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癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

不景気って?

2008-12-17 17:46:48 | 経営
みなさん、こんばんは。

関東地方は、雨が降っており、寒さも厳しさが増しています。
冬の雨って、ちょっと憂鬱ですね。

ブログを開始してから今日で1ヶ月経過しました。われながら1日も休まず、
よく続いたものだなと、感心しています。これも、コメントをしてもらえたり、
「読んでるよ」とか「○○、面白かった」などと声を掛けていただける、
読者の皆さんのおかげです、ありがとうございます。

さて、今日は仕事柄よく聞かれることについてです。

「最近不景気ですが、先生のクライアントはどうですか?」
と、まず挨拶のように聞かれます。

これは、クライアントに限定せず、あらゆる人(特に男性)から
よくされる質問です。

私はこの質問について、いつも同じ回答をしています。
「二極分化していますよ。思いっきりいいか、全然ダメかのいずれかです。」と。

個人的な見解なので、同意出来ない方がたくさんいらっしゃるかと思います。
ただ、私のクライアントや、その取引先の話、友人税理士のクライアントなどの
話を聞いていると、どうやら、二極化が進んでいるのではないかと感じています。

マクロ的には、100年に1度の金融危機と言われていますから、世界的な不況で
あることは、誰の目にも明らかです。

一方で、黒字を計上している企業も多数あり、その中でも過去最高益を更新
している企業も少なからず存在しています。いったい、この不景気にどうやって、
過去最高益を更新したのだろうと、不思議に思うでしょう。

とはいうものの、特殊な技能や権利を持っているとか、または、ニッチに特化
していたりなどなど、特別な企業の話なのではないかと、反論される方も
多いかと思います。

でも、本当にそうなのでしょうか?周りから見ると、特別なのかもしれませんが、
最初は吹いて飛んでしまうような零細企業だったはずです。数々の試練を
乗り越え、創意工夫や技術の開発、新しい発想などを、貪欲に求め、そして
結実させたということが、今日の姿に繋がっているのだと思います。

特に、秘密なんてなくて、コミットをどれだけ真剣にやれたのか?というのが、
答えなのではないかと、個人的に思っています。

「ピンチはチャンスなり」、これは私の出身中学のサッカー部のモットーです。
私はサッカー部ではありませんでしたが、今こそこの言葉を胸に、立ち向かう
時期なのではないかと、強く思います。

3年後、はてはその先の未来のために、不況だからこそ出来ることも、
たくさんあるはずです。明るい未来を考え、そのために行動をする
ことによって、きっとマインドも変わり、現実も少しずつ変わっていく
のではないかと、日々感じています。

みなさんも、明るい未来に向かって、今出来ることを一生懸命やってみませんか?
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予算

2008-12-08 22:15:07 | 経営
みなさん、こんばんは。

今日も寒かったですねぇ。男性のコート率も、ほぼ100%になり、
冬本番といったところでしょうか。

今日は、決算の説明にクライアント先へ行きました。
決算内容や税務的な話などを一通りすると、来期(実際は当期)に向けて
の話へと変わっていきました。

既存の事業をどうするのか、新規事業をどのように展開するのかなど
希望に満ちた話になりました。

と、ここまではいわるゆる中小企業に見受けられる話かと思います。
その後すぐに、事業の方向性とともに、予算の話になりました。

詳細な話にはならなかったのですが、やはり、予算となるといつも
気になる点が、個人的にあります。

それは、実際の事業戦略や方針と数字の整合性が取れているのか?
ということです。

まずは、事業戦略や方針があり、それに則って予定の行動が決まり、
その行動により、売上や原価、はては経費がどのくらい計上されるのかが、
決まるはずなんです。

予算が、細部にわたり意思が行き届いている場合は、実際の結果との乖離
につき、何が原因なのかが良く分かるはずなんです。

ただ、間違っていただきたくないのは、その目標(予算)を達成するために
事業を行っているわけではないということです。

理念や目的、使命など、社長がやりたいことを、会社という組織が実現する
わけですから、その結果数字が伴ってくるということを、認識しましょう。

そうすると、利益に追われた経営ではなく、自己表現をするための経営に
変わるはずです。

ただ、一方で利益が出ないと、資金が足りなくなりますので、利益を上げること
は大事なことです。だから、理念等にそった戦略に基づく行動指針により、
予算を作成することが重要なんです。

予算のあり方につき、もう一度見直してみませんか?

今日は、堅い話だったので、ゆるいネタを期待している皆さんは
退屈だったかと思いますが、またお付き合いください。では。


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いちご大福

2008-11-24 23:27:18 | 経営
こんばんは。


「いちご大福」なのに経営?と思われた方がたくさんいるかと思います。
実は、いちご大福で経営について、考察するべき点があるので紹介します。


昭和60年ごろ、曙橋の玉屋さんではじめて販売されました。
(諸説あるので、確かではありませんが)


結局、どのように売れはじめたかは分かりませんが、ビジネス感覚あふれる
人なら、販売前もしくは売れ行きが好調になりかけた時に、特許を申請
すると思いつくでしょう。


しかし、そのご主人は特許を申請しませんでした。
後々のインタビューで、「たくさんの人に食べてもらうために、全国の
和菓子屋さんで作ってもらい、たくさんの人に食べてもらえるよう、
特許は申請しなかった」とのこと。


この辺の真偽は、後付っぽい気もしますが、結果として、いちご大福は
全国の和菓子屋さんで販売され、全国の人に食べてもらっています。


ここで、ひとつ考えなければいけないのは、自社の利益と消費者のことの
いずれに重きを置くべきか?ということです。


単純な話ではないので、断言は出来ませんが、特許をとっていたら、
特許収入が入って、玉屋さんは今以上に儲かっていたと思います。
一方で、いちご大福はローカルフーズとなり、その広まり方は遅かった
のではないでしょうか。


当然、特許も取って、全国展開するという選択肢もあったと思いますが、
個人的には、現在の状況を見ると、最初の判断は間違っていないように
思えます。


みなさんなら、どう思われますか?
コメント (2)
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はじめまして

2008-11-17 22:06:38 | 経営
はじめまして。本日より、ブログを始めます。
詳しいプロフィールは、HPにて確認してください。


タイトルはふざけていますが、肩ひじ張らずに、ユーモアを交えて、
税金や経営のことを語っていけたらいいなと思っています。


自分らしさが出るように、日々更新していきますので、よろしくお願いします。


いきなりですが、今日のクライアントのやり取りで、感動したことをシェア
したいと思います。


午前中、クライアントとMTだったのですが、なにやら風邪を引かれたようで、
咳をされていました。


ちょっと辛そうだったので、社長は女性社員に「あったかいお茶持ってきて!」
と頼んだのです。


間もなく、その女性社員はお茶を持ってきたのですが、
「熱いので気をつけて下さい」とさりげなく一言。


思わず、「自然と気遣えるなんて素晴らしい!!」と感動しました。
見渡してみると、社員間の雑談もあり、笑い声が響いて非常にいい雰囲気でした。


やはり、社内の雰囲気が良いと、企業業績にも影響するようで、この会社は不況
の中、絶好調でして、過去最高益を更新中です。


上記のようなことを組織的に行っている例として、ブラジルのセムコ社や、
アウトドアのパタゴニア社辺りが有名です。参考になると思います。


色々なところに、学ぶべきことが転がっています。報酬をいただきつつ、学び、
そして成長させてもらえる、幸せな職業です。ほんと、感謝です。


コメント (3)
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