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Sleeping in the fields of gold

小麦畑で眠りたい

和菓子の日

2017-06-17 | Weblog

6月16日は「和菓子の日」なのだそう。
知らんかったゎ。

和菓子は好き♪

洋菓子より好き。
地味だけど。

洋菓子は目には麗しいけれど、胃に重いw。
(嫌いじゃないのよ。見たら、わぁっ♪ってなるんだけど、洋菓子は一口分けてもらえればいい感じ(笑)(年取った)日本人の胃にはやはりクリームとかバターとか重いんだよな…)

写真は先日買った、香川の和三盆を使ったばいこう堂の干菓子。
夏らしい可愛さ♪

作法もなんもそっちのけで、たまにお抹茶を点てて、一緒にいただく。
でも、抹茶にこだわらなくてもあまり甘くないお茶類となら、なんでも合う。
緑茶でもほうじ茶でも。
なんなら紅茶でもいいんじゃないか。

干菓子って、かわいいなぁ♪
形状ありき。季節の移ろいを感じさせる。
和菓子には季節感が如実に現れるのがいいよねぇ。



こちらはHIGASHIYAの「マコロン」という落花生味のお菓子。硬いボーロみたいな感じで、いやマカロンなんだろうけど。柔らかいマカロンとは違って硬めのがりりとした食感のマカロン。
落花生の香が非常に高くて、さすがお高めのお菓子どすなぁ、と。
先日、国立博物館で開催されていた「茶の湯展」に行ってきた時に、ミュージアムショップにHIGASHIYAさんのお菓子が出ていたので、初トライだからつい買ってしまった♪
お洒落で高級な感じどす~。




これも先日、駅ナカで買っちゃった上用饅頭。
これはとろろ芋の入っているタイプでしたね。

焼印がなんだか分からなくて、しばらく考えちゃったよ。
縦横、間違えて見ていて…(笑)
タケノコか?と思っていたら、よく見たら「若鮎」でした~~♪

鮎~~♪
好き~~~♪

和菓子、いいですねぇ♪
シンプルなだけに作り手の技量も如実に分かるし、糖分は多いけれど、脂肪分などは少ないので、同じおやつを食べるなら、洋菓子よりも和菓子の方がカロリーは少ないのではないかなと。

そういえば榮太郎總本舗が、糖分を控えめにした健康志向の、ローカロリーで楽しめるどら焼きや羊羹なども出しているとTVで知った。
病人でも食べられる場合もあるので、ありがたいねぇ。
いいアイディアだと思う。

和菓子、大事にしましょ。
美しくて、美味しい♪

素敵な文化です。



苺月夜と花園

2017-06-10 | Weblog

苺色の月。
というほどでもないが~。

若干赤いかしら~ぐらいの感じ?

したが、君。
美しい煌々とした満月でありんした。
雲が出ているのが、また良い。

風に流されて、雲の影に明るい月明かりが透けて見える。


そんなストロベリームーンの今宵。

宅の美人ちゃんは開花した。

月下美人の開花期は通常7月くらいらしいのだが、すっかり妊婦さん的に蕾が膨らんで。
今夜か明日あたりに咲くかなぁと思っていたら、今夜咲いちゃいましたよ。

細い枝の先に重い蕾がついているので、もう大変(笑)。
紐で吊ったりして、何気にSM的な美人さんでありんす♪
たはは。

***

先日、名残の芍薬も、少し花が開いているので安くなっていたものだから、まとめ買いしちゃって。
花だらけ(笑)。






青みがかった香が部屋中に充満している。
月下美人の香は濃厚で、咲く前から分かると言われるのだが、アテクシどうも分からないのよ(笑)。
鼻が悪いのかしらん?

咲きはじめると確かに独特の香があるのだが、最近馴染んでしまったからかなぁ。

ここは一夜の花園。




さようなら、愛しきバカラ。

2017-06-03 | Weblog

仏バカラが中国の投資会社に買収されたと。

嗚呼…。

バカラも地に墜ちたな…。

バカラの価値がもはや「無」になった。
中国の「美的センス」でプロデュースされてみろよ(苦笑)。
全てが台無し…。

成金趣味がせいぜいだ。

合掌。

身売りするくらいならば、技術を抱えて死滅すればよかったのに。
バカラ。

adieu, baccarat.

