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鉄道模型のある生活ブログ(旧)

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

2025年5月 第64回 HNモジュール運転会 その6

2025年05月25日 | HNモジュール

HN運転会の前に

今日はF1モナコグランプリの予選がありました。

モナコの映像を見たら、行ったことがあるのでとても懐かしい。 この航空写真からも自分がどこを歩いたのか思い出して、行っておいて良かったとつくづく思うのです。

クルーザーがいて、金持ちの集まりのような街。 そして私も南フランスレイアウトをNゲージで作ってモナコの公園も作ったのでしたが、みんさん見てくれていますか?

F1はこの海岸に沿って走るのですが、まあ道路は狭いし大昔のF1が始まった頃とは速度が違うので、比較にならないほどの運動神経が要ります。

手前の建物がカジノです。 モナコでは有名です。ですから私のレイアウトでもカジノを作りました。

 

この急なヘアピンも観光トレインで通ったのですが、最近は大きくなったF1がここを曲がるのもやっとなほどです。

予選では、こういうところを一周で1000分の数秒を争うのです。 このコースではあまり差が出ないので、これぐらいの時間差での競争になります。

瞬間の判断で、こういう状況になります。 あーあ、当たってしまった。 でも、最大限に避ける動作はしているのでしょう。 ダメージは小さそうです。 

 

大観客です。 大金持ちは家のベランダやクルーザーからワインでも飲みながら観戦しています。

 

この選手たち、もの凄いんです。 ここのコースを神技のように走る。 角田くんは、私の見立てでは普通のF1選手がやっとで、神技までは使えない。

明日は決勝ですが、ここのコースは狭くて曲がっているのでとても追い越しはできません。 F1カーの行列になり、デモストレーションのようでレースとしては面白くないでしょうが、それでも何が起きるかわかりません。

 

さて、タイトルのHNモジュール運転会。

今日はHNモジュールの本線以外のエンドレスを持ったモジュールです。

世界遺産の建物などが並んでいるモジュールです。 ここに6mmの線路のエンドレスが敷かれていて、ミニ列車で世界遺産を見て回れるという想定です。  みなさん世界遺産を知っていますか。world heritageいい響きです。  手前にモン・サン・ミシェルがあって、ローマやフレンツェが見えます。 遠くにはエッフェル塔が見えますが、その横には犬山城があります。犬山城は国宝ですが世界遺産を目指しているという段階ですが、今回の運転会から犬山城も登場しました。

 

犬山城の横を走るのはドイツのガラス電車。 模型でも大人気で持っている人が多いと思いますが、これは車体が短いのでご愛嬌です。そのおかげでこのレイアウトの急カーブを曲がれます。  

エンドレスがあると車両が走り続けているので、とても楽しいです。

 

これはドイツDEV狭軌鉄道モジュール。 9mmナローのエンドレスがあります。

もう10年以上前に作られたと思いますが、このエンドレスにはもの凄い坂があるのですが

 

このBEMOのガソリンカーが上り坂も下り坂もものとはせず、同じ速度で一日中走っています。

これはすごいよ、 このレイアウトだけも欲しい。 BEMOの車両はギヤ比が大きくて、フライホイールもついているので鉄道模型の本質をよく知っているメーカーです。 集電も良いし。

 

こちらはメルクリンのエンドレスがあるモジュール。

駅があってすれ違いができるようになっています。 道床に昔懐かしいMレールを使っているのは急カーブがあるからか、わざとノスタルジックにしているのか。 私としては、こういう芝生マットを使ってシンプルに仕上げているレイアウトは好きなのです。 実景のように凝ったレイアウトも良いのですが、模型としてのシンプルさも魅力なのです。

そして、この部分は自動運転で2編成が数回ずつエンドレスを回った後駅で止まって、信号が変わって違う列車が反対方向に走る、 こういうことを一日中続けて走っています。

 

この制御にはメルクリンCS3コントローラーを使っています。 今回はこれを載せる台と電源アダプターなどを収納できる箱を作ってきました。 床にべたっとコントローラーを置くよりもはるかにスマートです。 私も見習おう。

 

このレイアウトの上を走るスイスの赤い電車。 ドイツのロッド式電気機関車も見えるしドイツらしくて良い感じです。

そして遠くにほかのHNモジュールも見えて運転会の様子がわかる写真です。

 

このように、HN本線以外にエンドレスがあると、楽しいです。 HNは単線で、いつも動かしっぱなしにできないので、それを補完してくれる感じです。

今回出ていませんが他に

下の方にナローのエンドレスがあります。

 

