鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

ナロー ガソリンカーの製作 その11  色塗り準備

2024年08月15日 | 模型車両

ナロー気動車のギヤの噛み合わせが甘い。

 

エポキシで接着したエンジンははがし液で綺麗に剥がれました。

でも、モーターを止めるネジはありません。 他にもネジは見つからずにモーターは床に接着されているようです。

 

見ると、床板が反っています。 触っているうちに反ってしまったようですが、これもギヤの甘さに関係があるはずです。 取り敢えず、これをまっすぐにして、後は上回りができてから再調整することにします。

 

上回りの塗装のために、洗いました。

 

乾かしています。

さて、どんな色を塗ろう

色々の資料を調べました。

 

同じ形の気動車です。 赤とクリーム色です。

 

これも赤とクリームです。

 

赤とクリームと青とクリームです。

 

これは緑です。

ということで、赤、青、みどり の3色から選ぶことにします。

 

つづく

 

 

 

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2002年 ドイツの旅 28  ゴスラー その3 お店

2024年08月14日 | 海外旅行

ドイツの小さな町、ゴスラーです。

 

街を散策

 

ドイツでは肉料理だけだと思ったら大間違い。 魚もあります。

 

カメラ屋発見。 ディジカメが出始めた頃なので、フィルムカメラとディジタルカメラが混在していますが、どれがどれか忘れました。 ほとんどが日本製のカメラ、しかし一台ライカが見えます。

 

このライカのディジタルカメラは日本でも売っていて高価です。 でも、最新のディジタルだし、これを買えば一生ものと思って欲しかったのです。 ここで、価格を見ると、どうも日本で買う方が安い。 ユーロ換算の間違いかもしれませんがそう思ったのでした。  後日、日本で買いました。 でもね、やっぱり初期のディジタルカメラは一生ものではありませんでした。 たくさんん不満も出て、、 まあ、今でもディジタルカメラは一生ものでは無いと思いますけれど。

 

こんな看板発見。 メルクリン、ロコ、フライッシュマン、、、模型屋さんです。 レイアウト用品も売っているようです。

 

これはメルクリンです。 私はメルクリンも持っているのでこれを買えば走らせられるのですが、欲しいものもなく買いませんでした。 中古のような気もしました。

 

こちらは別の店です。 玩具屋ですが、左のウインドウには鉄道模型が並べられています。 老夫婦がショーウインドウの前に立って、模型を眺めていました。 ここには欲しい模型もあったのですが、ドレスデンでも買っているし、もうお金がない。

 

ホテルに帰ると、雷と大雨。 夕立のようです。 部屋に居れば良いのにカメラを持って夕立を写しに出かけました。

 

雨に濡れたホテル。 まるで中世の雰囲気です。

 

もう雨は止んだようですが、この広場も雨に濡れて良い感じ。 

 

やがて、夜の帷がおりてきて、薄暗い路地。  味がある。

 

噴水もライトアップされました。

 

観光客もいなくなり、静かな情景です。

 

私はホテルの前で、この素晴らしい情景に浸りながらビールを飲んでいます。 あ〜 ゴスラーに来てよかった!!

 

つづく

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行った模型店、などなど  その6  デルライン

2024年08月13日 | 鉄道模型全般

行った模型店、今回は大阪、京橋にあったデルラインです。

仕事に通う途中、京橋で京阪電車から大阪環状線に乗り換えていました。

その京阪京橋駅から、歩いて5歩、狭い道を渡ったところにデルラインという模型店ができました。 1980年頃です。

メルクリン専門店で、ショーウインドウには機関車や客車貨車など、綺麗に展示されていて、店の外からもよく見えます。

そこを外から見るのですが、中に入らないようにしていました。 それはうっかり買ってしまわないようにです。でも、仕事の帰り道なので毎日見ているうちに、つい中に入ってしまいました。 店主はSさんだったかな? ものごしの柔らかい中年の紳士です。