幸、多かれ。

2017-06-01 | Weblog

最近の小林麻央さんの写真を、たまたまネットで見た。

嗚呼。
辛いな…。

ご自宅で療養中ということだけれども。

もう、夏を越せないかもしれないな。
写真からは、そういう状態に思える。

「死相」が見て取れる。
顔色が蒼黒く、やせ細って。あぁもう長くはないなと。

意識があるうちに、ご家族とできるだけ時間を持てるようにという医師の配慮かなと。

若く、強く、美しい人であったのに。
どうして彼女のように多くの人から「必要」とされている人が、こんなにも早く病に蝕まれていくのか。

残り時間は少ない。

彼女とご家族に、幸多かれと願う。

今やれることを、精一杯やり遂げてほしい。


旬花

2017-05-27 | Weblog

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

アテクシは芍薬が好きなんですねぇ。
青山フラワーマーケットで毎年、芍薬の時期になるとイベントをやっていて。
楽しみにしています♪

芍薬の青みがかった香も好きだし、繊細でありながら艶やかで、かつ儚い感じが好き♪
牡丹は地に足がついたしっかりとした美しさなのだけれど、アテクシは牡丹よりも儚げな芍薬の方が好きなんですね。

閉店間近、5分くらい前に駆け込んで、芍薬「富士」という品種を数本買った。
本当はコーラルカラーのものが欲しかったのだけれど、残念ながらこの支店には置いていなかった。

サラ・ベルナールも売り切れで。
夜9時前の遅い時間だったからね。

朝一ならあったのかもしれないけれど。

「旬」というものをあまり感じなくなってしまった昨今だけれど。
お花にはまだ「旬」がありますね。

芍薬は5月中旬~末前後くらいにしか出回らない花。

だから、いいのです。
嗚呼、今年もこの季節が来たなと思える。

それも贅沢よね。
その時期にしか、味わえないというのも。

ほんの数輪だけれども。
芍薬を買って戻って、水揚げして。
芍薬はお水が大好きなお花なので、深水(たっぷりの水にお花を深く浸けて水揚げする手法)して、一晩で蕾も花開く。

開花後は寿命は短いものの。
この一瞬の美しさたるや。

一瞬だから尚、美しいのね。
花の命は。

ほんの数日だけれど。
幸せ。

芍薬のお花に毎日接吻して、愛でている♪

いと、をかし。



「させていただく」

2017-05-18 | Weblog

アテクシは「させていただく」という言葉が、とても嫌いである。
昨今、やたらに多用されている気がする。

鼻につくなぁ。

不必要なケースで使われている場合がほとんどのように思う。
本来「致します」で済むでしょう。
「です・ます」で済む場合も多い。

「本日は体調がすぐれないため、申し訳ありませんが早退させていただきたいと思います」というようなケースはありだと思う。許可を求めるような使い方だものね。

でも、自分が何か役職を務めているとか、そういう場合に「~させていただいております」とか、正直「時間の無駄」と思う。どうでもいい。
私ってば「控えめな良い人」の演出とか、いらねーよと思う。
それをやっている時点で、こいつバカだと思う。

その分、聴衆の時間を無駄に使っていることに等しい。誰のなんの役にも立たない。


「させていただく」を多用する奴は、気遣いをしているようで、ただのナルシストな馬鹿である。
自分をよく見せるより、相手にとって有意義な時間を、的確にコンパクトにまとめろよ、と。

あなた自身のことになんて、世の人はさして興味ないよ。
あなたを通して得られる「メリットが何か」?ということしか、他人は興味がないっすよ。
少なくとも、ビジネス的にはね。

ご愁傷さま。
誰もあなた自身のことなんて、見ていないって(笑)。

なぜなら、あなたの「代わり」なんて、いくらでもいるのだから。



俺通信

2017-05-16 | Weblog

いやぁ、もう。
そんな言葉があること自体、つい数日前に知った。

俺通信

なんだ、それ。
言葉通り、「俺の通信」です(笑)。

友人というほどでもなく、年賀状のやりとりはする程度の「知人男性」。
比較的最近スマホに変えて、「スマホに変えたならLINEやりませんか?」ってな感じで、そこまで深く考えずIDを教えた次第。

10年に一度くらいしか会わない人なのです。
悪い人じゃないと思うのですが。
異性としての興味は「皆無」。申し訳ないが。

「友人」としてたまにお茶する、くらいのもの。

ところが先日、数年ぶりくらいに会って一緒に映画に行った直後くらいから、頻繁にLINEが届く。
しかも、その意図がサッパリわからない。
自分の職場の写真「のみ」とか。
ネットの記事のURL「のみ」とか。
一言のメッセージもなく、それだけが届く。
個人的にはものすごく「失礼」に思えますよ、こういうの。

しかも早起きな人なものだから、朝の6時とかでも平気でLINEがくるんですよ。

は…?

