瞑想をビジネスへ活用するために

みなさん、こんばんは。

今日はすっきりとした快晴ではありませんでしたが、暖かい一日で過ごしやすかったです。

さて、今日は本の紹介です。

『サーチ！』著：チャディー・メン・タン　宝島社

グーグルの人材育成担当をしている著者が、瞑想をビジネスへ活かすため、グーグルの社員向けに講座を開設し、その効果がいかに素晴らしいかを説き、そしてエクササイズを示し、実行を促している本です。

瞑想の本は、あらゆる人が書いていますし、ビジネスへの活用ということであれば、京セラの創業者でJALを立て直した稲盛さんなんかが有名でしょうか。

なので、それらの本を読み漁った人には、今さらという部分もあるでしょうが、論理的かつ科学的根拠を示しつつ瞑想を説明している本としては、新しいですかね。

ただ、この手の人にありがちな、断定的な物言いは、ちょっと気になりますが、そのことが瞑想の有用性を貶めることはないかと思います。

どこかに出かけて瞑想するというのではなく、呼吸を落ち着け自分へ意識を向ける、たったそれだけで幸せを感じる、もしくは感じる能力があがる、というのが著者の主張だと感じました。

その状態を、『マインドフルネス』と言うらしいですが、この状態が長く続けば続くほど、人生は豊かで明るくなるのだろうとは思います。

グーグルでも採用されているくらいなので、騙されたと思って、本書のエクササイズを実行するのもいいかもしれません。

それでは、今日はこの辺で。また、明日！