鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

海外旅行  1992年 サンフランシスコ その3

2023年03月29日 | 海外旅行

取り敢えず春の景色

桃が綺麗に咲いていました。

この京阪電車の鉄橋の先は桜並木

次々と人が来てしまいには岸いっぱいの人になりましたが、ほとんど日本語が聞こえません。

海外からもこの様な辺鄙なところに来る様になったんだ。

 

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サンフランシスコから郊外電車に乗ってサンノゼにゆきます。

何しに行くかと言うと、旅行本に小さく、サンノゼにはミステリーハウスがあると書いてあったのです。 その名前はウインチェスター・ミステリーハウス。 ウインチェスターは銃の名前だが、何がミステリーなのか興味があったのです。

 

この電車(BART)でオークランドという所に行き、そこからバスでサンノゼに向かいます。

 

車窓からのアメリカの街。 ニューヨークや大都会ばかりのイメージが多いのですが。アメリカの郊外はこんな感じ。 広いのです。

 

ユニオンパシフィックのような鉄道がありましたが、荒涼とした所を長い貨車を牽いて走るいかにもアメリカです。

 

さて、郊外電車の終点、Fremant駅から急行バスに乗り換えてサンノゼに向かいます。 サンノゼの街に入ったけれど、サンノゼというバス停はない。 街中のどこで降りたら良いのかわからないので、サンノゼ・アムトラックステーションというところで降りる。 殺風景な所だ。

 

ここから路線バスで目的地に向かうが、ミステリーハウスというバス停はない。  案の定、乗り越して歩いて一停留所戻ることに。

しかし、アメリカは広い。 道路を横断するだけでも50mもありそうな気がする・

 

これがウインチェスター・ミステリーハウス。

 

中で説明があるのだが、もちろん英語。 何を言っているのか全くわからない。 皆一斉に笑い出すので冗談を言っているのだろうが、たまに客に質問する。 当てられたらどうしようもないので、後ろの方で隠れて話を聞いている。

だから、なにがミステリーなのかわからない。

 

狭いでしょう。 アメリカの家とは思えない。

実は、ウインチェスターの奥さんが、会社でピストルを作っている呪いなのか何か知らないけれど、祈祷師に常に家を拡張する様にしなければならないと言われて、小さな部屋を次々に建て増ししたそうだ。 だから、狭い廊下に小さな部屋がたくさんあって、浴室や台所も小さいものがいくつもあった。 まるで迷路の様でこれがミステリーの所以だそうだが、この時には理由が分からずに帰ってから本を読んで知った。

 

さて、サンフランシスコへの帰りは、ここで見つけたアムトラックに乗る。 本や地図に載っていないので、ここに鉄道があるとは全く知らなかったがサンフランシスコ行きと書いてあるので間違いない。

 

この形の機関車はミルウォーキーからシカゴにも乗った事があるので懐かしい感じだ。

模型もカトーから出ているので

私のレイアウトでも走らせていた。

 

客車には CAL TRAINと書いてある。 カリフォルニアのカルだろう。

 

これで1時間ぐらいの乗っただろうか。 居眠りをし始めたら、友達から起こされた。 やはり治安が心配なようで、目を開けておけと、   この写真を撮った後でかなりの数の客が乗っていたのでした。

 

無事、サンフランシスコに到着。 もう暗くなっていましたが、さて、サンフランシスコのどの辺りにいるのか分からない。 駅で地図を探すが無い。 そうこうしているうちに他の乗客は誰もいなくなって、友人と二人でどうやってホテルに帰ろう? と戸惑い出した。 駅員もいない感じだし、鉄道の路線や駅が市街地図に載っていないので、どこにいるのか全く見当がつかないのです。

そこで、タクシーを見つけて、チャイナタウンに行きました。 先日チャイナタウンで夕食を食べているので、そこならホテルに帰れる。 そして、アサリの酒蒸しみたいなものを食べたのですが、私はかなり疲れていてあまり食べられなかったが、友人は緊張から解放されたのか、食べるは食べるわ。

食事後2人で歩いてホテルに帰ったのですが、小さなコンビニみたいな店で水を買って店を出ると、ホームレスらしき男が、「釣り銭をくれ」と言ってきました。 NOと言って無視したのですが、体が大きいので上から見下ろす感じで横について離れません。 Why ? つりの小銭ぐらいいいじゃ無いか、としつこい。 こちらもNOを繰り返す。 実はすぐ近くがホテルだったので、そのまま逃げるようにホテルに入りました。 ホテルが遠ければ、幾らかのお金を渡した事でしょう。

やれやれ

あと1日、明日は二人が別行動をするつもりです。

 

つづく

 

 

コメント
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