鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

2002年 ドイツの旅 23  ヴェルニゲローデの街

2024年07月11日 | 海外旅行

ヴェルニゲローデの市庁舎が素晴らしいと聞いたので見にゆきます。

 

事前に調べたヴェルニゲローデの地図です。 これを頼りに歩きます。

赤い矢印よりもっと下、地図が欠けているあたりが市庁舎だろうけれど、よくわからない。

ところで、この地図の真ん中あたり、家並みがカーブしているのを覚えておいてください。

 

向こうに見えるのがDBの駅です。 ここを歩いてきました。

 

振り返ると、遠くにお城が見えます。 ここから街並みが始まるので、路地を抜けて

 

出たところが、この曲がった道の街並み。 この美しさにびっくり。 地図でカーブした街並み付近だ。

これって、アミューズメントパークじゃ無いんです。 普通に人が住んでいる街なんです。

 

家々のゼラニウムもとても綺麗。

 

教会もありました。 渋い。

 

石造りで重厚感があります。 屋根の色が良い。 鉄平石のような感じ。

 

さらに進むと、まるでおとぎの国だ。

 

だんだん人が増えてきた。 それにしても美しい木組の家が並んでいる。

 

もう人でいっぱいという感じ。 市庁舎はすぐだろう。

 

これがヴェルニゲローデの市庁舎です。

驚きです。 こんな建物があるんだ!

 

つづく

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2002年 ドイツの旅 22  ハルツ狭軌鉄道

2024年07月07日 | 海外旅行

ヴェルニゲローデからはハルツ狭軌鉄道が出ています。

 

有名な狭軌の鉄道でブロッケン山に登る路線はテレビで何度もやっているので、見た人も多いでしょう。

私は乗ってきたという人もいるかもしれません。

この地図の一番上がヴェルニゲローデです。

 

駅舎です。 とても新しい感じ。 まるでレストランの様です。 DBの駅のすぐ横にあります。

 

中に入ると、ホームに列車が停まっていました。

お花を手前に入れて、下から掬い上げる様に撮影。 このフォトグラファーは上手だ! 私です。

 

HSBと言います。 今日はこの鉄道には乗らない。 とても乗る様な旅行日程が組めなかったのです。

 

機関庫があったので横を進むと蒸気機関車が出発の準備をしていました。

 

油壺に油を入れています。 

日本の模型人は赤い足回りの機関車は嫌いだという人が多いのですが、赤だと色々見やすくて整備がしやすいそうなんです。 ですから赤なんですけれども、私なんぞ、ヨーロッパ型の模型を見慣れているので、黒よりも赤の方が好きなぐらいです。 人間、慣れです。

 

上の人も油差しの様です。 近くに行って撮影していても、何も言われないし、向こうも何も気にせずに仕事をしています。

ツィラータールバーンでもそうでしたが、機関車のそばに行っても何も言われない。

 

この鉄道は狭軌ですが、少し幅が広くて1mゲージです。 日本のJRに近いぐらいです。 

ですから、他の狭軌の鉄道よりも機関車が大きい。 しかもドイツ型で、小さい動輪がたくさんあって上に大きな図体が載っているのでとても重量感があります。 これがブロッケン山の勾配を登るのです。

 

少しうろうろして、 ターンテーブルです。 後ろに見える山がブロッケン山につながる山でしょうが低い山です。 

この辺りで一番高い山がブロッケン山ですけれど、蒸気機関車が客車を引っ張っててっぺんまで登ります。 登山鉄道ではない列車が山の上まで上がれるということは、日本で想像する山ではそんなことはあり得ないので、あまり高くない山のはずですが、ドイツ中央部では高い山だそうです。 ブロッケン現象のブロッケンで、人気のある路線です。

 

 

マレーの機関車です。 シリンダーが2組(4つ)ある。 マレーの語源はアナトール・マレーが発明したからです。

 

マレーのシリンダー周り。 こういう構造のシリンダーは、前方のシリンダーで使った蒸気を後ろのシリンダーで再使用しているそうです(複式蒸気機関車)。

 

滑り棒2本式のクロスヘッド。 こういうメカ部分をこんなに近くで写せるなんて、しかも保存機関車ではないので、現役バリバリの油が染み込んでいるバルブギアを写せるなんで幸せです。

 

ディーゼル機関車もありました。 客車に比べて大きい!

