エジプトの遺跡

”吉村作治の早大エジプト発掘４０年展”が、
１８日（土）までだったので見に行った。
名古屋の美術館に行ってから、
展示品を見るのが好きになったのか家人も行く。

エジプトの遺跡の発掘された様子はテレビで見ていたので、
興味を持っていた。
前にミイラが来たときも見たいなと思っていたが行かなかった。
なんだか今度は躊躇することなく行った。

早稲田大の調査隊が宇宙からの探査機で、
地中に埋まっている遺跡を探した大きな機械が置いてあった。
あの広い砂漠の中の砂に埋もれた遺跡を探し出すのは
大変だったことだと思う。
みんなに「そんなことは出来ない」といわれ、
吉村先生は「出来ると確信した」と映像で話していた。
ミイラに魅せられ長年かけて発掘されたものが、
いろいろ展示されていた。
中でも２００５年にダハシュール北遺跡で発見された
青いミイラマスクと彩色箱形木棺が異様だ。
ミイラに巻かれた布目がそのまま残っていた。
頭の上まできれいに彩色されていた。
木棺は厚い板でつくってあった。
今まで見たミイラの棺は石が多かったが。
あの辺りにも大きな木があったのだろう。

内臓の摘出したものを入れる石の器のようなものもあった。
それぞれ違う動物の顔が彫られたふたがあった。
装飾品のきれいな胸飾りは
今のものと変わりない細工がしてあった。
指輪や首飾りと小さい服飾品も展示してあった。

青いミイラマスクに引かれて前売り券も買わず行った。
「６５歳以上の割引はないですか？」と聞いたがなかった。
博物館の無料展示場も見てきた。
結構楽しめた。