さがまた丁度心地良い。効いてますわね、と分かるのです。でも、痛いのに、千代美なんだかくすくす笑いたくなってしまいました。マッサージされていると、すぐ笑い上戸になるのですわ。

「千代美さん、どうされたんです?」と先生が笑いを含んだ声で聞かれるものですから。正直にお答えいたしました。

「なんか、ほら、あれですわよ。お料理で鶏肉を切り分ける時の羽の辺りをぐりぐり切りとられているような気持ちになってしまいますわ。うふふ♪」

「ははは。そういうのを想像してしまうとねぇ。」

先生は山男ですの。素敵なんですのよ?お年はかなりいっていますけど、あごひげなんかに少し白髪が交じっていて、スキンヘッドですの。目がくりくりと快活でいたずらっ子のようです。結構なハンサムさんだと千代美は思います。そんな素敵な男性に触れられているだけで、千代美とても気持ちよくなってしまいますわ。

しかも、今日は凄かったんですの。背中をマッサージされている時、ちょっと自分でも硬いなと思ったのです。そうしたら一通り終わった後で、先生が、

「背中、左痛かったですか?胃の調子悪いですか?」

「痛気持ち良かったですけれど。胃腸の調子はいつも良くないんですの。分かります?」

「吐いたりしていますか?コリとは違うちょっとヘンな硬さがあったからね」

先生はなんでもお見通しなんですのね。千代美、どうも体の調子はいつものことですけれど、余り良くなくて。胃の調子は年中悪いのですのよ。分かるものなんですわね、感心致しました。

先生は腕の辺りをマッサージしている時も、綺麗なスナップをきかせるのですの。ほとんど芸術的ともいえる動きなのですわ。無駄がなくて、きゅきゅきゅ、というような動きですの。それを見ていると、千代美「鮨職人」という言葉が浮かんできてしまいますのよ。ほら、握ってくださる時の、職人さんの手首。なので、先生にそうお伝えしましたら、先生はまた笑っていらっしゃいました。

千代美、本気で褒めているんですけれど。
どうも喩えがよろしくないのね。
いつも笑われてしまいます。

痛みのない身体になれたら、どれほど快適でしょうね。

あぁ、今日も千代美は肩甲骨ぐりぐりの謝肉祭の鶏です(笑)。
コメント

小浜ガール

2007-07-31 | Weblog
これ、面白いですわ。

アメリカ大統領選の民主党候補のバラク・オバマ氏の勝手な応援ビデオです。オバマ・ガールが「あなたに首ったけ♪」と歌っていますの。 歌詞もなかなかユーモアがあって素敵です。

日本の政治にもこれくらいお茶目さがあるといいんですけど♪ ちなみに、これは勝手に広告代理店か何かに勤めている人がふざけて作っているだけで、必ずしも民主党を支持しているのでもないそうですけど、なかなか笑えますわ♪

ご照覧あれ。普通の音楽PVみたいですわよ。

Obama Girl
コメント

うしの日

2007-07-31 | Weblog

もうっ~。
そうじゃありませんわね。

今日は土用の丑の日でした。
土用って季節ごとにあるらしいですわね。夏だけではないのですね。

というわけで。
今晩のお夕食は「うなぎの蒲焼」でしたの。
千代美は食べるだけですけれど。うふっ♪
お料理は殿方にいつもお任せです♪

写真を撮るまでもなく、気付いたら食べ終わっていましたわ♪
千代美、実は大してうなぎは好きではありませんの。別に嫌いでもありませんけれど。でも、殿方はお好きな方が多いですわね。以前デートで「うなぎ屋」さんに入ったこともありました。懐かしいですわ。

かわいい年下の坊やで、鎌倉に一緒に参りましたの。そこで彼がうなぎを食べたいと言ったので、確か一緒にいただきました。その坊やを「男」にしたのは千代美ですのよ♪今思えば、惜しい男を手放したわぁなどと思います。

だってね、千代美と別れると、皆さん大抵出世しますのよ?この彼だって、物凄いお金持ちになってしまったのですもの。今では億単位のお金を動かす人になってしまいました(笑)。千代美、見る目ありませんわねぇ。でも皆さん、ほんと出世していくのですのよ(笑)。

土用の丑の日。
うなぎを食べて、この夏を元気に乗り切れますかしら?

コメント

雨音

2007-07-30 | Weblog

耳の奥で雨の降るような音がしてくるのですの。
参りましたわ。

先日坂の街へ出かけた際に買ってきたチーズを食べようと思いまして、赤葡萄酒を買ってきたんですの。その前にどうしてもチーズの味見がしたくて日本酒で食べてしまったら、それはどうもやはり、なんというか、違う気が致しましたので。

チリの赤葡萄酒。
近くの便利屋さんで買ったものですから、あまり名の知れたものではなかったのですけれど、どうせ千代美にはよく違いが分かりませんから、構いませんわ。

お風呂上りもしばらくしてでしたから、大丈夫でしょう、などと思って飲んでいたら、久しぶりにエライことになりましたゎ。食べ終わったお皿とグラスを洗おうとお台所まで行きまして、洗い始めたら、耳の奥で「さーっ」と雨の降るような音がするんですのよ。それから、くらくらとして参りました。

あー、いけない。完全に酔ってしまいましたわ、と思った時には遅かったんですの。急に立ったのがいけなかったのでしょうかしら。以前も日本酒でこれをやってしまって、フラフラになったことがございますの。

よたよたとお部屋に戻って、バタンきゅー、でした。
ボトル半分も飲んでいなかったのですけれど。ダメですわねぇ。
元々千代美はお酒は余り強くないので、半分も飲んだらかなりダメですけれど。お泊りでないと飲めませんわね。

あー、怖かったです。
耳の中の、雨の音。
これを聞くと、千代美「二度と致しません」とか「反省」という言葉が浮かびますわ(笑)。

でも、もうこれも過ぎたお話ですから、今晩は残っている赤葡萄酒をやっぱり少しいただいてみようかと思っているんですけれど。ダメかしら?