このモジュールにもナローのエンドレスがあります。

 

これも、ナローのエンドレスがあるし。

こういうヨーロッパナローのレイアウトをHNモジュールの横に置いたり

 

これは自転車が走る街です。HOサイズの自転車をこぎながら走っています。

 

他にもHNモジュールに絡めて色々走るものがあるモジュールが参加して、目を楽しませてくれます。

運転会報告 おわり

 

2025年5月 第64回 HNモジュール運転会 その5

2025年05月24日 | HNモジュール

車両の写真が少ないのですが、今日は車両主体に書きます。

 

遠側駅に停車中のキハ40、 北海道に行ったような気がします。 

 

カトーのキハ110ですが、ウエザリングしました。 買ってすぐに汚すのは勇気がいるので、しばらく経ってからにしました。

 

こういう新しい形の気動車は知らないのですが、北海道との事です。

 

ドレスデンのモジュールを走る小湊鉄道キハ200。 この車両の写真はたくさんあります。 何せ私のものですから、 この車両を追いかけて色々なモジュールの情景も見てください。 

 

ドイツのモジュールです。 築堤があると車両が見やすい。

 

有楽町を通るキハ。 いつ見てもこのモジュールは良くできています。 歩行者が良いですね。

 

白川鉄橋

 

木立の間を抜けて。 このモジュールは長さが30cmほどしかありませんが、他のモジュールと繋ぐと森の中を走っているようです。

 

思い出の駅に到着。 これで小湊鉄道に戻った感がします。 このモジュールも30cmほどしかないけれど、良いでしょう?

 

スイスのボンネット電車登場。 DCCです。 

 

鉄橋を渡るのも良い感じ。 なぜか9600がいつも後ろに影のようについていました。 DCCのダイヤ運転で後追いダイヤになっていたのでしょう。

 

同じ鉄橋でチェコのディゼル機関車 水中メガネです。 この鉄橋、歩道もついているんだ。

 

ドイツの蒸気機関車BR64です。

大きな鉄橋を渡っている情景、HNモジュールの見本みたいな写真です。床から94cmという線路の規格がこういう情景を可能にしています。 まあ、作るのは大変でしょうけれど。 作った甲斐があるはずです。

 

 

この蒸気機関車、BR64はC型の機関車で先輪と従輪がありますが、石炭車がないタンク機関車です。

石炭車がないのは模型としてはとても扱いやすいのです。 そしてC型で手頃な大きさで急カーブ対応も良い。

ドイツ型の機関車を試してみたい人にはとてもおすすめの機関車です。 扱いやすさと走りの良さにびっくりしますよ。

ちなみに日本のC12あたりに似ていますが、日本の模型は繊細なので扱いが怖いのです。

 

つづく

 

 

 


2025年5月 第64回 HNモジュール運転会 その4

2025年05月23日 | HNモジュール

大阪千里中央での運転会です。

他の方々ブログにも載っているので、違う方向からレポートします。

こんなメンバーです。 最近としては集まった方ですが、残念ながら都合が悪くて出席できない仲間が何人もいて、素晴らしいモジュールも欠席ということ。 でもね、この場所ではこの数のモジュールで満杯でした。 

このメンバーがどんなことをしていたか?

 

モジュールの接続です。 線路の高さが床から94cmと決められていますから、メジャーで線路の高さを測ってモジュールの足についた調整ネジで高さを合わせています。 家で合わせて来ても、会場では床や色々の条件でずれているので必須です。

 

次は、モジュールの接続。 ユニトラックになってからは簡単に気持ちよく接続できるのですが、それまでの100番レールではこれが大苦労でした。 まだまだ、100番レールのモジュールもたくさん健在ですので、そういう時には老眼に鞭打って必死になってジョイントを見ながら繋ぎます。 でもね、悲しいかな繋いだつもりでもレールの下にジョイントが入っていて、走らせて脱線したので繋ぎ方が悪かったということが判明。 すでにモジュールをたくさん繋いであるので外してやり直せない。 そこで、いい加減な応急処置で済ませました。 

 

これは、ポイント操作や運転のトレーニングです。 自分のモジュールでは無いので使い方がわからない。 そこで、誰でもどのモジュールでも操作できるように最近はダイヤ運転のトレーニングをしています。 他人のものは気兼ねして触りにくいので指名してトレーニングしていますが、面白いと評判が良いんです。