模型のパーツでは無くて完成品が並んでいるというのはとても魅力があります。 何度か行っているうちにメルクリンの入門セットを買ってしまいました。 蒸気機関車と客車2台、エンドレスの線路とトランスです。 もちろんメルクリンが3線式なのは大昔から知っていたので、手を出さなかったのでもありますが、ついに購入。

 

こういう、入門キットは安いのです。 取り敢えず買ってみて、それから買い足して、という戦略です。

このメルクリン、走らせるとよく走る。 当たり前のようですが、それまでのNゲージがすぐに集電不良で線路を磨いたり車輪を磨いたりで嫌気が差していたところに、何もメンテナンスなどしなくてもストレスなく走る。

 

でもって、黒い機関車を緑に塗って、屋根板をつけたのですが、そのプラ板が曲がって見苦しいのですが、こうやって手を入れるのにもあまり気にしなくて良い。

 

当時のメルクリンは交流だったので、前進後進の切り替えに特殊なリレーが入っている。 

そして、驚くことに台枠からモーターまで一体構造の鋳物なのです。 壊れるところがないという感じ。 車輪も打ち込みなので、動輪抑え板もない。 これはおもちゃからの発想で、壊れないことが一番なのだろう。 メルクリンがおもちゃメーカーだったからだろうが、ヨーロッパの他のメーカーもこれに近い鋳物を使った構造が多かった。

日本の模型人は今でもメルクリンは交流だと思っているんじゃないですか?  この後メルクリンは「全面ディジタル」に転換したのです。 機関車にデコーダーを入れたDCCの一種であるメルクリンディジタルに。

 

メルクリンディジタルコントローラーです。 2組買いました、デルラインです。たぶん1984年頃です。 この頃にはメルクリンはすでにディジタルになっていた。

 

そこでこの機関車は走れないかというと、もちろんこのままでは走れないが、デコーダーやモーターの改造キットが発売されて、こんな古い機関車でもディジタルにすることができるようになった。 そのときにリレーを外すのであるが、そのスペースにデコーダーを入れられるので簡単に改造できたのでした。

こういう、メルクリンへの道を開いてくれたのがデルラインでした。

そして、私のウエルテン王国鉄道がメルクリンを使用してできたのでした。

線路はメルクリンKレールだから、3線式。 客車はリリプトの2線式。 機関車以外は2線式でも構わない。

 

このウエルテン王国鉄道、メルクリンディジタルコントローラーが並んでいます。 1984年にはすでにディジタルで運転していました。 ただし、サウンドはありませんが、同じ線路上に複数の機関車を置けるしそれぞれ独立して制御できる。

 

さて、メルクリンHOをデルラインから始めたのですが、

 

Zゲージの入門セットもデルラインで買ってしまった。

これって、小さくて上等な鉄道模型だと思うので大事に扱うんですけれど、入門キットは安いんです。

 

そして、ノイシュヴァンシュタイン城を作って、Zゲージのレイアウトができました。 もちろん客車など買い足しています。

さらに、このレイアウトが進展して

 

雪景色に変わったのであります。

そして、この頃にはデルラインは閉店して無くなりました。

 

デルライン 終わり

行った模型店 つづく

 

 

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お盆です、 懐かしい鉄道模型人を偲ぶ

2024年08月12日 | 鉄道模型全般

お盆です。 懐かしい鉄道模型の方々を偲んでみたいと思います。

1. 水野良太郎さん

 鉄道模型趣味誌に毎号挿絵を書いておられた漫画家の水野良太郎先生です。 

毎号の挿絵が楽しみでした。 これって鉄道模型に相当没頭していないと描けない内容です。

私が、氏と知り合いになったのは、私が2003年に鉄道模型趣味誌に「家庭で走らせる模型を求めて」というタイトルで3号連続(TMS714、715、716))で記事を載せた時でした。 サブタイトルが「ヨーロッパの鉄道模型」で、家庭に小さなレイアウトを作って走らせているヨーロッパの状況を、狭い部屋で走らせられるような車両の機構や考え方などを紹介したものでした。