また、雨が降ってきますかしらね?(笑)
ごきげんよう♪

コメント

Pirates of Caribbean

2007-07-29 | Films
まぁ、わざわざ書くほどもない映画(笑)。
東京ディズニーランドの「カリブの海賊」の映画版、とでも思ってくれれば宜しい。

何を今更こんな映画を見ているのだ?と問われると困る。真面目な映画を見たくなかったから、なんとなくだらだらと時間をただ気楽にアホに潰せる映画を選んだ。あとの録画作品は、割りにヘビーなものが多いので。

大いに。
筋無し。(笑)

くだらんねぇ。

まぁ、夏休みの映画つぅ感じ?

でも、唯一良い点があるとすれば、それはジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ船長。ジョニー・デップというのは、本当にとらえどころの無いいい役者だと思う。とてもセクシー。それでいて、どんな役柄、コメディ的な役柄からシリアスな役柄まで気負い無くさらっとこなしてしまう。クセのある、いい役者だ。私はクセのある役者がとにかく好きである。(笑)

ジャック・スパロウのお茶目さでこの映画は持っているようなものだ。そして、映画を見ていると、それがハンサムなジョニー・デップだということを忘れる。いつのまにか「ジャック・スパロウ」として見ている。どぎつい化粧もなんのその。それを一つのキャラとして確立させてしまうのは凄い。

つまり。
この映画はジャック・スパロウのお茶目さを楽しむだけの映画です。(断言)

(しかし、突っ込んでもよければ。手錠をかけられたまま、お約束のごとき、ロープに手錠の鎖をひっかけて長いロープをさーっと滑って逃げるまでは、よし。で、次の画面ではもう、ジャックは飛び降りてるのです。ロープを。でもさ、それ鎖繋がっているんなら、どうやって飛び降りたの?って疑問に思いません?(笑)多分、ずっと疑問です。ってか、ジャック、人に非ず、ならば何も一生懸命ぶっこいて逃げることもないでしょうがっ!)



コメント

選挙とビールとMarvin gaye

2007-07-29 | Weblog
むしむしと暑いですわね。
千代美です。選挙の投票に行ってまいりました。遠雷が聞こえ、一雨来そうですわ。
投票の帰りに、投票所の選挙ポスターの前で立ち止まっている親子連れを見かけました。お父さんが小学校一年生くらいの女の子に話しかけています。

「ねぇ、どの人が悪そうに見える?どの人が優しそうとか?」

「え~~っ?」

女の子は両親に手をつながれて、その間ではにかんでいる。
奥さんが、あなた何言ってるのよ、とかなんとか。

「いや、子どもの勘で分からないかなぁ、とか思ってさ。」

思わず、背後にそれを聞いていて、千代美笑ってしまいましたわ。
お父さん、投票する相手くらいちゃんとご自分で決めてくださいましよ。
まぁ、こんなものですわね。選挙に対する意識なんて。来るだけマシですし。

投票のために出かけるのは億劫でしたわ。その為に着替えて、日やけ止めを塗って、お化粧をして、下着をつけなければなりませんの。ほんの10分くらい歩いただけで、汗がびっしょりになってしまうんですわ。出かけたくない気持ちも、千代美よく分かります。

投票から帰ってきて、シャワーを浴びて、クーラーをかけました。贅沢ですわね。
ビールを片手に、Marvin Gayeをかけました。Mercy Mercy meが流れています。夏ですわ。

Mercy Mercy meでしたかしら、他の曲でしたかしら?忘れてしまいましたけれど、GayeがベルギーのOostendeという街で作った曲があるのですのよ。Oostendeというのは、昔、イギリス人の保養地として栄えた場所なのですけれど、今は寂れた港町です。

ベルギーの方はよく魚介類を食べます。生で食べたりもします。道端の屋台でサザエや貝のスープなどを売っていたりします。とても美味しいんですの。千代美、Gayeの曲を聴きながら、Oostendeへの旅を思い出しましたわ。楽しかったですわ。

旅って不思議ですわね。観光名所のことなどはほとんど思い出さず、過ぎてみれば、何気ないワンシーンばかり記憶に残っていますのよ。きっと旅ってそういうものなんですわね。たとえば恋人が生魚を丸呑みして、慣れていない韓国人の女の子の友達だちがそれを見て嫌そうな顔をしていたこと。千代美は全く抵抗ないので、恋人と一緒にお魚を丸呑みでいただいたんですけれど。

もうすぐ雨が来ますわ。
千代美のお友達の住まう街では、大雨が降っているということです。

Marvin Gayeとビールと。
あ、Where are we going?が流れてきました。

のったりとした夏の午後です。


コメント (2)