返答のしようもない。
するほどの関心もない。
「俺」の情報だけがつまった通信なのです。

教えてくれって、言ったっけ?私?
興味があるって言ったっけ?私?
分からんです。

返事はするのが礼儀とは思うものの、返信するとまたやりとりが続いてしまう。
正直、ウザい。

意味のあるやり取りなら、まだしも。
女友達とでも、アテクシさしてLINEとかしないんですゎ。
たまにはするけど、毎日とかしない。
スマホの入力が面倒くさいの(笑)。フリック入力苦手。

待ち合わせを決めるとかなら、便利ですよね、LINE。
でも、この彼、映画の時間と待ち合わせを決めるだけでも10往復くらいしなきゃいけなくて、こちとらヘトヘトだよ。3回くらいで済むだろ、普通。
しかも「見せてあげたい映画がある」つぅ触れ込みで誘われ。
この時点で結構イラッとするわいな。

アテクシ「見たい」なんて言ってないですよ。
そこまで興味があったわけでもない。
結果的にはいい映画でしたが、彼が一人でその映画を10回も見ていると聞いて、ドン引きしました…。
製作者かよ。

一緒に映画に行くっていうなら、「何観たい?」ってとこから始めてほしいですよ、アテクシは。
なんでそっちの趣味につきあわねばならんの?と思う。
なににつけ、アテクシはまず「こちらの意見を聞いてもらう」のが好きです。譲れるところは譲りますが、アテクシは「どっちでもいい」とは滅多に言わない人間で、言うとしたら「どちらにも興味がない」場合です(笑)。どうせ時間を過ごすなら、自分が興味あることとかやりたいことをやりたいので、相手に合わせることは結構上等にできるタイプだからこそ、「やりたくない」んですゎ、本音を言えば。相手は楽しく時間を過ごしているかもしれないけれど、こちらは気を遣って「苦痛」なんですもん。

なんつぅか、女慣れしてないんだろうなぁって…。
申し訳ないけど。

男性が「こうすれば自分が格好良く見えるだろう」という計算のもとに動く場合、100%、女性は「ウゼェ」って思っています。男が思う「格好良さ」「自分の演出の仕方」は、女性が評価するものとは、ほぼ100%正反対だと思っていい。
要は、飾らないことです。
誠実であること。
たとえ能力があっても謙虚であること。
自分をよく見せようと思っている時点で、アウト。
自分がどう思われるかよりも、相手を楽しませることを第一に考えれば、かなりの確率で成功すると思う。
あと、DNA的に健康であること、白血球(HLA)の型が自分から最も遠いこと、ですね(笑)。

そして、しばらく既読スルーとかして諦めてもらおうと奮闘した結果。
連絡が途絶え、一安心。

が、今朝。
なんか占いのURLとか「のみ」また届いた。

朝の5時過ぎにだよ?!

頭、おかしいの?

いや、マジで勘弁してと思う…。
こんな時間に連絡していいの、訃報くらいのもんだろうよ。

もはや「未読スルー」です。

なんだかねー。
彼の女性に対する「ファンタジー」につきあっていられないのよ。
人としての思いやりは持ちたいとは思うけれど、それが裏目に出るのね、こういう「俺さん」たちには。

特別にあなたを思っているとかじゃ、全然ないから。
あるのは人としての思いやりだけだったから。
具合が悪くて手術したとか。そう聞いたら連絡くらいするでしょう?
どうしてそんなに無駄に自意識過剰なんだろう。


「俺通信」とかされると、もはや人としての思いやりも捨てたくなる。
よろしいか?「俺通信」が嬉しいのは、好きな男性から「のみ」なんですよ。
それ以外の人の個人情報とか、全く興味ないのです。世の女性は。
既読スルーとかなったら、是非そこで理解しようよ。

俺くん、早く嫁貰え?
マジで。





そういう問題か…?