 

列車の出発までには時間があります。 それを写したいのですが、それまでヴェルニゲローデの街を散策することにします。

つづく

 

 

 

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2002年 ドイツの旅 21  ヴェルニゲローデに向かう

2024年07月03日 | 海外旅行

ドレスデンを後にして、次の目的地ヴェルニゲローデに、そのあとゴスラーに宿泊して、ハンブルグから帰国する行程です。

ここでドイツの地図を

ドレスデンからハンブルグは、ロマンチック街道やメルヘン街道などいわゆる観光ルートはありません。

ですからこの辺りに行く人はあまりいないと思うのですが、ところが、どっこい、途中のヴェルニゲロードやゴスラーなど素晴らしい場所があります。

 

本の路線図です。 右下がドレスデン

真ん中付近にハレ中央駅があり、結構交通の拠点です。 ドレスデンからハレまで行って、ヴェルニゲローデへのローカル線に乗り換えます。

 

トーマスクックの時刻表の地図です、 ドレスデンからハレまで行って、そこで青い線で描いたローカル線でヴェルニゲローデに行き、そこを見学。 その後ピンクで描いた線にのって、宿泊地であるゴスラーに行きます。  そのあとハンブルグに向かうという行程。

 

もっと簡単に描くとこういう事。 これだけで良かったのですが、ドイツの路線を知ってもらおうと思って色々出しました。

 

ドレスデン中央駅 この列車に乗ります。

 

ステップがあるので、荷物があると大変なのです。 小さめのスーツケースにしておいて良かった。

 

出発してすぐにエルベ川を渡ります。 旧宮廷教会や王宮が見えます。 ドレスデンよさらば・・・

 

コンパートメントではなく普通の客車です。 確か急行だと思ったのですが、この客車が喧しい。

多分、デッキ付近、客車間の渡りの足板などがガタガタする音が喧しいのだろう。 今まで乗ったコンパートメント客車は実に静かだったのだけれど、これはやかましかった。

 

喧しいけれど快適に走って外を見るとのどかで美しい景色が続いている。 ライプツィッヒを過ぎたあたりだろうか?

 

人家がたくさん並んでいる日本と違って一軒の家でも広々している。

 

ハレ中央駅到着。 大きな駅だ。

 

ね、 大きな駅でしょう? この左側にも同じ様なアーチ屋根が続くので、とても大きな駅だ。 田舎の駅だと思ったのだけれど、やっぱり交通の要所なのだ。

ここで乗り換え時間がしばらくあるので、駅から出てみようか? でも街に出てもどこがどこかわからない。

駅の中でうろうろ

 

駅の中のコンビニみたいな店か?  駅改装中で仮店舗でした。

多分昼食を買ったと思うんだけれど、完全に忘れている。

12:08分発のローカル線に乗ります。

 

多分、この形のディーゼルカーに乗ったんだけれど、ドイツ中央部で唯一の山間部に向かうので、ゆっくり走ると思ったら、100km/hは越す様な高速で走る。

 

洗面所も綺麗で、ローカル線と思っていたのが大間違い、車両は綺麗だった。

 

山間部を走ると思ったらまだまだ平地なんだ。 2002年の時点でも風力発電がたくさんありました。

 

 

途中こんな駅も通って。 右はBR218だろうか、ディーゼル機関車だ。 左も模型ではよく見る気動車だ。

 

こんな入れ替え機関車も見て、どれもこれも模型でよく見るので親しみはある。 まるで模型の世界だ。

 

13:19 ヴェルニゲローデ到着。 この列車に乗ってきたのだ。

 

駅前には、ハルツ軽便鉄道の駅がある。 とても綺麗な建物だ。

さて、ヴェルニゲローデでは忙しいぞ!

