生きる力・勇気・志――「ブッダの言葉」を中心に

大阪の禅寺 天正寺住職 佐々木奘堂(じょうどう)のブログです。人間が本来もっている自由で活発な身心を探求していきます。

東京での坐禅会と忘年会

2017年12月11日 | 「ブッダの言葉」序

昨日は東京(と牛久)での坐禅会、
そして忘年会でした。

忘年会は、ちょうど良い大きさの
暖かい感じの部屋で、貸し切り状態で、
ゆっくり・じっくり・活気がある雰囲気で、
とても良かったでした。

 

参加された齋藤さんが、私が話したことの要点を、
実にうまくまとめてくださいましたので、
下に引用させていただきます。

今年最終の奘堂さんのご指導は
「弾機(バネ)・ノビ、(つまり生命のはたらき」
が常に活発な姿勢(在り方)」
誰にでも絶対可能にシンプルにご指導してくれました。

和尚の言葉に、
『私たちは普通(自分の思う自然)にしていると、
委縮し、
体が緊張して反り、
歪んでしまい、
そのため苦痛が起こります。
手かせ足かせを自分ではめて生きているようなものです。
本来もっているバネ・ノビを常に躍動させて
生きる道があります。
この縛りから脱して生きていきませんか。

(以上、引用終わり)

自分が思うままにしていると、実は、
委縮し、歪み、苦しみが起ってしまう…
というのが人間の大問題だと思います。
この縛りを脱して、命を活かして生きる道あります。

ちゃんと体と心のreadiness(準備状態、覚悟)が
しっかりしているあり方を継続することです。

この「良い準備状態」は、
「誰にでも絶対可能」で、とてもシンプルです。

命ある限り、生を害さず、養い、
しっかり生きていきたいと、あらためて思いました。

来年は1月14日(日)です。
一緒に歩もうと思われた方は、
ぜひご参加お待ちしてます。

 
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