鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

大阪駅 地下ホーム 最低な乗客サービス

2023年03月25日 | 実物の鉄道

JR大阪駅に地下ホームができて、「はるか」や「くろしお」に乗るのに便利になった。

便利になった、便利になった、顔認識改札もある、とかテレビでも報道されているので、行ってみました。

「くろしお」に乗って白浜方面に行くためです。 ここで地下ホームを経験しておかないと、普通には使う場面がない。

さて、この「くろしお」、和歌山にゆく唯一の特急電車で、何時間も乗るのに食堂車もなければ、車内販売すらない。

ちょうど昼食時間にかかるので、車内で食べないと降りてから店を探して昼食を摂ると、2時過ぎになってしまい午後の時間が大幅に減る。 車内販売もないのだから、弁当を買って乗らなければと、弁当を買う。

駅の中でも弁当を売っている店が少ないのだが、大阪駅では北陸本線のりば(11番線)で、サンダーバードの乗客のために弁当屋があっていろいろな種類の弁当を売っている。 私は環状線で行って、1番線から11番線まで歩いて弁当を購入。 途中、地下ホームへの通路を探しながら行ったら、案内看板すらない。 そこで、弁当屋で聞くと、隣のホーム(10番線)からは通路があるとのことで、一旦階段を下がって、10番線の階段を上がってホームに出た。

 

11番線に止まっているサンダーバードを横目に見ながら、ホームの端近くに来たけれど、地下ホームがある西改札の案内がない。 弁当屋で聞いていたので、このまま進んだが、聞いていなければここで諦めて下に降りただろう。

 

人気のないホームの端まで来て向こうに何やら案内が見える。

 

やっと、西改札、地下ホームの案内が見つかった。 環状線を降りてからここまで西改札への案内は見つけられなかったのだ。 西改札ができる以前の案内標識ばかりだったのです。

 

やれやれ、これで地下ホームに行ける。 21-24番線だ。 なにせ、はじめての地下ホームなので、どこかわからないので十分時間は見てきたものの、すでにかなり歩いて迷いかけていたのですが、これで安心。

 

下の通路に出て、これを見て完全に安心。

 

下りエスカレーターがあるのでこれを降ればホームだろうと思ったら大間違い。

 

今度は登りのエスカレーターがあってこの上でやっと地下ホームに続くコンコースでした。

 

これが大阪駅のホームの図です。 今ネットから拾ったJR西日本の図ですが、西改札や21.22番線が載っていないし、行き方もわからない。 事前にこれを見ていたのですが、わからないまま大阪駅に辿り着いたので地下ホームを探すのに焦っていたのです。

 

そこで、私が赤い矢印で地下ホームにゆく経路を書き足しました。

大阪駅の地下通路からはつながっていません。 つながっていると思っていたんだけれど。

そして、10番線や6番線のホームの端からは西改札にゆく通路につながっています。ただし、サンダーバード乗り場の弁当屋がある11番線からはつながっていません。

 

辿り着いた西改札がここです。 左が顔認識の改札です。

 

これが、コンコースでしょうか結構広い。

 

でも

売店や店もなく、あるのはこの自動販売機だけです。 ここは「はるか」や「くろしお」など大きな荷物を持って旅行する人が使う場所です。 車内販売もないので、弁当屋やお菓子など販売する店があってもいいのじゃないか。 改札の中でそんな店は、ここから何百メーターも離れた環状線ホーム近くに行かないと無い。 ここに来るまでの案内の悪さに呆れていたのですが、この店のなさに、完全にカチンときた。

 

ホームに降りると「はるか」を待っている人たちです、 大きな荷物を持って立って待っています。 そうなんです、椅子がないのです。

荷物を置く台もないのです。 特急に乗り遅れない様にかなり早めに来ているのですが、みんな立って待っている。

 

では、このコースに椅子はないのか? 待合室はないのか? と再びコンコースに上がると、やはりどこにも椅子も台もない。

このディスプレイの前の広い場所は待合室のつもりではないのか? でも椅子がない。

あの人も荷物を置いて立っている。 スーツケースなら良いがバッグなら担いだままで待つんだ。

しょうもないディスプレイに金をかけるぐらいなら椅子を置け!! 怒り心頭。

だって、30分近く荷物を持ったまま立って待たなければならない。 売店もないし、休むところがない。

長距離客を乗せるホームなのだ。 乗客に何が必要かわかっていない。 テレビもこう言うことを放送していない。 便利になりました、だと、何が便利だ!! こんなことなら新大阪にゆくか天王寺のほうがよかった。

 

さて、地下ホーム、ホームドアがあって車両のドア位置が違っても対応できる様になっていると、自慢の構造だそうですが、私は大嫌い。 だって、「はるか」が入ってきたのにろくろく見えないからです。

さらに、

反対のホームにはホームドアがない。 これは良いことだと思うのですが自動音声で「21番線にはドアがありますが、22番線にはホームドアが無いので転落にご注意ください」と放送が流れている。 これが鬱陶しい。 エスカレーターでの放送も鬱陶しいが、乗っている時だけしか聞こえ無いので許せるが、この放送はホームのどこにいても聞こえる。 2分間隔ぐらいでずっと喋っている。 何せ自動音声だから喋っている奴は疲れない。 でもね、当たり前の内容のことを何度も何度も聞かされると腹立たしいのだ。

 

でもって、私は椅子を探してホームの端から端まで歩いたけれど無い。 この時点で絶対にこのブログに書いてやろうと決心した。

荷物を持って立っているのはしんどい、後期高齢者なのだ。 ここで疲れたら旅行先まで体がもたない。 JRは何を考えているのだ。 そこで、やむを得ず階段に座る。 人が通る階段だ。 これも、JR職員への嫌味のつもりだけれど、わからないだろうな。

 

そして、やっと、「くろしお」が来た。 ドアのおかげで先頭車がよくわからない。 ヘッドライトが写っているのでわかる人にはわかるだろうけれど、あっという間にドアを通過するので、2階に運転台があるやつでは無い気がしたのみ。

ここで、上に指定席3と書いてあるのがわかるだろうか。 3号車のチケットだったのでここで待っていた。

電車が止まってここのドアが開くまで少しタイムラグがある。

 

ドアが開くと、ここには4号車が止まっていた。 ドアがあるので入ってきた時に列車の全容を見られないので、ドアが開くまでまったく分からなかったのだ。 急いで1両前の3号車に走るが、列車の全容を見られないと前か後ろかも分かりにくい。

だから、こういう全面的なホームドアは嫌いなのだ。 過剰装備だと思う。 これに金をかけるので、関西の私鉄も値上げすることになったのだ。

 

と、まあ、文句ばかり書いたけれど弁当をもって特急くろしおに乗って大阪駅地下ホームを出発。 

 

まもなく地上に上がると、広い道の踏切を通過。 福島駅の近くだろうか、今どき街中でこんな踏切があるのは珍しい。でも地下から出て高架に行く途中の踏切は仕方がないなー、とここは納得したのでした。

JRさんよ、何分早くなったなどしょうもないことを自慢せずに、乗客が快適に過ごせる空間を作ってくださいよ。 食堂車、ビッフェ、売店、車内販売、そして待合室。 長距離客が使うホームの近くに椅子ひとつなく、自販機が少しあるだけとは情けない。 まあ、基本的には海外の様に、国有鉄道にするか、国がかなりの援助をして地方路線も守る様にした国土全体の鉄道網を復活させなければ、リニアなんかに力を入れても完成すれば東海道新幹線にも車内販売すらなくなると思うよ。

 

怒りのページでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
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