モナコ公国でF1レースが開かれましたが、その前にF2レースがありました。
F2は、これからF1に行きたい若い選手たちで激しい戦いが広げられています。 日本人としては宮田莉朋選手が参戦しています。
用意ドンでスタートしてすぐ、最初のカーブで、先頭の2台が絡み合っています。
3番手の黄色はうまく横を通り抜けて来ていますが、
後ろでは次々にぶつかっているようです。
うまく通り抜けれれた車はわずかなようで、後ろの方で山になって重なっています。
スタートして、数秒の間にこんな感じになりました。
では違う角度から見てみましょう
最初のカーブです。 青い車にオレンジの車が当たっていますが、どちらが悪いと言うかレーシングアクシデントでしょう。
先頭の2台が当たっていると後ろはたまったものではない
2台はガードレールに、黄色はうまく避けていますが、黄色の後ろのオレンジは避けきれずに前輪がぶつかってしまいます。
後ろの方では、前の方のことはわからないので、必死になって加速している所です。
宮田選手は白い車で、スタートダッシュで他を抜いて8位にまで上がっています。 前から8番目の白い車です。
後ろの車は事故現場に次々に突っ込んで、宮田選手も後ろから当てられて、車の損傷は少なかったようですが、リタイヤになってしまいました。
赤旗中断後、生き残った車でのレースになり、後は大きなアクシデントもなくレースは終了。 宮田選手、残念でした。 まあ、レースではこういうこともあります。
さて、この後はメインのF1レースです。
開会式です。
モナコ公国、アルベール太公と太公妃。
ルイビトンの箱に入った、優勝カップを争います。
モナコは山の裾野から海がある小さな街です。 そこに金持ちが集まっている。
海のそばの緑の並木道がスタート地点。 そこで開会式が行われています。
大きなクルーザーがたくさん並んでいます。 その中からの観戦です。
お酒を手に持って、F1を楽しんでいます。
レッドブルのフェルスタッペンは、23億円の自分のクルーザーで来ています。 さらにプライベートジェットも持っているし、でも同じチームの角田くんはクルーザーどころかF1で一番契約金が少なくて、生活もままならないとか?
F1のレースそのものは、先頭集団と後ろの集団とは完全に離れてしまって、後ろの集団は世にも奇妙な作戦で、角田くんもそれも巻き込まれて、なんと17位という、ほとんどドン結。 でも、ノリスやルクレールなど先頭の連中はすごい戦いをしていました。
ということで、大の里が横綱になりましたが、横綱になれる人はわずかです。 F1でも角田くんは世界の20人には入れましたが、やはり世界の5番目ぐらいまで入らないと、クルーザーはしんどいでしょう。 でも、やはり日本人にはきつい。 肉食人種の先天的な獰猛さと言うか、運動神経がないと努力だけではトップグループに入るのは無理と知らしめられたレースだったようです。 F2で上を狙っている選手がたくさんいるから、厳しいよ。
モナコの開会式があったスタート地点、普段はこんなに車が通っている道です。 ここを閉鎖してレースが行われます。