つづく

 

 

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2002年 ドイツの旅 20  ドレスデン 夕食

2024年06月27日 | 海外旅行

ドレスデン ツヴィンガー宮殿を見て

 

宮殿の横のオペラハウスです。 有名ですが外から見るだけ。

 

オペラハウス前から後ろを見ると、旧宮廷教会や王宮が見えます。 あらためて旧宮廷教会が大きいことがわかります。

さて、これから街を通り抜けてホテルに戻りますが途中で夕食を摂るつもりです。

 

こんなところを通って

 

カメラ屋の前を通って、古いカメラだ。 多分東ドイツ製のエクザクタに似せたパッチものだろう。

 

 

あるビルの中に入ると、ドレスデンの街の模型がありました、  真っ黒なのはフラウエン教会なのだろうか?

 

市電の線路もある。 走っていなかったけれど、多分走る。

 

街の中心付近。 市電の停留所が並んでいる。

後ろの塔は市庁舎だろう。

この市庁舎の地下に立派なレストランがあると旅行書に載っていた。

 

市庁舎裏の狭い階段を降りるとこのレストランがあった。 すごいでしょう?

 

柱がたくさんあって、それぞれがアーチ状になっている。

 

壁には色々な絵が描いてある。  

そして、今の今、2002年の旅行から、22年経った今、この絵の城がどこかわかった。 2007年にこの城に行っているのだ。 もちろん2002年にこのレストランで見た時にはわかるわけばないけれど、面白いものです。

 

メニューはこれです。 実にわかりやすい。 ドイツ人にとってはですが、整然と書かれている、

日本人の私は、ドイツ語辞書は持っていないし(紙辞書でドイツ語辞書は大きくて重い)、まだスマホなどない時代。

どうやって頼んだのか忘れましたが、

 

こんなものを頼んでいました。 たしかドレスデン名物、鹿肉のなんじゃら? だった様な気もする。

 

それと、スープ(ズッペ)。

これがドレスデン最後の夜です。 1日目にプラハ、2日目にヴァイセリッツタール鉄道とレスニッツグルント鉄道、そして3日目の今日は、マイセンに行って、ドレスデンに戻って、模型店巡りをして、旧宮廷教会からツヴンガー宮殿、そして街を見て、このレストランにたどり着いた。

毎日、頑張って動き回っていたのです。それで、今晩は少し良いものを食べようとこのレストランです。

でもね、2007年にもこのレストランに来たのですが、無かった。 レストランが廃業していたのです。 ですからドレスデンに行かれても市庁舎の地下のレストランはありませんから、行かないでくださいね。 でも、ひょっとしたら新装開店しているかもです。

さて、明日は移動日です、ドレスデンからハルス山系の田舎町に行きます。

つづく

 

 

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2002年 ドイツの旅 19  ドレスデン ツヴィンガー宮殿

2024年06月24日 | 海外旅行

ドイツはドレスデンのツヴィンガー宮殿です。

旧宮廷教会の近くにあります。 門を入ると大きな庭がありました。

 

横の入り口の門の上は玉ねぎ頭の形状になっています。

 

大きな噴水があります。

 

上から見ると、こういう形の庭園です。 芝生の形が模様になっている。

後ろの建物の中には、陶磁器や絵画がある美術館になっていますが、この時には入らなかった。

 

こんな廊下を通ったりして

 

狭いけれど落ち着いた場所に噴水がありました。 本を読んでいる娘さん。 

 

上から見ると、こんな感じの場所です。 池に足を入れている人もいます。

向こうに見える階段を上がって来たのだけれど、

 

ここには、たくさん像がありますが目の前で見るとかなり傷んでいる。 空襲で焼かれて黒くなっているけれど、どれもこれも立派な像だ。

 

池に足を入れてツヴィンガー宮殿を満喫したのであります。

 

そして、ツヴィンガー宮殿という強烈な印象は、レイアウトの上に表現されたのでした。

 

噴水です。 赤っぽい地面や芝生の模様もツヴィンガーを真似しています。

 

玉ねぎ頭の建物も大苦労して作りました。 門の彫刻も石膏で作って彫ったのです。

 

つづく

 

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