 

余裕ができてて来たら子供さんにも運転してもらって。 横でメンバーが丁寧に教えています。 お母さんが遠くから心配そうに眺めています。 こういう時にはトーマスを運転してもらうのが良い。 人気者だしDCだけれど汽笛やドラフト音も出るんです。

 

ここでは背景を使っての撮影。 背景をつけたままだと運転している車両が見えないので通常は背景なしですが、撮影のためにあると便利。

 

良いでしょう、あれっ、下に足が見える。 ちょっと失敗。

 

今回は観客対象に、車両やモジュールの説明も行いました。

駅に停まっている真黒な車体、9600の説明でしょう。 この兄弟とても熱心で聞き入っていました。

 

こちらは鉄橋のモジュールの説明。 東京から持って来られたので関西のメンバーはほとんど見たことがない。 そこで特に注目を浴びたのですが、他のモジュールの説明も作った人がして良かったです。

 

全員で行うのが時刻表に沿ったダイヤ運転、 事前に作られたダイヤに沿って運転です。 これはみんな真剣です。

でもね、走っている列車(トーマスかな)に目が行っていない。 走り出しや止める時には列車を見るのですが、それ以外には時計とダイヤを見るのに必死です。  エンドレスでは考えられない真剣な運転。 でも本物の鉄道では当たり前のことなのですが、なぜか巷の運転会ではあまり行われていません。

人間、真剣になるほうが面白いのです。 終わった後の達成感はたかが模型の運転ではありますが、素晴らしいものがあります。 (トラブルが多いから終わったらほっとするんじゃ、は天の声)

 

観客も載せましょう。 このぐらいの身長の子供にはとても良い高さで見ることができます。 お父さんも子供にこんなの買ってと言われたらどうしよう、子供のせいにして自分が欲しいのかも。

 

いつもそうですが、情景があると若い娘さんたちに評判が良いんです。

見ている先は、私のドレスデン。

 

この葬儀の場面、というより噴水が然も水が出ているように動いているのを見ていたようです。 でも葬儀の場面を作り込んでおいて良かった。

 

はーい、昼食。

このクッキーは、犬用ではございません。 ペット屋さんが作った人間用のクッキーです、と書いて売っていたそうです。

新潟土産で彼が買って来てくれました。 

 

つづく

 

 


2025年5月 第64回 HNモジュール運転会 その3

2025年05月22日 | HNモジュール

会場の片隅で車両の展示も行いました。

各自勝手に車両を置くので、時間帯によって車両は異なります。

 

私は真っ黒ずくめを展示。 スエーデンの電気機関車と客車、そしてD51です。 

 

今回は南海電車を持ち込んだ方がおられました。 昔の塗装が懐かしいと見入ってしまいました。 この2編成いずれもDCCだそうです。

 

この気動車は北海道らしいのですが、私は初めて見たのでよくわかりません。 

 

手前の赤はEH10をEBにして赤く塗装したものでとても綺麗です。 

前回の貸しレイアウトでお借りして走らせたので、思い入れがあります。 小さくてもHOなのでNよりは見応えがあります。

 

そこで、横に置いてあったHOの小さなレイアウトで走らせたのですが。モーターが不調だかなんだかよく走らなくて残念でしたが、実はこのカーブでは連結器ドローバーの間隔が狭くて無理だったこともあります。 まあ、写真のみ。

 

このレイアウト、60×40も無いぐらいかな? 小さくて軽くて、このサイズでもHOのレイアウトができるんだと新潟から持って来て展示しています。 そして、後ろに見える気動車が一日中走っていて、人気でした。

家にレイアウトを作る場所がない人参考にしてください、収納場所は壁掛けにでもできそうです。

 

スイスの赤いボンネット型の電車が箱ごと置いてありました。 車両はモジュール上で撮影したものがたくさんあるのでそちらをお見せできるでしょう。 良い感じの電車で、私もスイスで本物を見たことがあります。

左の方に見える小湊鉄道の気動車は私の作品で、このブログの製作記ではまだ途中なのですが無事完成して持ち込んでいます。

 

こちらは私が製作した神岡鉄道ですが、この日無事にこれを可愛がってくれる方に譲渡式が終わりました。 断捨離の一環ですが、可愛がってもらえればこんなに嬉しいことはありません。

 

突然、こんな編成が現れました。 ラピートです。今日は南海ががんばっている。

これは、例によってプラレールの車体を改造して作ったものです。 プラレール2両を継ぎ足して1両にして、それはわかるのですが幅が広いので縦切りして幅を狭くするという、作者の神業によってとても綺麗な編成に仕上がっていました、

