生きる力・勇気・志――「ブッダの言葉」を中心に

大阪の禅寺 天正寺住職 佐々木奘堂(じょうどう)のブログです。人間が本来もっている自由で活発な身心を探求していきます。

書道の会、年内最後でした。

2015年12月19日 | 「ブッダの言葉」序
「(禅語を書いて学ぶ)書道の会」、昨日が年内最後でした。

筆で字を書くというシンプルなことで、しかも、禅語というのも、シンプルなものです。
こういうシンプルなことに触れるのは、とても良いと思います。

(私が学んでるとこでは、複雑な言葉や、難解な言葉は、マガイモノの禅語です。
優れた禅僧の元々の言葉は、全てシンプルです。)

来年1月22日(金)からスタートします。

よかったら一緒に学んでいきましょう。
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飛鳥の石舞台古墳にて

2015年12月15日 | 「ブッダの言葉」序


飛鳥の石舞台古墳(蘇我馬子の墓)に来ました。

小林秀雄の文章「蘇我馬子の墓」を昨日、初めて読み、感銘を受けたからです。

私が道に迷った時、小林秀雄が、何度、私を導くよう照らしてくれたことか!

小林秀雄は、私の人生の恩人です。(ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、小林には何度も救われました。)

その小林秀雄の文章から、印象深いものを引用します。

聖徳太子に関してです。(聖徳太子の父親・用命天皇は蘇我馬子の甥、母親は姪です。)

「太子に宿った思想の、現実的な烈しさ」

「仏典をもたらしたのは僧であるが、これを受け取ったものは、日本最初の思想家なのであり、彼のうちで、仏典は、精神の普遍性に関する明瞭な自覚となって燃えた」

「内的世界の最初の冒険者」

「(蘇我が物部を破った戦争の際)太子の手は、馬子などの想像も及ばぬ憤怒と理想でふるえていたであろう」

以上、小林秀雄の言葉。

ちなみに私も、聖徳太子を、日本最初の凄まじい冒険者と思っています。その後、聖徳太子と比べうるような凄まじい勇気のいる冒険をした人と私が思えるのは、法然上人です。
このような人が、日本にかつて存在したこと、その言葉に私たちが現在触れることができることに、感謝感謝感謝です。

佐々木奘堂
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