2017-05-15 | Weblog

この10年で寄生虫のアニサキスによる中毒が25倍に増えているそうである。
ひゃぁ~~(泣)。

幸い、今のところなったことはないが、気をつけたいよね。

予防法としては、

1.-20度くらいで1日(24h)以上冷凍するか
2.70度以上で確実に火を通す

そして…

3.『よく噛む』

だそうだ。

よく噛むって…(笑)
そう言われても…(笑)

よく噛んでも、アニサキス食べるの嫌だよ~~~(笑)。

なんでしょね。
物流が良くなって生鮮魚介類が産地直送で運べるようになったからとか、とも言われる。
温暖化とも関係するのかもなぁとも。

水温も上がってきてるから寄生虫が活動しやすいのかもと思ったり。

〆サバなんてのも、美味しいのはとっても美味しいけれど、
サバは大抵アニサキスが寄生しているとかで。
内臓に寄生しているので、新鮮なうちに内臓を除去すればいいらしいが、日が経ってしまうとアニサキスが筋肉の方へ移動してしまうらしい。あな、おそろしや。

食べる前に、目を皿のようにしてチェックせんといかんね。

寄生虫かぁ。
悪さをせなんだら、少しぐらい栄養を分けるだけなら、別に共存してもいいんだがなぁ。(←おいおい)
奴らに言って聞かせたい。(←無理)


Flu

2017-05-14 | Weblog

果たしてそれはインフルエンザだったのか?
未だ、分からず。

先月くらいから喉が痛かったのですよ。
アテクシ、ここ最近、風邪もあまり引いたことがなく、ましてや「喉」が痛くなるということは、皆無だった。

10年ほど前から外出したら、手洗い、うがい、が習慣になっている。
手洗いも、医者がやるような2-3分きちんと洗う手法を実践している。
そのおかげか、ここ数年風邪もひいた記憶がない。

そもそも5年ほどまえからリウマチにかかってその対処法として免疫抑制剤を常用している。
関節リウマチというのは膠原病の一種で自己免疫疾患なので、臓器移植した人が飲むような薬を飲んでいる。自らの免疫力を「下げる」薬なので、当然あらゆる病気にかかりやすくなる。ゆえに、病を未然に防ぐことが必要になるのだよ。

2-3週間前から、喉が痛くなった。
ほぼ毎晩飲酒している身としては酒を控えろと思うのだが、アルコール依存症のアテクシにそれは無理。
喉が痛くて数日飲まなくても、3日が禁酒の限度で、4日目になると飲んでしまう。
そうしたせいで、いつまでも喉の痛みは治らなかった。

致し方ないので、最寄りの町医者へ行く。
初めてかかる医者であった。
診察科目が多い医者ほど「ヤブ」という噂もある。

小児科、内科、消化器科、アレルギー科を標榜しているとなると、かなりの眉唾である。

連休明けだったこともあって、幸いにも空いていた。ラッキー。
そして女医さんであった。
女医さんというのは、女性にとってはやっぱり「ほっ」とする。
医者だと分かっていても、やはり男性医師の前で裸になるのはそこそこ嫌なのだ。
(ババぁでも)

小児科が主なせいか、壁にはジブリのトトロの絵がたくさん貼られている。
トトロだ~と思いながら写真を眺める。

若干、左の扁桃腺が腫れているということで、トラネキサム酸と、イブプロフェンの痛み止め、抗生物質と、痰を切る薬などを処方された。4日分しか処方されなくて、それで大丈夫かぁ?と思ったが。

禁酒して真面目に毎食後にお薬を飲んでいたら、4日目までには見事、のどの痛みが取れた。
やぁ~、化学すごいね。

それ以前に市販薬買って試してみたりもしていたのだが、やはり処方箋の薬は「混ぜ物がない」薬なので、効き目のキレがいいのね。のどの痛みには「トラネキサム酸」なのは市販薬でも処方箋の薬でも一緒なのだが、やはり「混ぜ物」がないだけ、効きがいいんだろうね。

お見事でした、薬学。
ブラボー。

5日目から、恐る恐る酒を飲み始めましたよ。(←懲りない)


でも、微熱は結構続きましたね。
37度前後が数週間続いて。

喉の痛みのせいかなとも思ったのだけど、最近の数日は、ひょっとすると「脱水症状」だったのかも。
急激に暑くなったので、スポーツドリンクを作って37度前後の熱が出る度に飲んでいたら、しばらくしたら熱が下がってきた。