車両作りで精密なものばかり考えずに、小さなレイアウトで良いから作って、景色の中で走らせよう。 そのためには車両の構造が伸縮式連結器や、急カーブ対策ができていないと、本物にこだわった構造では、ダメだ!、 模型としての構造を考えようと、いろいろな図示を含めて書きました。 また、何人かで集まってモジュールレイアウトして走らせれば良いという、HNモジュールの前身も紹介しています。

この後、水野先生から手紙が来て、鉄道模型に対する考え方が私と同じだ、是非一緒に話をしたいとのことで、私が東京に行ったときには何度もホテルに来ていただいてお話ししました。 当時先生は、何万人に一人という難病で歩くのもキツかったようです。

 

左端が水野先生。 上の漫画の顔はとてもよく似ています。さすが画家です。 右端はRMモデルスの方です。

何度も東京で会いましたが、手紙もたくさんやりとりしました。 この方はパソコンメールは嫌いで必ず封書かハガキで、返事を出すもの紙でした。

先日引き出しを開けたら見つけた手紙類。  写真もご自分で撮られたものです。

天国でも模型を走らせておられるでしょう。 合掌。

 

 

2. 伊藤 剛さん

 この方とは全く面識がありません。 名古屋の模型クラブNMRCに所属しておられてユニークな模型の記事を何度も見ているので名前を存じ上げていた程度です。

こんな市電の記事がありました。 OJゲージです。

 

驚くなかれ、車体が全自作なのは当然ですが、モーターを作っている。 それも平面モーター。 厚さを薄くするために市販されていないとんでもない形のモーターを設計して自作。 

この方は本当にアイデアマンです。もちろんポールは進行方向に合わせて回転するし、自動的に何か動作するような電気回路も入っているし。

そして一段と驚いたのが

車体が歪んだ絵があります。 市電はガタガタ車体を歪ませて走っていると、模型でも走ると車体が歪むように作ってあるのです。 もちろん模型ですので車体を持ち上げますが、壊れないように作ってあると書いてあります。

昔はこういう、アイデアというか面白い模型もあったのですが、最近は精密ばかりで面白く無い。

さて、この方との接点は前述の「家庭で走らせる、、、」の中で、ファーラーのカーシステムを紹介して、自動車運搬貨車の上に模型のトラックが上がって行き、自動的に各貨車の上で止まるようになっている、皆さん構造が分かりますか? と書きました。

これに関して、伊藤さんから手紙があって、私はこう考えると機構を図示されていました。 よく考えられた機構でしたが、ファーラーの機構は違います。 そこで、伊藤さんへの返事もかねて、TMSに「家庭で走らせる 番外編」として、カーシステムの貨車での構造を載せました。

カーシステムの車は地面に埋めた磁石で止まります。 カーシステムの貨車では貨車に磁石があり止まるのですが、その磁気の解放のために線路下に強力な電磁石を置いて逆磁界をかけるという想像を絶するような構造になっていますが、ちゃんと市販されていました。 それを使った、自動車運搬貨車のレイアウト図も載せています。

道を走ってきたトラックが、貨車の後ろから乗り、貨車を次々に走る抜けて一番前の貨車の上に止まる。 次のトラックも同じように乗っていて隣の貨車に止まる。 列車が走って終着駅に着くと、このときには貨車は後ろ向きに付け替えてあるのですが、トラックは走り出して道路に出てゆく。  これが自動的に行われているのです。 ヨーロッパの模型の考え方は走らせることにあります。

この後、伊藤さんから時々手紙が来て、その後、愛知から神奈川に引っ越しされましたが年賀状はお亡くなりになるまでつづけていました。

なにか勲章をいただいたとこんな絵もいただきました。

享年94歳。

合掌

 

