鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

HNモジュールは鉄道模型の王様だ! その3  JAMへの参加

2023年03月19日 | HNモジュール

HNモジュールを作った2006年 大阪でJAMが開かれました。 この年だけで後は東京なので運がよかった。

 

会場に持ち込み、足をつけて組み立てています。 今はもっとやりやすい方法で足をつけていますが、当時はこんな感じで足をつけた。

 

この時には手前から、加悦桃駅モジュール、農家のモジュール、そして踏切モジュールの3台モジュールを作って持ち込みました。

 

ここで、列車が走るので子供たちも大喜び。

 

もちろん、大人も大喜び

 

そして目を引いたのはバスが走ることです。 モジュールの外周をバスが走れる様に道路にして、ファーラーのカーシステムのメカニズムを取り外してボンネットバスに取り付けたバスが走ります。

バスが走るなんて、見たことがない人ばかりなので列車よりも注目度は大きい。 しかも踏切で一旦停止してから線路を横切って踏切を渡る。 一体どうなっているの?

余談 :実はこの工作は簡単ではないのです。 車にはステアリングがありますからその機構を組み込んで、後ろには後輪の駆動装置を積む。 ホイルベースが元のファーラーの車と違うので大改造です。 さらに充電式のバッテリーを積む場所が要るし、ストップさせるためのスイッチとリードスイッチもつけなければならない。

そして、組み立てて走らせると、アンダーステアになった。 前がボンネットで実車ならエンジンがあって重いのだろうけれど、模型では何もないので軽い。 前輪にかかる荷重が少なくてハンドルを切ってもタイヤがスリップしてアンダーステアになるんです。 そこで、バッテリーの位置を変えたりボンネットの中に鉛を積むなどして、前後輪荷重比を同じ様にしてゆく、などなど、車としての走る機能が必要です。

 

この人たちはバスが何故このカーブを曲がれるのか道路の下を覗き込んでいますが、下には何も仕掛けが見えない。

HNモジュールではこのようなギミックみたいなことも付け加えて楽しめるのも初めのモジュールから想定していました。 鉄道模型の世界ではこういうものをギミックと言う様ですが、実車のバスは走るのが当たり前、ギミックと呼ぶのはおかしいと思うのですが、何かにつけ鉄道車両以外のものが動くとギミックと言う様です。

 

そしてこの時から気が付き出していたのですが、情景があると女性が喜んで見てくれます。

 

目を輝かせて見てくれます。 女性が見てくれるのは、後々の運転会でも同じで、世の中、女性の理解があると何かに付け都合よく進みます。 奥さんが手伝いに来てくれたりして。

 

さて、HNモジュールのハードはできました。 モジュールができたのですが、まだ、運転会をする様な仲間はいません。

走らせるためのソフト(仲間作り)がまだできていないのです。

でも、この時に少しずつ仲間になる人たちが手伝いに来てくれていました。

 

モデルバーンで企画したヨーロッパ鉄道模型紀行でドイツで知り合った人達がここに来てくれました。

一人は電話でDCCの設定をしてくれています。 この時点からDCCも走らせていたんです。

そして、だんだん、HNモジュールを作って持ち寄って走らせるクラブが出来てゆくのですが、実はまだまだ時間がかかりました。

 

つづく

 

 

 

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新レイアウトの製作 その3  線路配置 平面交差

2023年03月18日 | レイアウト

レイアウトの前に

 

NHKの「ダーウィンが来た」 と、日テレの「鉄腕ダッシュ」がコラボして、ダッシュ海岸にNHKのスタッフが撮影に来ていました。

撮影機材がすごいと思っていたら、それだけじゃあない、NHKのスタッフが何日も泊まり込んで小さなハゼを追いかけていました。 凄いねNHKって。  放映はダーウィンでもダッシュでもやっていたので城島もNHKに出たり、編集は全く違いますが、こういうコラボは初めてだと思うので時代が変わった? と思ったのでした。

すると

「ぐるない」にチコちゃんが出ている。

 

岡村と組んで、最下位だったけれど。 自腹決定。

 

今度は、チコちゃんに「ぐるない」の増田貴久さんが出ている。 学ランの姿で、岡村も学ランだ。

ひょっとして、「笑点」もコラボかと思う映像です。

 

ちゃーんと、羽鳥さんだって出演シーンがあるし。

 

NHKも日テレもなかなか味なことをやるものです。

 

************************************

新レイアウトの製作

立体交差を考えたけれども、坂が気に入らない。 そこで

これは平面交差の案です。 

 

クロスは手持ちのPECOのものがある。 角度が浅いのでこんな感じになります。

 

全体的には、こういう感じで、レイアウトの真ん中を線路が突っ切る、これは理想的な形です。

車両を見た時に感じよく見えるからです。

 

 

立体交差がなければ、奥の高台はいらないと、この時点で南フランスの高台のベニヤを切り取りました。

まだまだ、解体途中だったのです。

 

さて、どうするか?