あれは風邪ではなく、脱水症状だったのかもなぁ。
この時期、要注意です。

夏より注意ですよ、ある意味。
身体が暑さに慣れていないので。


荷を降ろす

2017-04-28 | Weblog

ふぅ。肩の荷が降りました。
金継ぎのお稽古で先生の出版祝を兼ねて、地元のケーキを買ってきてお茶会しましょう、と。

先生のご自宅でやるのだとアテクシは理解していたのだが、先生はなぜだか「お稽古の後に外でお茶する」と理解していた。人間って、自分に都合のよいように理解するものなのだな。
先生が、ご自宅でお茶会をあまりしたくないのだろうなということは、うすうす分かっていた。
お稽古するだけでも大変なのに、お茶会をするとなったらお皿を出したり、洗ったり、色々準備がいるものね?結局、先生のお祝いなのに、先生が動かないとキッチンのこととか分からないから。そりゃ、嫌だよね。

そもそも、出版パーティに行かなかったメンバーで、「お祝いをしよう」と言いだしたのは愛さんである。
愛さんが言い出しっぺで、「自宅近くに美味しいケーキ屋さんがあるから、そこで買ってくるゎ」と。そう切り出したので、そもそもお茶会をすることになったのである。

アテクシも手ぶらつぅわけにもいかないから、先週間違えてマカロンを買い(笑)、今週は無難なフィナンシェとか買いましたよ。個別包装の。食べきれなかったらお土産に持って帰れるように。完全自腹だが、そこはもうしょうがない。勝手にやっていることであるし。

で、てっきり愛さんがケーキを買ってくるのかと思いきや、蓋を開けてみればケーキを買ってきてくださったのは香椎さん。

あれ?と思いましたよ。

言い出しっぺ、愛さんやんけ?
ケーキ買ってくるんじゃなかったの?
なんで香椎さんが買ってきてる?
香椎さんは、気のいい方で。いつもフットワーク軽く皆のために尽くしてくれる。
嫌な顔一つせずに。
それだけに損な役回りをいつもやってもらって申し訳ない感じがする。

女も年を取ってくると皆小ズルくなるんだねぇ。
愛さんはティーバッグだけを持ってきていた。
ケーキ代は皆でシェアして香椎さんに後でお支払いしたのだが、ざっくり計算して一人800円弱くらいだったのね。
でも買ってきてくれたのだし、そのために車も出してくれているのだし、手間賃も入れて一人1000円払えばいいんじゃない?とアテクシは思ったの。
ところが、愛さんが筆算して。「一人750円よ」と。
ちゃっかりしてんなぁ…。さすが大阪人。
割り勘で50円単位までやる?しかも、750円じゃ香椎さん、足が出てると思う。
事前に周知していなくて750円なんて端数のお金払うのは、難しいだろ。
1000円でお駄賃含めて、という形で解決していいんじゃなかろうか。その方がスマートと思うのだが。
香椎さんはよく帰省先からのお土産とかも持ってきてくださるし、余った分はその足しにでもしてって感じでいいんじゃなかろうかと。そう思ったんだけど。

大阪人的には許されないんだねー。
ま、チリも積もればだけど。
払ってもらった額より減らして計算して返すなんて、個人的にはあり得んよ。
手間賃として少し多めになるぐらいに返すのがマナーだと思っていたがな。


で、先生のお家でお皿などを借りてお茶会をしてしまったわけで。先生は想定していなかったわけだし。
先生としても洗い物が増えるのは面倒よね。申し訳ないし、先生のお祝いなのに家事を増やしちゃ申し訳ない。ということで、洗い物もしてから帰りましたよ。

でもね。
よろしいか?

アテクシが洗剤で洗って、香椎さんがすすいで。
愛さん、ただカウンターから見ているだけ。口は出すけど。
姑か?(苦笑)

いやぁ、洗い物とか別に嫌いじゃないですけれど。
なんせ、先生のご自宅はモデルハウスのようにいつも綺麗なんですよ。
誇張じゃなく。
そのキッチンでどうやって洗い物をしたらいいか、困るゎ。
キッチンにさえ、基本物が何も出ていないんだから。
洗剤とか、全部引き出しの中にしまってあるタイプで、キッチンの上には何もないのですよ~。