3. 山城正一さん

 鉄道模型クラブ、京都トンネルクラブの会長さんでした。

 鉄道模型大集合IN OSAKAでお会いしたこともあるのですが、立派な紳士で、高貴な方という気がしていてあまりお話ししたことはありません。

しかし、TMSに近鉄の電車をよく載せておられていたので、すごい人だとは思っていました。

古いTMSを探したら、近鉄ではありませんが、京王の記事がありました。 珍しい大きなパワートラックを使っておられます。

日本橋の電気屋街でばったりお会いしたときに、ボークスという店ができましたよと教えたのですが、後日良い店を教えてくれてありがとうとお礼を言われました。 他では、京都の八条口模型や、大阪のきりん模型店でバッタリあったり、何度か会っているのですが、いずれも挨拶程度で、喫茶店でも行ってしっかり話ができればよかったと今でも悔やんでいます。

お会いしたときに必ず言われたのが、私は電車の模型を作ってきたが、車両を作ることが鉄道模型だとばかり思っていました、しかし貴方とお会いして、情景のある中で模型を走らせるのが鉄道模型だとこの歳になって分かりました、と。 何度かこう言われていました。

トンネルクラブのブースにはこの方の遺影が飾ってありました。 偉大な方でした。

合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

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ナロー ガソリンカーの製作 その10  ウオームギアが〜〜

2024年08月11日 | 模型車両

とりあえずオリンピック、壁を登るクライミング、なんとなく見はじめたら、力が入りますね。 あんなところを登ってゆく、思わず自分も力が入る。 女子だったのですが、森 秋彩さんが、出ていて、最終競技のクライミングで、他の人よりもずっと上まで登って、ついに最終ホールドに触った途端に落下。 これで、何人かの人を抜いて暫定トップ、すなわち金メダルなのだが、後に三人いる。 その人たちは、それまでの競技での持ち点が森さんより多いので、このステージで森さんの上がった所までゆかなくても森さんを抜くことができる。

次の人が出てきて足は長いし手も長いし、どんどん上がって行き、森さんの点を抜いてすぐに落下した。 これで森さんは暫定2位、そして、次の人も同様に森さんを抜いて、暫定3位になり。 最後の人がみんなを抜いて金メダル。 森さんは4位になってしまった。  森さん残念だったけれど、一番上まで届いたのは森さんだけだったので素晴らしいと思いました。

それにしてもこの人達こんな高いところまで上がって怖く無いのかと思うけれど、命綱を信頼しているようで、落ちるのは怖く無いようです。

 

*********

ドイツ、ナローの気動車作りです。

下回りの室内まで作りました。

ここで、終電ブラシを磨きます。 古い製品なので膜がかかったように汚れています。

 

はい、ピカピカです。 ついでに車輪も外して踏み面や裏を磨きました。

これで、組み立て走らせると、集電が良くなってスムーズなはずだったのですが、脱線する。

よく見ると、椅子をつけたので、台車からの配線が椅子に当たって台車の動きが悪い。

そこで、その部分の椅子を外したのですが、まだ調子がおかしい。ウオームギアが空回りしたりしている。

 

ウオームとウオームホイールギアの間隔が広い。  この車両はボギー台車なので台車がカーブに合わせて回転するのであるが、ウオームホールも台車と共にすこし回転する。 かなり無理のある機構なので甘く作ってあるようだが、甘すぎてギアが噛み合っていない。

 

そこで、モーター抑え金具を削って、モーター軸、すなわちウオームギアを少し下にさげようとしたのだけれど、抑え具関係なしにモータはびくともしない。

モーターの固定ネジを探さなければ。

 

床下につけた、エンジンブロックの下にモーター止めネジがあったのだろうか? このあたりのパーツはエポキシで止めてあるので、剥がし液を使って剥がすことに。 この駅を使うのは初めてだが、エポキシでもが剥がれるのだろうか?

この後も、苦戦は続きます。

つづく

 

 

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