つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

松林のなかも紅葉シーズン

2007-11-29 16:11:50 | 日々のこと
今日も太陽が顔を見せない肌寒い1日になった。
松林の中もススキの穂が枯れ、葉っぱが黄色になってきた。
ハゼの木がたくさんあって赤く紅葉している。
10センチくらいの小さな木も真っ赤になっている。
ススキの中に点々と赤いものが見えると、
それはハゼの木の紅葉だ。

大きい葉っぱのアカメガシワに似た木は
黄色なってあちこちにある。
名前がわからないので昔の図鑑を見た。
葉っぱはアカメガシに似ているが、
どうも違うようだ。
花が咲いたのは見たことがない。
あれだけ毎日歩いているのに見過ごしている。
緑の葉っぱの中にあるときは見向きもしなかったが、
秋になって黄色になってくるとすごく目立つ。
芝生の緑や赤や黄色や薄茶色の
コントラストがきれいだ。
深い山に行かなくても今年はここで紅葉が見られる。
黄色といえば銀杏が思い出される。
山里の実家には大きい木が何本もあった。
遠くからでも見えるので山が黄色に見えた。
ぎんなんの実がたくさん落ちてきて、
それを掃除するのが一番苦痛だった。
母達はたくさん拾ってきて、きれいに洗い、
フライパンで炒って食べた。
子供の頃はあまり好きではなかったが、
この年になると食べたくなるから不思議である。
そんなことを思い出しながら歩く。

歩き始めた5年前、冬の曇りの日の松林は、
うす暗く寂しい感じがした。
最近、歩道が車椅子でも通れるように整備され、
松林の雑木が切られた。
込み合っている松も伐採され、
見通しがよく明るくなった。
今は道の両横が5メーターくらいきれいに刈り込んである。
松葉で汚れたら機械でブーンブーンと吹き飛ばし、
きれいに掃除をしている。
年配の夫婦で掃除をしながら車で移動する。
観光客が多くなってまわりもきれいになった。
今は静かな遊歩道である。