旦那様がすげぇ潔癖なんだろうなぁと思うのだけれど。
アテクシ、無理だな。
この家で、絶対暮らせないもん。
気を遣って、疲れちゃう。
綺麗だけど。

綺麗すぎて、少しも気が休まらない。
少しぐらい、乱れたところがある方がほっとするよ、アテクシは。
潔癖の人とか、無理…。

結局、アテクシと香椎さんで全部洗い物をやってから、帰りましたよ。
愛さん、単なる姑みたいだったゎ(笑)。

はぁ~っ。
どっと疲れたね。

人付き合いは疲れるね。

いや、洗い物するのが嫌とかそういうことではないんですよ。
先生にご迷惑をかけないためには、それはやぶさかではない。

ただ、愛さん。
言い出しっぺなのに、全部人に面倒事振り分けているってなに?ってちょっと思う。

あぁ、でもこれが「生きる知恵」なのね。
こうやって女は「年を取っていく」のね?(笑)

アテクシはものすごく「気を遣う」人間なのですよ。
だから人付き合いが「嫌」なんです。
気疲れしちゃうから。

人付き合いが好きな人って。
ある種「鈍感」な人よね(笑)。

自分が「心地いい」ということの裏には、その陰で「誰かがあくせく働いてくれている」ということに「全く」意識が及ばないほどに愚純なんだろうなと。


幸せだよね、そういう人は。
アテクシも、できることならそういう人になりたかったよ。

まぁ、とにかく。
これで「お茶会」が終わってくれたので、ホッとした。

人付き合い、本当に面倒。
お稽古だけのつきあいで終わったらさよならでいい。
深い話とか、プライベートの話とか、興味ない。

そこまで深く付き合いたいなんて、そもそも思っていない。






Stray sheep

2017-04-27 | Weblog



アメリカのフィラデルフィア小児病院で、羊の胎児を人工子宮で正常に発育させることに成功したというニュースを目にした。

いやはや…。
すごいね。

画期的であると同時に、末恐ろしい感じもする。
背筋がぞゎっとするわいな。

少子高齢化で立ち行かない日本のような社会には、welcomeな技術かもしれない。
これで、もはや女が「妊娠・出産」を担わなくてもよくなるし、同性愛者であっても、健康に問題があっても子供が欲しいと願えば、「人工子宮」という選択肢ができるようになるのだろう。

ある程度のDNAの提供は必要だろうが。

これによって、女性は「産む機械」(笑)としての役割から解放されることになるが、同時に、男性にはできない「出産」という「特権」も失うことになるのね。

いいのか、悪いのか。
分からんけど。

生物としては、そのような生殖方法は腐っているなと思うよね。

生殖というのは、つねに母体のリスクがつきものだ。
そのリスクを抱えてさえも次世代を紡ぎだそうとするから、個々の個体が「愛しい」のであって、「量産」するのであれば、それはもはや製品としての価値しかないわけだよ。プロダクト。

極論、その肉を「食肉」にしてもいいし、カズオ・イシグロではないが、人類の病気治癒のために「医療用ストック」としての人体パーツの供給にも使えるわけでしょう。

怖ろしいね。

そのうち、知らないところで自分の遺伝子が使われて、培養されたりするんだろうな。
ヒーラ細胞みたいに。

あな、あはれ。




ネジ

2017-04-27 | Weblog

頭のネジが、ここのところ一本外れているのかもしれない。
アテクシにしては、あり得ないミスが続いている。

出すべき筈の書類が届いていないとか(十中八九出していると思うけど)、1週間日にちを間違ってお菓子を用意してしまったとか、持っていこうと思っていたものを家に忘れたりとか。

はぁっ…。

先日、ジロー君の誕生日であった。
前回、彼から誕生日カードを送ってもらったので、今年はアテクシも返そうと思って用意した。
ちゃんと当日までに届くように送った。

でも、「着いた」という連絡もない。
とはいえ、ジローのことだ。
基本、メールはしない人だし、用事があれば電話してくるだろう。
その後、メールで誕生祝のメッセージも送ったがスルー。

つぅことは、忙しいんでしょう、仕事、たぶん。

ま、いっかと思っていたのだが。

数日経って、ふっとあることに気づいた。
あ。
アテクシ、切手を間違えちゃったかもしれない。

ピンクの封筒(ジローは女子力が高いから(笑)、ピンクでもいいかと)に桜の切手を貼って、「あぁ、綺麗だね」なんてご満悦だった記憶がうっすらある。でも、桜の切手、あれ52円のじゃなかったっけ?