Vis a vis

2007-07-28 | Weblog

千代美、悲しいですわ。
悲しい発見をしてしまいました。

インターネットで、近くのレストランを検索していましたの。近く、と言ってもそれほど近いわけでもなくて、電車に乗って30分くらいはかかるんのですけれど。なぜでしたかしら、以前は時々用事があってその辺りまで行くことがありましたの。

そのお店の見かけはジャマイカ風で、なぜかお食事にはアフリカ料理などが出ていましたのよ。やしの芽のサラダとか。ピーナッツ味のカレーとか。アフリカ料理って意外に辛いんですのよ。あとはトルコ風の春巻きなどもありました。レゲエ好きのご夫婦が経営されていまして、かかっている音楽にもこだわりがあり、サッカーの時期はスポーツ観戦ができるようなバー兼レストランでした。

千代美サッカーはそれほど、外で鑑賞したいとは思わないのですけれど、ワールドカップレベルのサッカーは好きですから、たまに映像を眺めたりしていました。

ジャマイカ風の佇まいだけあって、ラム酒を基本としたカクテルも豊富でしたの。お値段はさほど安くもありませんでしたけれど、店内に手書きの絵がところ狭しと描いてあって、気取っていなくて、お店の方も気さくで好きでしたの。その駅へ立ち寄る用がある時には、大抵寄っていっていたのですわ。

先ほど、近くその駅の辺りへ行くものですから、久しぶりにそのお店を調べていましたの。そうしたら、お店が昨年無くなっていたことが分かりました。こじんまりとした、余り儲けにもこだわっていないようなお店でしたから、驚きもしない分なんだかとても悲しかったですわ。

久しぶりにそのお店へ行こうかと思っていましたのに。

Vis-a-vis。フランス語で「面と向かって」という意味です。
気取りが無くて、心地良くお互いを見つめていられる、本当に「素」で楽しめる場所でした。

過ごした思い出はなくなりません。
今でも千代美はそのお店の内装の澄んだ青い空のような壁の色を覚えています。

千代美、ずっと忘れませんわ。

コメント

郷愁

2007-07-26 | Weblog
今日は、あつぅございました。本当に、蕩けるほどの暑さでございました。
温度がそれほど高いわけではないのですが、湿度が物凄かったのですわね。

お友達と風情のある坂の町を散策して参りましたの。千代美のお気に入りの黒塀に囲まれた古民家風のお店で、お昼をいただきました。座敷に入ると、外ではみんみん蝉が鳴いています。今年は4年に一度の蝉の「当たり年」だとどこかで読んだ記憶があります。

縁側には蚊取り線香が焚かれ、軒先には風鈴が一つ下がっています。縁側の手水鉢にはめだかが二匹泳いでいました。めだかはかわいいですわね。最近は余り見かけなくなりましたけれど。

のんびりなにをするでもなく、お座敷に座って、外の白い夾竹桃を眺めておりました。ゆるゆると流れていく午後。お昼時がすむとようやく空いてきて、またいつもの通り貸切状態になりました。千代美、お昼時間が少し過ぎた時間、一人、また一人とお客様が帰っていって、貸切状態になったこのお店が好きですの。ですから、お昼の時間最後の方に、いつも参ります。

ゆるゆるとお昼を楽しんだ後、今まで何度も通り過ぎながら入ったことの無いチーズ専門店に寄ってみました。カマンベールとブルーチーズのあいのこ、という不思議なチーズを買ってみました。どんなお味でしょうか。今日の暑い陽射しの中、長時間持ち歩いてしまいましたので大丈夫かしら?ちょっと心配です。

チーズ店で買い物をして、入り口のガラス戸側を振り返ってみれば。
大雨になっていました。夕立、ですかしら。お友達は傘を持っていなかったので、千代美の小さな傘に二人で恋人同士のようにぺたっとくっついて歩きましたわ。今日の天気では、暑いですわね(苦笑)。

新しいコースを開拓しようと思っていたのに、結局なんだかいつもと同じ道程になってしまいましたわ。雨も降っていましたので、あまり外をもあるけず、近場のカフェに入ったのですが、まー、エアコンのないお店に入ってしまったので大変です。二人してじっとりとうだるような暑さの中汗をかいていました。しかも、千代美はお饅頭を頼んだのですが、これから作る、と仰るのです。そしてその蒸かしている熱気が二階にいた千代美たちの元へうだうだと漂って締め上げるのです。

お友達は「金魚が水面で口をパクパクしている時の気持ちが、すごく分かる」と言いました(笑)。でも、行く先々のお店で、だらりんと過ごしているのも心地良かったと見え「九州の祖父の家を思い出すなぁ」と言っていました。

どこか懐かしい祖父母の家。みんみん蝉の鳴き声。うだるような暑さと湿度。
不快なことには変わらない湿度ですのに、それがまた郷愁を誘うのです。

その坂の街では、今日お祭りでした。ほおずき市ということで、ほおずきも売っていました。夜店が並んで、お囃子が流れ、いつもとは異なる風情でした。
とりたててなにをするわけでもなく、ただぶらついていただけで半日が過ぎてしまいましたけれど、お友達は楽しんでくれたようで良かったですゎ。

