つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

雪と戯れ

2008-01-05 15:39:16 | 思い出
今年になって毎日のように言い天気が続いている。
今日松林に歩きに行った。
いつものように何も変わったことはない。
正月も5日が過ぎた。
日の経つのが早い。
自然はそのままで何も変わったようには見えない。
正月が暖かいということは、
目に見えない変化があるということ。
港の芝生広場に、ブルーのシートがあった。
よく見ると中に白いものがある。
「雪かもしれないね」と話す。
実際側に言って見たわけではないが、
2,3人の子供が遊んでいるということはそうだろう。
最近は私も雪にさわったことはない。
あの冷たい冷ややかさはさわったものにしかわからない。

子供の頃は学校から雪道を歩いて帰るとき、
長靴の中に雪が入ったりして足が冷たくなった。
手袋をしていても手は真っ赤になって、
しもやけやひびが出来た。
雪の中でかけっこしたり、雪投げしたりして、
遊んでいる時は汗が出るくらい暑く、
雪が冷たくて気持ちよかった。

家の中は今考えると寒かっただろうと思う。
昔はコタツか囲炉裏の焚き火で暖を取るしかなかった。
障子一枚の向こうは、
長いつららが下がり、縁側近くまで雪が積もる。
雨戸は夜だけ閉めるが昼間は開けなくてはならない。
障子を開けて庭木に積もった雪を見て、
コタツの中で丸くなっていたことを思い出した。
そんな光景は今はない。
子供の頃過ごしたところも雪はほとんど降らない。
ストーブやエアコンで快適な生活をしている。
豊かになればなったで温暖化が進む。
人間の知恵で何とかなればいいのに、
今年も考えさせられた。