生きる力・勇気・志――「ブッダの言葉」を中心に

大阪の禅寺 天正寺住職 佐々木奘堂(じょうどう)のブログです。人間が本来もっている自由で活発な身心を探求していきます。

私のクセ、お釈迦様から学んだこと、生きる方針

2016年10月28日 | 「ブッダの言葉」序

◎私のクセ(現状)、お釈迦様から学んだこと、その上での生きる方針を書きます。
 明日16時からの天正寺での『ブッダの言葉』出版祈念の会でも、お釈迦様から学んだことと、天正寺での方針を明確にお話しします。ご関心ある方はお越しください。

●私のクセ(現状)。
・普通にしていると知らず知らず自分のクセに従っている(クセを追ってしまっている)。私の主なクセは次の3つ。

1.歪んで坐るクセ。(歪んだ足、歪んだ腰で坐るクセ)

2.「こっちかあっちか(あるいはその間のどこかか)」でウロウロするクセ。「感覚を集中」させて、実際は催眠にかかりやすい心理状態に陥っているクセ。

3.自分の物の見方の枠内から、すべてを見てしまうクセ。これが私の(あるいは人間の)根本のクセであり、このクセは理論的にも実践的にも抜け出るのは不可能と悟った。その物の見方の枠内で、これ正しい、あっち間違い、俺(たち)すごいとか言ってるクセ。

●私がお釈迦様から学んだこと(このクセを教えてくれたのはお釈迦様)

1.「これが正しい教え(あれは劣った教え)」「自分は~の修行をして勝れた境地になった」などと思い、他の人や集団より自分(たち)のほうが勝れていると思っていることが、まさに「縛り」の真っただ中であると、お釈迦様は教えてくれた。

2.お釈迦様は、どこかに正しい教え(仏法とか含め)があるとか、瞑想(禅定)とかで何らかの境地になってこの縛りを脱することはありえないことを、明確に教えてくれた。

3.陥りがちなこと縛りがあると明確に思い知ること。そういう縛りがあることを思い知り、すべて放っておく道を歩んでいくことはできることを教えてくれた。

●では私はいかに生きていくか(私の人生の方針)

1.これまでの私の坐禅は、歪んだ足、歪んだ腰で坐っていただけだった。
心の中は、瞑想(禅定)を目指した。その実状は、ああだこうだ思いにふけったり、何も考えないようにしたり、浮かんでくる想いをそのまま眺めようとしたり。
 要するに、自分のクセに従っていただけだった。心のああだこうだを何とかしようとしたけど全然ダメだった。

2.自分にはこのようなクセが染みついていることを思い知った。心のああだこうだはどうにもならないことを思い知った。

3.よって、心のああだこうだはすべて放っておき、歪まずに立つ(坐る)。これを常に心がけよう。常に正身端坐(立)すること、これだけにすべてをかけよう。
 歪まない足、歪まない腰で、命の躍動(充実)を決して害さないように。

・これを私の生きる志とする。2016年10月28日。
・お釈迦様の言葉に出会えて本当に良かった! これが私の人生に起こった中で一番の奇跡、恩寵です。

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信じて存在しているということ

2016年10月27日 | 「ブッダの言葉」序

「役を信じて、そこに存在しているという絶対性」


俳優の平幹二朗さんの追悼文(演出家の栗山民也さん)、今日の産経新聞からです。


本当に信じて存在していることが、「絶対性」、相対的なすごさを超えた圧巻の迫力を生むのだと思います。

「ブッダの言葉」が、すさまじい迫力に充ちているのも、「この教えが絶対にすごい」とか、「この境地が絶対にすごい」などを脇へのけて存在していることの迫力だと私は思っています。

(仏教信者なるものが、「ブッダの教え(方法)はすごい」とか言い出すと元の木阿弥ですが)

そのような相対的なものを超えて私たちが存在しているということ、これがすごいことだと思います。

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『ブッダの言葉』出版されました

2016年10月22日 | 「ブッダの言葉」序


やっと、『ブッダの言葉』を出版することができました。

この本には自信があります。
私がすごいのでなく、元のお釈迦さまの言葉が本当にすごいからです。

「これは本当にお釈迦さま 御自身が語った言葉だ」と心から思える言葉 (が 大部分)です。

「一切の断定を放てば、人は世の中で確執を起こすことがありません。」

何と力強い言葉でしょう!
さらには、「般若(深い智慧)も放て」とお釈迦さまは言います。
その理由もお釈迦さまは次のように語っています。

「なぜかというと、『物の見方』や『自分は智慧がある』などの『想い(想念)』を、知らず知らず固く握ってしまっているため、私たちは世の中でぶつかり合っているからです。」

私たち人間の根本の問題を、何と、シンプルに深くついた言葉でしょう!

自分自身の問題や、人間の問題に関して、「問題の元は何なのか?」と関心のある方、 ぜひこのお釈迦さまの言葉を、自分自身に語りかけられたら言葉として聞くよう、お勧めします。

アマゾンで購入できます。
「ブッダの言葉」あるいは「佐々木奘堂」で検察してください。

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