生きる力・勇気・志――「ブッダの言葉」を中心に

大阪の禅寺 天正寺住職 佐々木奘堂(じょうどう)のブログです。人間が本来もっている自由で活発な身心を探求していきます。

「おひさま」で卒業式の回

2011年05月11日 | 自己紹介
 今日、NHK「おひさま」で、ヒロインたちが、
女学校卒業式でした。
 ヒロイン陽子役の井上真央たちは、女学校として使われて
いる校舎、土浦一高まで出向いてロケしたんですね。

 一昨日、その校舎まで行ったばかりでしたので、
感慨深かったです。今日の回で卒業してしまったので、
土浦一高の校舎が映るのも、
今日で最後かもしれないですね。寂しいです・・・



 一昨日、そこまで出向いてわかった(思い出した)のですが、
その校舎は何と、「重要文化財」でした。明治37年竣工ですので、
今から、107年も前ですね。古い伝統ある校舎ですね。
 私が在籍した頃は、その新校舎を使ってまして、
重要文化財の校舎は、何回か入ったことあるくらいです。
 ですが、土浦駅から歩き、学校へ入って坂道を登ると
すぐ見えてくるのが、その校舎ですので、
毎日見ていた光景です。



 「卒業」と言えば思い出すのは、尾崎の歌ですが、
それに関連して、私の高校時代の思い出を一つ書きます。
 私が土浦一高に入学したのが、30年前の昭和56年。
尾崎も同い年ですが、尾崎が高校1年で作った最初の歌が、
「町の風景」
 この歌は、高2の時にソニーへデモテープとしてもっていった
テープに入っており、(尾崎の死後)CDでも出ています。
(アルバム「17歳の地図」に「街の風景」で一曲目で入ってます。)

 尾崎が15歳、高1で作った「町の風景」から
のしかかる虚像の中で 心を奪われている・・・

それぞれの在り方の虚しさに震えてるんだ・・・

愛憎の渦だよ 窮屈になるだけ
だけど誰が止めるというの?
祈るしかない生物よ・・・

 これに関して、次に書きます。

●この次の文章 のしかかる虚像の中で
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NHK「おひさま」の校舎に通っていた頃

2011年05月06日 | 自己紹介
 NHK連続テレビ小説の前々作「ゲゲゲの女房」には、
私も、かなりはまってまして、録画して2回か3回くらい
見たりしてました。

 今回の「おひさま」は、最初、そう見てなかったのですが、
けっこう面白いし、ヒロインの井上真央が、いい味を出してますので、
ちゃんと見ようと思うようになりました。

 ヒロイン陽子の現在は、お婆さんで、若尾文子が演じ、
若い頃を思い出して、斎藤由貴に語る形でドラマが進みます。
 今、女学校時代(高校時代)を思い出し語っているところで、
ヒロイン陽子の若い頃を、井上真央が演じ、昭和13年、
安曇野の女学校に通っている頃(16歳の頃)を、やっています。

 これを見て、私も自分の高校時代を思い出します。
 
 今日の「おひさま」でも、女学校の外観が映し出されました。
白にピンクの線が入った校舎。尖った黒と白の塔。
 今日、テレビでこれを見て、
「素敵な校舎だな」と思わず見とれました。

 この校舎に通っていた頃、どんな気持ちだったのかな、
なんて思ったりもしました。

 ドラマの設定は、戦前の、安曇野の女学校ですが、
撮影で用いられている校舎は、
私の母校、土浦一高です。

 私がこの校舎に通い始めたのは、今からちょうど30年前、
1981年4月です。(30年という月日、怖ろしや・・・)

 不思議なもので、テレビで映し出されると、
「シャレた校舎だな」と見取れますが、私が通っていた当時、
別にそんなこと思わなかったです。
 この週末、坐禅会で東京に行くので、
時間が取れたら、土浦まで足をのばして、
「おひさま」で使われている校舎イコール私の母校
まで行って、30年前の原点を振り返ってみようかと思います。

●この後の文章 土浦一高に通い始めた30年前
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「独接心」

2011年05月01日 | 自己紹介
 私がいた相国寺専門道場では、今日から、3ヶ月間、
厳しい修行期間に入ります。5月1日から7日までは、
大接心(おおぜっしん)で、睡眠時間が、3時間ちょいで、
食事、読経など以外は、ずっと坐禅です。

 修行僧のための道場ですが、「智勝会」という在家の
修行者の会の会員も、泊まりで、その大接心に参加できます。
 私が京都に来たのが、1990年4月で、翌年の1991年5月の
この大接心の期間に、2泊3日くらいで参加しました。
今から、ちょうど20年前になります。
 
 時の速さと、何も進歩してないんじゃないかという思いに
愕然としそうになります。(真剣に考えると、本当に愕然と
しそうなので、あまり考えないようにしてるかも・・・)
 いろいろ変遷、挫折体験は多くありました。
 いくつか「痛い」体験をしました。
 どのように「痛い体験」だったのか、ブログでも綴る予定です。

 このGW、茨城から親兄弟が来たり、他いつくか用意もありますが、
基本的に、「独接心」(一人でする接心)の期間としようと思っています。
 やはり、周りに流され、アタフタ、マゴマゴとしたまま
日が過ぎがちになりますから、集中して元に立ち返る時間を
もつのは必要だとあらためて強く感じています。
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ブログ始めました!

2011年02月11日 | 自己紹介
 ブログを始めました。

 これまで生きてきた中で、「出会えて本当に良かった」と心から思っていることや、探求してきたことなどを紹介していきたいと思います。

 仏教、というかブッダの言葉に出会えたことは一番感激したことで、禅僧として、それを探求しつつ伝えていきたいです。
 身体のことで、姿勢や動き、呼吸にかんしても、長年探求してきまして、「禅的柔軟」と仮に名づけました。それに関しても書いていきます。
 あと、パルテノン神殿にある古代ギリシャ彫刻や、モーツァルト作曲のオペラ「ドン・ジョヴァンニ」などに関しても書いていきます。

 天正寺のホームページもどうぞご覧ください。

 どうぞよろしくお願いします!
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