6両編成、プラレール12両を使っての工作ですね。

 

さて、受付の横には

こんな展示がありました。 建物があります。 これは模型を知らなかった方が初めて家の工作をして作ってこられたものです。

 

この女性の作品で、前のiPadにこの建物の作り方を習っている状況がテレビで放映された時の映像を流しています。

教えているのは、鉄道模型のジオラマを製作販売している方で家や情景を作る名人で、このクラブの重鎮でもあります。それをテレビが取材に来たというわけで、その方の自宅でいろいろな模型工作の道具などもテレビで紹介されました。 ちなみに私もちょっと出演しています。

 

その横に並んでいたのがこのシーンです。

鉄オタ選手権です。 中川家の2人とメーテルもいます。 誰だ! こんなものをさりげなく作って来た奴は!

そして、横には北大阪急行電鉄の幟があって、写っていないけれど反対側には大阪モノレールの幟がある。 そう、この運転会を行なっている千里中央で鉄オタ選手権をやっている、千里中央の陣ですね。 まあ、遊び心というかセンスが良いというか、素晴らしい感性を持った方で、こういう場面を作るだけでも、この運転会にこれを持って来て、と楽しく思いながら作ったことでしょう。

先ほどのラピートもそうですが、誰かに見てもらおうと思って作ると作るのも楽しいし、こういう場に来ること自体が楽しくなります。 もちろんモジュールを作った時も同じですが、こういう小さなものでも十分楽しめます。

まあ、見る方も、次回はどんなものを持ち込んでくるのだろう、という期待も持てます。

 

さて、鉄オタの中川兄ですが、ブログか何かに50歳になったので、朝起きた時から体が痛いとか、あちこちに不調があるとかぼやいたのですが、それに対するコメントで、私も50歳になったら体調が悪いとか、同じですとか、多くの人から同調するコメント届いて、みんな歳を感じているようです。 

でも私なんぞ 80歳なのでそんな比ではないぐらい体調にいろいろ問題があるのですが、50歳になったら40歳の時に比べ体力が落ちているということでがっかりということでしょう。 そして60歳になったら50代よりキツくなってとか、70歳になれば、また辛くなってとか、そういうことで人間歳をとってくるのですが、鉄道模型はこういう運転会を含めて、若返りまでゆかなくても若い気持ちでは居られます。

さあ、年寄りは鉄道模型を続けよう、車両作りもですが、情景作りは人生で見た景色に想いを込めて情景になるので、良いですよ。

 

つづく

 

 

 


2025年5月 第64回 HNモジュール運転会 その2

2025年05月21日 | HNモジュール

カメラ好きのメンバーが上手に撮影してくれました。

神社から列車を見ると後ろに教会が見えます。

 

よく見ると、お坊さんと檀家さんがお話ししています。

 

惣郷川の長い橋を望遠で!! ドイツのラック機関車が走ってきました。

 

 

保津峡です。 リュックを担いだ人が川を見ているのが良い。 このモジュールはもう15年ほど経つんじゃなかろうか。

 

同じく保津峡。 ダイヤ運転ではこの駅にも停車していたので、お客さんが待っています。

15年経っているにしては綺麗なので、きっと運転会に合わせて整備して来たのでしょう。

 

これも同じ作者の天の川鉄橋。  いい感じで写真を撮っていますね。 それに車の雰囲気が良い。 ビートルカブリオから降りている若い女性が魅力的です。

 

ギョッとなるような目玉。 なにせ、トーマス君は高級な真鍮製のD51であろうが、特急電車であろうが、桁違いの知名度があって大人気です。 ここでは線路の走行テストで毎回走っているので、実務的にも重要な役割を果たしています。

 

石狩川? かどうか、何せ北海道の川を模したそうです。 火室に火が見える96も良いけれど、釣り人も👍

 

この写真ですが。模型では絞りを絞って、焦点深度を深くすると実感的になるという鉄則があるのですが、これは絞りを開けて後ろをぼかしています。 すると、向こうにいる人など不要な背景がボケて模型が浮き立つという素晴らしい効果が生まれています。  

モジュールの草も良い感じなので、のんびりと釣りを楽しむ雰囲気が目を和ませます。

 

HNモジュールはカメラ好きな人にとっても撮影のネタになるので、情景があることは良いことです。

 

つづく