でも、今日は散策するには、ちょっと蒸し暑すぎました。まるで東南アジアのどこかにいるようで。
ちょっとした、これも郷愁ですわね。

(追伸: 写真は道端で見つけた猫ですの。ぐっすりダンボールの中で眠っていました。Slightly out of focusですけれど。うだる暑さを物語っていますわね(笑))



コメント

∞の夜

2007-07-26 | Music
こんばんは、千代美です。
あぁ、ちょっと千代美にしてはハードスケジュールですゎ。

ピアノマンさんのライブに行ってまいりました。
初めて行く場所で、駅の出口も一度下って反対側に出るものですから、またホームに戻るのかと思って行ったり来たり。少々キツイ靴を履いていたので段々足が痛くなってしまいました。千代美、なかなか合う靴がありませんの。

こちらでいいのかしら?と怪しみながら歩いていたらお店を見つけました。でも少し時間が早かったので珈琲店でもないかと辺りを少し歩いてみたのですが、飲み屋さんしかないようなエリアでした。足も痛いのに、なんだか歩き回ったらわけがわからなくなってしまって、焦りましたわ。珍しく勘が働いて、元の道に戻れたから良かったです。

満員大盛況でした。もう少し空いているかと思っていたのに、満員。カウンターの一番端でちまちまと飲むことになりました。一人ですし、予約もしていませんでしたので。

ようやく愛しのピアノマンさんが入っていらして、でも暗いから気付かないんですの。ちょっと寂しい。今夜はお話せずに終わるかしらと思っていました。顔見知りの皆さんとピアノマンさんがお話している時に、ちらっと目が合いました。軽く会釈しただけですけれど、千代美、本当に嬉しかったですわ♪

今日はタンゴのトリオでした。以前も聴いたことのあるトリオです。やっぱりピアノマンさんの生のピアノは素敵です。比較的スペースもある場所だったので、ガンガン音を出しても負けません。千代美、てっきり2ステージあるというので、入れ替え制かと思っていましたの。そうではなくて、ずっと聴いていてもいいのだそうです。翌日が少々大変かしら、と思いながら、千代美結局最後までいついてしまいましたわ。だって、目の前にピアノマンさんがいるのですもの、帰れません♪

途中、面白いことがありました。バイオリンの方と多分コーダをどうするか相談されていなかったのかしら?繰り返す部分でどうも意思疎通が図れていなくて、いきなりピアノが止まってしまったのです。何度やってもかみ合わなくて(笑)バイオリンのユキさんが「それじゃ終われないよ~、ピアノマンさん。」と突っ込んでいるのが面白かったです。

ピアノマンさんにしたらもう大失敗に当たるのでしょうけれど、逆にお客さんはそれで和みました。千代美も笑ってしまって、「なんてピアノマンさんってキュートなのかしら♪」と思ったものです。余計好きになりましたわ。「普通」の人間のようにちょっとした勘違いや間違えを起こすという方が、なんだか親しみが持てて千代美は好きです。今までピアノマンさんは千代美にはとても「遠い方」と思っていたのですけれど、身近に感じて嬉しかったですわ。(←性悪)だって、人間間違えはありますわ、別にそれで死ぬわけじゃありませんし、大したことじゃありませんもの。

休憩時間になって、ピアノマンさんがわざわざ話しかけに来てくださいました。今日はお話は無理だろうと思っていたので、千代美とても嬉しかったんですの。その時タバコに火をつけていました。カウンター席で後ろ向きになってピアノマンさんとお話していたものですから、灰皿の上のタバコはどんどん吸わず燃えてしまいます。でも、千代美、ピアノマンさんとお話できる方が嬉しいのですもの、頭の隅にはその事がありましたが放っておきました。

最近ピアノマンさんはダンスのタンゴを習っているのですって。ダンサーの方にピアノを教える代わりに、ご自分はタンゴを習っているのだそうです。羨ましい♪でも、ピアノマンさんはあまりダンスは・・・(笑)。なんとなく。想像ですけれど(笑)。でも、熱心でいらっしゃると思います。ダンサーの気持ちを知ることによって、ピアノの演奏をどう変えればいいのか、考えていらっしゃるようです。

今まで演奏はあまりダンスに影響を及ぼさないと思っていらっしゃったようです。千代美はダンスが好きですから、

「演奏は大事ですわ。良い音楽で自分の気持ちも高まってきましたら、自然ダンスも変わるものですわよ。」と申し上げました。

「ふゎ~。演奏は無駄ではないんですね。」

「無駄じゃありませんともっ。とても大事です。」

千代美、少々驚きましたわ。音楽家の方だから、自然とそういうこともお分かりになるかと思っていたのですが、いわゆる「専門バカ」ってやつですわね。ダンスというのは、音と一体なのですわ。鍛錬された体を通して、音と一体になる芸術ですの。

ダンサーが音に感動して気持ちが入っていかなかったら、ダンスは踊れません。ダンスは「心」で踊るものですのよ、基本的に。それはつまり、音楽家の演奏にも言えることです。技術の訓練も必要ですけれど、最終的な個々の差異は、音楽家の「心」の違いだと思うのです。

千代美、ぎこちなくタンゴの練習をしているピアノマンさんを想像して、おかしくなってしまいました。千代美はタンゴを習いたいのですが、一瞬ピアノマンさんと踊ることを想像してしまいましたゎ。セクシーになりようもない気がします(笑)。子どもの格闘技みたいになってしまいますゎ、きっと。