つづく

 

 

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HNモジュールは鉄道模型の王様だ! その2 モジュールを作り始める

2023年03月17日 | HNモジュール

HNモジュールを作ってアピールしなければ。

カトー江坂店で、カトー製の30×90cmのレイアウト台枠を2個買いました。

これに足をつければ簡単です。

 

2004年頃でしょうか、ガレージの車を出して工作です。 箱ができているのでさほどの工作はない。

でも、足を作るのが少し面倒でした。

 

HNモジュールは側面に緑色を塗ることに決めています。 これは、モジュール同士繋いだときの情景保護のためです。

 

同時に2つ作っています、 なにせこれが最初のHNモジュールなので2つ作って接続テストなどもしなければならない。

手前が加悦桃駅、奥が農家のモジュールになります。 駅はこの後線路配置を変えました。

 

この後、レイアウト工作そのものが始まります、

 

加悦桃駅のモジュールは完成して、TMSコンペでも賞をいただきました。

 

こちらは農家のモジュールで稲を一株づつ作って植えています、

 

植えてからレジンを流して水田にします。

 

こちらのモジュールは、テストも兼ねてポイントの施設やSカーブを作り、さらに台枠も端を斜めに切って(向こう側)、角度を変えた接続を試しています。

 

そして、TMSの表紙にもなりました。 もちろんコンペでも入選しています。

 

この2つが、私が初めて作ったHNモジュールで、ここからHNモジュールの歴史は始まります。

HNモジュールの特徴 : 大きな場所を取らずにレイアウト作りを楽しめる。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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HNモジュールは鉄道模型の王様だ! その1

2023年03月16日 | HNモジュール

「HNモジュールは鉄道模型の王様だ!」 と、どでかいタイトルをつけましたが、私は心底そう思っています。

その理由はいろいろありますが、ぼちぼち話してゆきます。

 

まずはHNモジュールとは何か?

基本的にHOゲージのモジュールです。 線路があって景色がある。

しかし、単独ではなくて何台かモジュールを繋いで大きなレイアウトになる。 そのためには繋ぐための規格が要ります。

線路の高さとか繋ぐ部分の構造などです。 この規格をHNモジュールと言います

 

これが概要です。 左上の箱がHNモジュール規格です。 これを何人かで作って上図の様に繋ぐと下の写真の様に大きなレイアウトになります。

ここで、モジュールの規格をきっちりしておかないと繋げませんし、ちゃんと走らせることができませんが、大きさや景色などは自由です。 自分の好きな景色を作れる。

そして、HNモジュールの規格で作ってさえあれば、誰のモジュールでもつなげる。 

まあ、突然このモジュールを持ってきて繋いてと言われても、どこに繋ぐのか事前に配置を考えるので、ある程度の仲間関係を作っておかないと無理ですが、そこはその仲間同士で話し合えば良い。

HNモジュールの特徴 1 :自由度が高い。 もちろん規格はありますが、自分の好みの模型ができる。 さらにグループである程度のルールを作った規格にもできる。 例えば何々鉄道の情景をみんなで作るとか。

HNモジュールの特徴 2 :HOゲージ(16.5mmの線路を使うもの)であること。 これは景色を作ったり車両を走らせたりがやりやすいし、見た時のインパクトなどを含め、この大きさが一番良い。

 

さて、私がこのHNモジュールをどうやって考えたかを話します。

時は1996年、

こんな本を買ったのです。 レイアウトプランの本です。

 

この中にこんなモジュールレイアウトの絵がありました。 なにやら沢山モジュールを並べて立って運転している。

 

横にはモジュールの規格が書いてありました。

 

さらに繋ぎ部分の詳細な図もありました。

この時にはこういうものもあるんだなと思った程度でした。

 

そして、さらに

こういう小さなモジュールを作って上の絵の様に繋げれば、皆で大きなレイアウトを作れるのだと思う様になってきました。

この程度のものなら作るも簡単だし、なによりも家に置きやすい。 どこかに置けるだろう。

そして車にも乗せやすいので、会議室でも借りて皆で集まれば、情景のある中で模型を走らせることができる。

 

しかし、仲間が要ります。 一人ではできません。 長年考えていましたが、Nさんが一緒にやりましょうと言ってくれました。 2005年頃です。 本を見てから10年近く経っていました。

規格は上の図では大きくて持ち運びも大変なので日本の90cm単位の木材を使用するとして、独自の規格を考え二人の頭文字をとってHNモジュールと命名しました。

そして、現物を作って人に見てもらって、仲間になる人を探す作業に入りました。

つづく

 

ここで、上の本に載っていたモジュールの詳細がわかりました。 FREMOというドイツのクラブです。2016年頃に東京HNモジュールの方がコンタクトをとってくれました。

 

これがFREMOです。 桁が違います。  これはHOですが、Nゲージや他のゲージの分科会?があるようです。

大阪のHNモジュールクラブの仲間がミュンヘンに行って、この写真を撮ってきました。 

この大きさでやるからにはコンピューターでモジュールの配置を考え、施設するのに何日か必要でしょう。

1ヶ月ぐらい休みが取れるドイツだからこそできますが、日本では無理です。

本線の列車を走らせるように、大きなカーブでモジュールも大きいのですが、HNモジュールは持ち運びを考えて小さくしているので、基本的にローカル線対象です。

 

 

東京の仲間が英文でメールを出して、FREMOの規格をいただきました。

 

さすがドイツ人、きっちりしています。 モジュール同志の接続穴が多い。 HNでは接続穴は一つだけです。 それにしてもHNではこんな図面などとても描けません。 

 

この図など、私も同じことをHNモジュールの説明に書いています。

 

こんな大きな駅なんて、とても家の中のレイアウトではできそうにありません。 モジュールだからできるのです。

HNモジュールでも、作ろうと思えばできますが、会場の確保が難しいかな?

 

、 

 

 

 

 

 

 

 

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新レイアウトの製作 その2 線路配置 立体交差

2023年03月15日 | レイアウト

新レイアウトの案です。 先日は交差のないエンドレスでしたが、立体交差で考えました。

 

こう言う案です。 青が湖で鉄橋です。

 

カーブの持って行き方を変えたり、

 

この直線あたりの下を湖にして、この手前で立体交差

 

立体交差部分です。

 

こうなる感じです。 でも、このあいだのレイアウトで勾配での速度が変わりすぎて嫌になったので、勾配はどうしようか?

速度が遅いナローなら勾配はあまり気にならないかもしれないし。

いろいろ考えます。

つづく

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