つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

高い白波

2007-11-30 15:33:38 | 日々のこと
風もない小春日和のいいお天気になった。
ウオーキングの帰りに港の展望台に上がった。
空は青く晴れて気持ちいい。
海の色も青く風はないのだが、
波に大きなうねりがあった。
堤防の波打ち際のテトラボットに
大きい波がたたきつける。
波は堤防にドーンとぶつかってしぶきを高く上げる。
ドドオーとコンクリートのテトラポットを
白くなった波が這うように流れる。
青い空と青い海、白いしぶきはきれいだが怖い感じもする。

もう何年になるだろうか、まだ港のできる前のことで、
テトラポットの岸壁が沖に長く延びていた頃。
いい天気の日に太平洋の荒波が岸壁に当たって、
高く舞い上がりまるで噴水のようにきれいだった。
近くの高台にある中学校からよく見えて、
生徒達が歓声を上げていたらしい。
放課後、何人かの生徒が海岸へ見に来た。
そして、長くのびた岸壁の近くまで行き、
打ち付ける波と遊んでいた。
すると大きい波が来て3人の生徒が波に流された。
1人は助かったが2人は助からなかった。
最近でも釣りをしていた人が亡くなっている。
そんな悲しい出来事があった。
天気がいいとそんなことがあるとは思わない。
波が静かでもうねりが大きい。
台風崩れの低気圧が南の海上にいるからである。
いつも禁止区域のところにたくさんの釣り客がいる。
高い柵を乗り越えたり、はしごまで持ってきて登る人もいる。
今日はさすがにいなかった。
危ないところで釣りをしている人を見るといつも思う。
皆さんは気をつけて