ピアノマンさんが別の方へご挨拶をしに席を離れたところ、隣に一人で来て座っていた中年の男性が話しかけてきました。

「タンゴ、お好きなんですか?」

(やっぱり、最初は誰でもこう来ますわね(笑))

気さくないい感じの方でした。この方もピアノマンさんのお知り合いのようだったですけれど、昔バンドでバイオリンをされていたそうです。羨ましいです。なので、そう申し上げました。今はもう全く弾かないと仰っていましたけれど、もったいないですわね。再開されたら宜しいのに。弦楽器を弾ける方はそう多くありませんわ。お互い一人で来ていたので、休憩時間お話する人がいなかったから、とても楽しゅうございましたわ。ピアノマンさんのピアノをとても褒めていらっしゃって、千代美心の中で、「そうでしょう、そうでしょう」と頷いておりました。

でも、この男性、一杯も千代美に奢ってくださいませんでしたけど(笑)。千代美の魅力が足りなかったのですわね、残念(笑)。

最後まで演奏を聞いていたら、随分と遅くなってしまいました。隣の男性は軽く挨拶をして「また会えたらいいですね。来月、いらっしゃいますか?」と聞かれましたが、先のことは分かりませんし、何しろ平日の演奏の予定ですので、千代美、仕事のある前日に来るのは無理そうです。「分かりませんけど、都合がつけば参りますわ。(当たり前ですわね(笑))」とお答えして、またどこかで会えたらお話しましょうということになりました。スマートですわね。こういうのが、千代美好きです。ピアノマンさんのファンならば、またどこかで会えそうですわね。(別に会えなくっても、千代美は全然構いませんが(笑))

遅くなってしまったので、千代美はきちんとピアノマンさんにお礼も言わず、どなたかとお話中だったところへ、軽く手だけ振って帰ってまいりました。電車の時間が、ちょっと心配でしたの。明日はお友達と約束がありましたし。こんな遅くなる予定ではありませんでしたから。少し惜しいなと思いましたけれど。仕方ありませんわ。それにいくら話したって「お持ち帰り」できるわけではありませんもの(笑)。

ぐったりとなって長い道程を帰ってまいりました。そうしましたら、帰宅する頃にピアノマンさんからお礼のメールが届いていました♪今日の失敗もちょっとめげている、というほどでもありませんけれど、でもめげていますわね(笑)。少しからかってあげました。千代美、なんて素敵な女性を演じているのかしら、と思います。メールの千代美は別人ですわ、本当に。

なんてことはないメールですのに、千代美はやっぱり嬉しいんですのよ。
困ったものですわね。

ちょっと最後は慌しかったですけれど、幸せな一時でした。

今夜、千代美は音楽は聴かないことにします。
先ほどの演奏を思い出して、ゆっくり眠れるかしら?

コメント

親も教師も大変ね

2007-07-24 | Weblog

なんだか日本もアメリカのようになってまいりましたわね。
こんな記事を見つけました。教師が保護者などからの訴訟に備えて、保険に加入するのだそうです。

せちがらいですわね。
コメント

走る動物園

2007-07-23 | Weblog
千代美は、なるべく穏便に事を運びたいと思う方です。人とけんかをするのもあまり得意な方ではありません。でも、腹立たしいことは、生きていると数々ありますわ。何よりも人が人として当然払うべき敬意を払わない人間は、千代美ことのほか嫌いですの。つまり「無礼者」ですわね。無礼であるということは、美しくありません。

そうして千代美は今日、電車の中で二人ほど無礼な人々を見かけました。

一人は、電車の二人がけスペースの真ん中に、ででんと座っている男性でした。千代美は疲れていたものですから、座らせてもらおうと思ってその方に「すみません」とお声をかけました。この「すみません」は「すみませんが、詰めていただけますか?」ということを省略した形ですわ。そのくらいのことは彼もお分かりになったと思うのですが・・。

ところがその男性は携帯をいじりながら、ほんの少し詰めたきりで明らかに動きに「人がきたので詰めよう」という姿勢が見られませんの。隣に座ろうとしている人間に対しての気遣いが全く感じられないのですわ。千代美はスマートですから(笑)どうにか座れましたけれど、とても無礼な方だと思いました。きちんと詰めてくださらないから、千代美の片側に彼の大きな体がぺったりとついて、シャツを通しても体温が感じられます。とても居心地が悪ぅございました。

千代美はそれでも一応動いてくださったので我慢しましたけれど、内心、彼の足の間においてあるジェラルミンのアタッシュケースを車両の端まで蹴ってやろうかと思いました。どれほど大事な用か知りませんけれど、車内でいつまでも携帯も使っているし。よろしくないですわね。

別の電車では、今度は千代美は立っていました。丁度ラッシュ時間で鮨詰の車内です。扉の近くに立っていたのですけれど、扉脇の手すり付近に立っている、かなりご年配だけれど格好はかなり若作りな女性がいたのです。千代美扉に手を突いて自分の体重は支えていましたのよ。でもその女性はぐいぐいと自分の背中に体重をかけてなぜか押してくるのです。千代美の隣にいた男性も「なんだろう?」と思ってその女性を見ていました。