や、やば…。
たぶん、切手代、足りていない。

青ざめましたーーー。
わーーー、アテクシ、なにやってんだ?

あり得ない、あり得ない。
なにやってんだ、俺?

誕生日カード送って、料金足りてないってさー。
引くゎーーー。

なんか、たるんでるなぁ、アテクシ。
身も心も。

ま、言い訳すると、生理中ってのもあるが。
それだけじゃないよなー。
更年期とかかなぁ。なんか常に頭の中がもやってる感じ。

今日気づいたので謝ろうと思ったのだが、お酒が入っていることもあり。やめておいた。
こういう時は記憶が定かでなくなったり、余計なことをどうしても言ってしまいがちになったりするので。素面の時にしよう。謝罪だし。酒飲んでするもんじゃない(←意外に律儀)。

ジローは大して気にしていないだろうと思うんだが。
あの人はそういう人。

こういう凡ミスは、アテクシが自分で嫌なんだよな。
年賀状で送られてきた名前の字、間違っていたら嫌じゃないですか。(ex. 毎年送ってくれる旧職場のアテクシの上司(苦笑))
それと似たようなことよ。
せっかくの誕生日カードなのに、いまだかつてしたことのないこんな凡ミスを、なぜしたかなー。
はーっ。

自己嫌悪。

愛が足りないのか。
そんなこと、ないんだがなー。
ジローのことは、ジローとして愛しているんだがなー。

頭のネジが。
どうも、な。




合掌

2017-04-25 | Weblog

三遊亭圓歌さんが亡くなられましたな。
ご高齢だったので致し方ないかなとも思うけれど。

自伝的落語『中沢家の人々』は面白かったなぁ。(youtubeとかでも探せば出てくると思うので、ご興味があったら是非。ちょっと長いので30分~くらいかかってしまうかも)
初めて聞いたときは涙流して笑ってしまったもの。

老人の手足が震えちゃったりするのを噺の中で茶化しているんだけれども、ブラックもブラック。
これをご本人も高齢のじぃさまが演じているから笑って済ませられるけれども、非常に際どい芸よな~。
若い人にはなかなかできない芸だと思う。

元々は国鉄の職員だったらしい。不思議な経歴をお持ちだねぇ。
たしか吃音も少しあったと思う。こういうのも笑いに変えてしまうし、噺家で吃音があるってのは、なかなか大変だったことだろう。努力の方だったのでしょう。

アテクシも若い頃、友人に吃音の人がいたので、本人が茶化している分にはいいんですけれど、他人がこういうのを茶化すのはイラッとするんですよね。焦れば焦るほど、言葉に詰まってしまうものだから。好きでなっているわけじゃないしね。本人が笑いに変える分にはいいんです、うん。

何かの折に2-3度、寄席で聞かせていただいた。
お元気なうちに聞けて良かったな。

楽しいお話をありがとうございました。
ゆっくり休んでください。

合掌。

リアル桐山零

2017-04-25 | Weblog

将棋のプロ棋士、若干14歳の藤井聡太くんは、『3月のライオン』の「リアル桐山零」だな。
(今、NHK、Eテレで毎週金曜、夜7時25分~アニメの『3月のライオン』を再放送していますから、みてくんなまし~♪将棋分からなくっても、すごくいいのよぅ♪)

やぁ、羽生3冠に勝ったかぁ。
若さだねぇ…。

先日、加藤一二三(かとう ひふみ)九段に勝利して、それからまもなく加藤さんは現役引退を表明した。
いわば、引導を渡した形になった。
切ないなぁ、と。

加藤さんだって「神童」と呼ばれるくらいに、十代でプロ棋士になった人だ。
しかし、寄る年波には勝てんのよね。
十代って一番、脳細胞が活性化している時期なんだろう。

藤井君の活躍を、目を細め、眩しいくらいの気持ちで眺めている。
しかし、その藤井君だっていずれ30代、40代になった時、若い世代に鮮やかに抜かされていくことだろう。

自分が相手を負かしたように、いずれは自分も負かされていく。
その「宿命」を背負っている。

鮮烈なほどに眩しく、そして、その行く末は切ない。

あなたが打ち負かした加藤九段のように、いずれは。
年老いたあなたは負かされ、打ちひしがれていくのだろう。


棋士とは、なんと切ない職業だろうか。