生きる力・勇気・志――「ブッダの言葉」を中心に

大阪の禅寺 天正寺住職 佐々木奘堂(じょうどう)のブログです。人間が本来もっている自由で活発な身心を探求していきます。

シャリースの投げたスティック

2011年03月06日 | 音楽
 シャリースの大阪でのコンサートに行ったことを、
先日書きました。
 その記事は、こちらをクリックしてください。

 その盛りあがったコンサートの最後にシャリースは、
自分のハンカチ、ドラムが使っていたスティックなど、計4つの品を
ファンに向って投げました。実は、私の50センチくらい前に、
シャリースがスティックを投げたのですが、あとちょっとで届かず、
残念な思いでした。(2千人ほどの客で、一部を除きスタンディングです。)

 私が住職をしている天正寺での最初の坐禅会(2月5日)の後、
希望者と飲み会をして、その席で私は、シャリースというすごい歌手が
大阪でコンサートすることを話しました。
 そして、その方が、私の話を聞いて、シャリースのコンサートに行き、
なんと、シャリースが投げたスティックの1本を取っていたのです。

 昨日の坐禅会に、その方が参加し、そのスティック持参で、
なんと、そのスティックを寺に寄贈してくださいました。
(シャリースコンサートで知り合った方と一緒に坐禅会に参加されました。)
 感謝感激です。

 人の縁といいますか、人の輪といいますか、そういうものが、
すごく大事だとあらためて思います。
 「あのとき、たまたま~と出会ってなかったら、~とも会えて
なかった!」と思ったりしますし、身近な出会いを大切に
したいとあらためて思います。
 このブログも、そのようなきっかけになればと思っています。

 シャリースに関して思うことですが、
あの声、歌は、単にうまい、声が大きいという次元でなく、
あのような呼吸ができ、あのような声が出て、歌えるということは、
人間性でもあるし、それを超えたすごさみたいのを感じます。

 英語での紹介でも、「シャリースの歌は、(例えば大地震、大噴火のような)
自然の猛威だ」と言われたりしています。
 イタリアでListenを歌った後も、大感激したテレビMCが、
「神があなたにgift(才能)を与えたのではない、あなた自身が、神が
私たちに与えてくれたgift賜物だ」と言っていました。
 私も全く、そのように思っています。

 シャリースは、母親から以外は、ボイストレーニングを受けていない
ということです。そうだろうな、と思います。
 ボイトレは、多くの場合、何らかの技術を教えるでしょう。
例えば、高い声を出すときはコレコレ、呼吸法はコレコレなど。
そのようなテクニックも良いものだと思いますが、シャリースの声は、
テクニックでは出てこないものが、確かにあると感じます。

 そのような点が、私が一番、シャリースから学べると感じている点です。

 何はともあれ、シャリースが投げたスティックを、寺にいただけて、
嬉しく思っています。もしそれを見たい、触りたいという方は、
天正寺までお越しください。


シャリースのコンサートに行った3人
左がスティックをご寄贈くださった小西さん。感謝!


シャリース Charice のサインが見えますでしょうか。




よろしかったら次をクリックくださいませ。



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声の衝撃――シャリース

2011年02月26日 | 音楽
私は歌が好きです。

 日本人で断トツですごいと思うのは、やっぱり、
美空ひばりですね。生前、コンサートに行って、生の声を聴きたかったなぁ、
と残念に思います。

 尾崎豊も好きです。
 尾崎と私は、学年としては一緒で、尾崎が昭和40年11月生まれ、
私は、その2か月後です。
 私が尾崎を熱心に聴くようになったのは、彼が亡くなってからです。
尾崎の生前に、コンサートに行っていたらなぁと、DVDを見るたびに思います。
私が普通に予備校生活、大学生活を送っている間に、
「何てすごいことを尾崎はしてたんだ!」と驚きます。
尾崎は、1992年4月25日に26歳で亡くなっています。

 尾崎が死んで2週間後の5月10日、フィリピンで、
シャリース(Charice)という名前の女の子が誕生しました。
今18歳、高校3年生にあたります。

 シャリースの歌声は本当にすごいです。
 ユーチューブで火がつき、
アメリカの番組番組に出たのがブレークするきっかけになってます。




 ユーチューブで聴くだけで、感激します。
「人間にこんなことができるなんて!」と思わず涙がこぼれたりします。


 去年の夏に、初来日しまして、私は、お台場まで聴きにいきました。
 そこでは前座扱いでした。

 この2月、日本で単独のコンサート。
 昨日、大阪でのコンサートに行ってきました。
 大感激です。

 シャリースは、変な作為なく、自然に声を発しているように思えます。
美空ひばりでもそうですが、本当に歌を、その内容を、声を聴かせるって感じで、
作為やテクニックを超えたとこで、歌の感動が伝わってきますよね。
シャリースもまさにそうです。(鍛錬や技術があるのは言うまでもないことですが)

 例えば、「い」の音を出すとき、口とか頬が、
ちょっと不自然な開き方をしがちですが、
シャリースは、普通に口をあけて、「い」でも「え」でも出しています。
よく合唱する人が、高い音域を出すときに、頬をあげて、
普通とは違う表情になりがちですが、
シャリースは、普通の感情がこもった表情で歌います。






 発声や呼吸でも、シャリースから、
ものすごく学んでいくことができると思います。

 シャリースの歌を聴くと、私は、体の無駄な力がぬけ、
呼吸が変わってくる感じがします。
シャリースのように歌おうとすることも、呼吸や発声を、
すごく変えてくれるように思います。
 「作為でないあり方での探求」「人間が誰でもできる本来の発声・呼吸」
という点でも、シャリースから無限に学んでいけるように思えています。

 私が思うのは、実は、普通の私らでも、シャリースのような、
変な作為でない声の出し方、呼吸を追求することができるのでは、って思います。
 私が坐禅で探求している姿勢や呼吸も、何の作為でもなく、人間本来のものを、
ただただ単純にやっていければと思います。


 そういうことはさておき、シャリースの歌に出会えて良かったと私は思ってます。

 アジア人初で、アメリカのアルバムのトップ10に入りましたが、
「みんなからもらったパワーだし、アジア人として、みんな力強くやっていこう!」
というようなことを昨日言ってました。

 シャリースは、「日本が好きだ」と昨日言ってました。
 また日本に来てくれるでしょう。楽しみです。

●この記事の続き シャリースの投げたスティックをゲットしました!
参考 榊邦彦さんのブログ
 
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