自分の前にスペースを開けて、背中から人ごみを押しやるようにしているのです。千代美、訳が分かりませんでした。何かつぶしてはいけない荷物でも前に持っているのかしら?と思ったけれど、そういうわけでもないようです。それでいて、なんだか落ち着きの無い人で、電車の中でひっきりなしに、何か動いて檸檬味のキャンディーを次々と頬張ったりしています。辺りには檸檬の香りが広がりましたが、訳の分からない不愉快さには変わりがありません。

なんだというのでしょうか?誰もこの暑い時期に好き好んで車内で触れ合いたくはありません(痴漢は別でしょうが)。なるべく自分の体重を支えるようにしていても次々と乗ってくる人に押されてしまうことはままあることです。

これも千代美は我慢しましたけれど、あともう一回彼女が押してきたら、きっと口に出して言っていたと思います。自分さえ居心地が良ければ、というのは非常に美しくない考えだと思いますわ。ましてや他の誰もがある程度不愉快さを我慢して乗りあわせている事を思えば、少しくらいはご年配の女性にも我慢していただきたいものです。彼女はキムラヤのアンパンの袋を持っていましたが、パンを潰したくないからでしょうか?でも、パンは潰れたってさほど大きな問題ではありませんことよ。網棚に乗せるという手もあるわけですし。

本当に、最近の日本人はどうしたというのでしょうか?礼儀正しい日本人はどこへ行ってしまったのでしょうか?こんなことが日常茶飯事にある電車ですもの、すっかり千代美はめげてしまいます。

美しくない行いを目にするということは、実際にその迷惑を被ること以上に精神的に辛い気持ちになりますわ。人が人たりえるのは、別の個への「思いやり」というものを、他の動物たちより行動で示すことができる、という点で優れていると思われるからではないでしょうか。

それが見受けられなくなった社会では、人と動物の一体何が違うのか。
千代美には、分かりません。

Zoo Zoo Train!



コメント

夜の大格闘

2007-07-22 | Weblog


疲れましたわ。
今、ゴキブリさんと大格闘していましたの。三度目の正直。
最近ステレオをつけているから、そこが温かくて来るのかもしれませんわね。

ふと何か動くものが視界に入ったので見てみれば、ゴキさん、はろぅ状態。
ひょ~~~~っ!
手元に殺虫剤があったので噴射したはいいけれど、CDラックなんですのよ。
カサコソと底の方でいつまでも音はするし、でもCDは一杯入っていて。
殺虫剤を噴射してケースは濡れてしまうし。

全部取り出して、一枚一枚拭いて、ケースを処分して。
もう、災難でした。

ゴキさん。
あなたのせいではないですけれど。あなたも一生懸命生きていたかっただけでしょうけれど。
でも、野放しには出来ないのですわ。千代美の生活を脅かすものは何人たりとも許しませんっ!

ふぅっ。
大格闘の末、一服、と思っても部屋には殺虫剤が蔓延していて、火炎放射器になっても困りますので換気をして。

あー、千代美、疲れました。
普通に床などに出てきて欲しいものですわ。
CDラックは困ります。あとが大変。

くすん。

でも。
千代美の勝利ですっ

三度目の正直。
もう、勘弁してくださいましね。


コメント

Naked Tango

2007-07-22 | Films


はっきり言って映画としては駄作、B級の部類に入る。
名高い判事の幼な妻ステファニーが、豪華客船で入水自殺した女性を目撃したのをきっかけにその女性に成りすまし、自分自身とタンゴとしか愛せないというアルゼンチン裏社会の男チューロと出会い、愛憎入り混じったドラマを展開する、という話。1920年代のモダンタイムズな感じがとても素敵。退廃的な赤と黒の世界観。

タンゴ好きなので、たまたま深夜放送していたこの映画を撮ったが、「これはおちゃらけ映画なのか」と特に後半に行くにしたがって突っ込みどころは満載である♪そんじょそこらのB級映画より、面白いB級映画。デスペラード、という映画と同じ「楽しみ方」ができる。あれはギターケースに銃が仕込んであるというべらぼうな設定が面白いが、このネイキッド・タンゴでは、血しぶきが舞う中、男が女を殺そうと片手に巨大なナイフ、そして頭にはダンディーの象徴的な帽子を被ってやってくる。

しかも、近寄ってくるそのステップが『タンゴ』なのだ。
おお、これを笑わずしてなんとする!

全編いわば、そんな調子。真面目に見ちゃいけない映画だけれど、でもところどころの台詞は哲学的で、男女の愛憎の深遠を垣間見る気がする。チューロは娼婦兼タンゴダンサーとなったステファニー(髪の毛を黒髪に染め、名前もアルバと変える)を愛しながら決して抱かない。なぜなら「セックスはどの女も同じで、終わった後に虚しい」からだ。それでいて、アルバが他の男とベッドの中で寝ているところへ、(楽団を連れて!)やってきて、裸のままの彼女とタンゴを踊る。(楽団は自ら白い目隠しをして裸は見ませ~ん!)(これ、映倫がヘアにモザイク入れているんだけど、しらじらくしていかん。彼女亜麻色の髪の毛を黒く染めているはずなんだが、下のヘアは何色だったのかしらん?とかどうでもいい興味を持つ(笑))

