神奈川～新潟上領空権は米国に！

　 沖縄での米軍兵士による事件が後を絶ちませんが、昨日「日米地位協定」についてモーニングバードで取り上げ、神奈川～新潟にかけての領空権は地位協定により米国にあるということを初めて知りました。パイロットの証言で、この空域は米軍の許可なく飛行できず、羽田空港離着陸はここを避けて行わなければならないこと、燃料や時間、Co2排出などの問題ばかりでなく、飛行ルートに天候により氷が飛来してくることもあるが、安全とわかっていてもこの空域は飛べないということが明らかにされました。この番組では沖縄での大学への米軍ヘリ墜落事故のときも、「落下したヘリは米軍の所有物であり、米軍に収集の権利がある」ということで、日本の警察すら入れなかった当時の生々しいフィルムも放映されました。番組は「地位協定は変更・破棄できる」ことをフィリピンなどの例を挙げながら説明。また、前出のパイロットが直接大使館に訴えると、「政府からは何も言ってこない。このようなことは政府が言うべきことでは」と言いつつ、了承された。そのとき政府側の職員？も一緒だったが、ただ後ろにいただけということも語られました。

　 日本政府はだれを守るのでしょう？？？