もうね~。くっだらないですよ、この映画、ほんとに(笑)。
でも大好きだわ~。こういうこてこてのタンゴちっくな美的感覚。

デート場所(?)が食肉加工場ですわよ。肉をつるす鈎針なんかがある。そこで官能的にタンゴを踊りながら、男に髪の毛を引っ張られたり、かと思うとアルバの方が彼を足蹴にしてみたり。しまいにはお互いにナイフ持ち出して喉元狙ってますからね。何してるんですか、この人達はっ!(笑)

もう、このくだらなさは見ていただかないと分からない。常人にはお薦めできません。でもタンゴちっくな世界が好きな人は、意外にツボでしょう。

意外に短い映画で、ラストも「おいっ」と突っ込めます。血のりは十分すぎるほどあちこちのシーンでのっているし。ただ、問題はですね。ネイキッド・タンゴとか言いながら、ダンスシーンが今一つ力を入れて描かれていないのです。もうちょっと腰を据えてタンゴを映して欲しかったな。だって、こんなにめちゃくちゃな映画なのだもの、今更ストーリーとか、論理性とか問うわけでもないでしょ。

タンゴの世界観はばっちりの、でもダンスシーンがほとんどない、官能的でおばかなタンゴ映画。

でも、清々しいくらいに「下らない」ので、デスペラードと同じくらい、好きです♪

コメント

夜景

2007-07-22 | Weblog
綺麗な夜景が一面に広がっていました。
最上階まで上ると、目の前にはレインボーブリッジが広がり、煌々と照らされた東京タワーも目前に見えます。溜息の出るような光景でした。

「こんな贅沢な景色を、望めば毎日でも見ることができるのねぇ。羨ましいですわ。」

気持ちのいい風が吹きぬけていきます。

「でも、住んでしまうと、案外見に来ないものですよ。」

隣を歩く殿方は、夜の闇に浮かび上がる東京タワーを見つめながら、そうつぶやきました。

一面に広がる宝石をちりばめたような東京の夜景を独り占めしながら、殿方はどこか寂しそうでした。幸せというのは、贅沢に暮らすことを指すのではないのですね。美しい夜景を眺めながら、彼の目は「そこにはないもの」を追い求めているようでした。

何が必要なのでしょう。千代美には分かりません。
でも、傍から見て「幸せそうね」「羨ましい」と思うことは、必ずしも当人が思っていることとは違うことがよくありますわね。それが分かっていても、千代美はそれ以上深くつきつめることもできません。彼の環境を褒め上げることで彼が自信を取り戻すのか、ある種の満足感を得ることが出来るのか。それとも、本当に千代美が思ったことを彼に伝えるべきなのか。

でも本当に千代美が思ったことは、「本当に」千代美が思ったことでしょうか?千代美は彼の贅沢な暮らしぶりに、どこか嫉妬もしていたように思います。嫉妬だとしたら、それを彼に伝えることは妥当なことでしょうか?

千代美には分かりません。
千代美は、酔った勢いで本当に思っていることを殿方にお伝えしました。
でも、すぐ後悔いたしました。

千代美の関わるべきことではありませんでしたわ。
余計なことを致しました。

千代美は、ただ、あの美しい夜景や贅沢な暮らしぶりがよく見知っていた殿方をどこか別人のように見せ、遠くに感じさせたことが、少し寂しかったのかもしれません。

でもそれが、「時が経つ」ということですわね。




コメント

白い芽キャベツをもとめて

2007-07-20 | Weblog
先日、年若い男性と千代美、お茶をして参りました。久しぶりに会うその方は珍しくスーツ姿でいらしていて、千代美はとても気楽な服装で年甲斐もなく「三つ編み」なんかで出かけておりましたから、私たち並んで歩くと「そぐわないですわね」などと心中思っておりました。

「スーツ姿がお似合いになるのね。とても素敵ですわ。」とその殿方に申し上げましたら、照れていらして「本当は着替えたいのですがね。でもまぁ、帰るだけですから。」と。人間って面白いですわね。服装が変わるとイメージまで変わるものです。

どこかでお茶をと場所を探して歩いておりましたら、二人にして道に迷ったのですけれど、迷ったおかげで素敵な珈琲店にたどり着きました。隣がカフェ・ド・クリエという珈琲のチェーン店で、その殿方は「タバコが吸えれば僕はどこでもいいんですよ」と仰っていましたが、千代美はもう少し美味しそうな珈琲店が良かったんですの。そうしたら隣に「ぺしゃわーる」という名の珈琲店がありました。名前が気に入りましたの。アレキサンダー王がお昼寝を取っていそうですわね。(後で調べましたら、どうやらホテルニューオータニにも入っている珈琲店のようですわ)

地下のお店でしたので、まず千代美が降りて探ってまいりました。ほの暗い落ち着いた雰囲気の店内を見ただけで「まぁ、お値段もそこそこしますわね」と分かりました。でも雰囲気が気に入りましたので、下から階段の上にいる殿方に声をかけまして「素敵なお店ですわ。こちらに致しましょう?」と申し上げました。

給仕の男性は寡黙で、少し長い髪を後ろで束ねていらっしゃいました。愛想はないのですけれど、とても礼儀正しくて気に入りました。この店はどうやら夜はバーになるようでした。カウンターの落ち着いた雰囲気がようございました。初老の男性が、一人で煙草を吸っていらっしゃっるのが似合います。給仕さんも、どちらかと言えばバーのカウンターが似合いそうな方でした。

私たち、東ティモール産の珈琲を見つけましたので、それを二人でいただこうかと思ったのです。でも生憎と品切れでした。以前ぽっちりさんの昔の彼の話を聞いておりまして「いつか東ティモール産の珈琲が日本のカフェに普通に置いてあるようになったら素敵だね」なんて話をぽっちりさんがされていたことを思い出しましの。ようやくそんな風になってきましたわね。

品切れでしたので仕方なくエチオピア産の珈琲を頼みました。殿方と千代美、趣味が被るのですわ。二人していつも同じものを頼もうとするから困ります。違うお味を味見してみたかったのに。でも千代美はエチオピアの珈琲好きですの。エチオピアの別名、アビシニアという音も好きです。アビシニアンという猫がいますわね?あれは確かここの原産ではなかったかと思います。すらっとして美しい猫ですわ。

とても濃厚な深い苦味のある珈琲です。でも千代美、そうした濃い珈琲が好みですの。いわゆるフレンチ・ローストと言われるものでしょうか。そんなに詳しくはありませんけれど。薄い珈琲は嫌い。

フランス産の角砂糖が添えつけて供されました。その包み紙がまた可愛らしいんですのよ。ギリシャ時代の壷絵なんかにありそうな絵が書かれていますの。千代美美味しい珈琲の時はお砂糖は使いませんので、持って帰ろうかと思ったくらいです(笑)。殿方は逆に甘党で、小さなカップに二つともお砂糖を入れていました。でも、千代美も暑い地方でお砂糖をたっぷり入れて飲む慣習のあるお国に参りましたら、そうします。そういう所では、地元の人のやり方で食べたり、飲んだりするのが一番美味しく感じるのですもの。臨機応変。郷に入っては郷に従え、ですわね。

少々お腹が空いておりましたのでサンドイッチも頼みました。これも美味しゅうございました。焼き具合がぱりっとして香ばしく、チーズと一緒に「林檎」のスライスが入っているのです。熱くて火傷致しましたが、美味でした♪

それから、感心したのがお代わりを頼んだ時でした。愛想のない給仕さんは、何も言わないのに殿方にはちゃんと角砂糖をつけて、そして千代美の分には角砂糖無しで二回目は持っていらっしゃいました。すこし、感心しましたわ。ちゃんと見ていらっしゃるんだなぁって。まぁ、人によって取り方は色々なのでしょうけれど、千代美はそういうの嬉しく思いますの。だって、綺麗なお砂糖の包み紙だから汚したら悪いと思って、でも使わないし邪魔だし、置き場所に困りますのよ。

そして、このお代わりで持って来てくだすったカップがまた素敵でしたの。ただの白いカップなんですけれど、肌なじみがとてもいいのですわ。レリーフで葉の模様がついていて、ちょっと笑ってしまいますけれど「芽キャベツの葉」のような柄ですの。でも、カップを中央に置くと「ひまわり」みたいにも思えますのよ。

とても好きな肌触りでしたので、もしやと思って裏を見てみましたの。Wedgewoodでした。千代美、wedgewoodの持つ質感が凄く好きです。家にも少しありまして、時々休日にはwedgewoodのカップで珈琲をいただいたりします。リーというちょっと丸みを帯びたカップは、珈琲にも紅茶にも使えて便利です。ちなみに殿方のカップはエルメスのものでした。こうした素敵なカップで出してくれるお店が好きです。それもお値段のうち、というか。しかも、そのカップをたとえば千代美の雰囲気などを見て選んでくれたりしたのだったら素敵で、そのカップを千代美が気に入ったら、尚更嬉しく感じるのですわ。あぁ、このお店の方は千代美をこんな風に見てくれているのね、と思うのです。

千代美、このシンプルなボーンチャイナがとても気に入りました。余りに「素敵、素敵♪」と言ってカップをなでているものですから、殿方が笑って「そんなにお気に召したのなら、千代美さん、譲っていただけるよう交渉してみたらいかがですか?」なんて隣で含み笑いして仰るのですのよ?まぁ、流石にそこまでは致しませんでしたが、でもずっと殿方のお話を聞きながら、カップを撫でていました。

殿方をお見送りして自宅に戻ってまいりましてから、実は千代美調べてみたんですのよ。でも、wedgewoodの最近のデザインには載っていないのです。古いものでしょうか?いわゆるコレクション物ほどの高価なものではないと思ったのですけれど。色々な陶器のお店の在庫を調べてみましたが、「ぺしゃわーる」で見たカップは置いていないのですわ。だから、デザイン名が未だに分かりませんの。残念。

これは本当にもう「交渉」しかないかもしれないですわね?(笑)
でも、千代美買って「持ちたい」わけではないんですのよ。場所もありませんし。
ですから、次回あすこに再び行く機会があったら「カップ指定」してみようかしらって思っていますの♪家に無くとも、あすこで美味しくいただけたらそれで十分ですわ。ちょっと嫌なお客でしょう?

「wedewoodの白い芽キャベツみたいな柄のカップで飲ませてくださいます?」

笑ってしまいますわね(笑)。
こう申し上げたら、あの愛想のない給仕さんも笑ってくださいますかしら?
ちょっと今から楽しみです♪


コメント (2)