河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「御巣鷹山ジャンボ機墜落」~29年前のミステリー!

2014-08-13 03:02:44 | 日記
今宵、銀河鉄道の夜に訪問していただき、ありがとうございます。
現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待します!

冒頭から不謹慎なお話で恐縮しますが、今日から29年前の午前6時頃だったと思います。

私は2人の友人たちとともに、静岡県下田海岸に「ナンパ」目的で遊びに来ていました。

前日の夜、雨天にもかかわらず東京都某市を私の車で出発してから下田海岸に到着したのは、ちょうど、この日の明け方近くでした。

この時間、私はまだ仲間たちと車内で仮眠していたのですが、突然、海岸上空をジャンボ旅客機が耳をつんざくような音を立てながら飛行していたため、私だけが思わず目を覚ましてしまったのです。

その飛行音が、「キーン、バリバリ」という、かつて聞いたことのない異常な音だったため、私は飛行機が墜落するのでは、と思わず心配になり上空を見上げましたが何も見えず、首をひねるばかりでした。
しかし、見えない飛行機は墜落することなく、どこかに飛んで行ってしまい、私はまた眠りにつきました。

その日、私たちは夕方近くまでナンパ目的の海水浴に夢中となり、ひと夏のサマータイムを存分に楽しんだのです。
結果ですか? 「お持ち帰りナシ」でした(笑)

夕方になり、私たちは下田海岸を後にして、某市へ帰路のドライブとなりました。
でも、朝方聞いた飛行機の異常音が私の頭の中に残存していまして、ドライブ中もその事が絶えず気になっていたのです。

友人たちに話しても、「お持ち帰りナシ」だったためか、彼らはうわのそら状態でした。
もしかしたら、彼らは朝方深い眠りで異常な飛行音が聞こえなかったのでは、と推測していたところ、突然、ラジオからトンデモナイ臨時ニュースが聞こえてきたのでした。

「18時56分、乗客乗員を合わせて520人を乗せた日航ジャンボ機が、群馬県御巣鷹山中に墜落!」

このラジオの報道に、車内で私独りだけが首をひねりながらも、過去に類例のないジャンボ旅客
機の墜落という悲惨な事故のニュースに驚愕しました。

なぜ、私が首をひねったかというお話ですが、朝方私が聞いた飛行機の異常音に、飛行機はすぐにでも墜落するのかと勘違いしたのにもかかわらず、なぜ夕方の18時56分になってから墜落したのか、という疑問が浮かんだからです。
(あの飛行機だったのか……それとも???)

しかも、大きな異常音だったのに、上空を飛んでいる飛行機がまったく見えなかったということ事態が不思議になり、私は頭の中がひどく混乱しました。
当時、この事について車内の友人たちに言っても、「お持ち帰りナシ」だったショックで、相変わらず「ウワノソラ状態」でした(笑)

その後、このジャンボ機墜落ニュースが多くのメディアで報道されました。
たしか「週刊フライデー」だったと記憶していますが、墜落現場の生々しい状況や遺体の一部などが掲載されていまして、記事に載っている写真を一見するだけでもジャンボ旅客機墜落という悲惨な事故の様子が鮮明に伝わってきました。

「あの時は真夏だったため、腐乱しかけた遺体の臭いの酷さと、地獄のような光景に茫然としましたね」

この事故から10年後に知り合った、元自衛隊レインジャー部隊隊員のコメントでした。
彼も当時、捜索救助活動に加わっていたとのこと。

日々の訓練では、蛇を生きたまま何回も食べさせられるなど、過酷な状況には慣れてしまったという自衛隊レインジャー部隊隊員だった彼でさえ、遺体回収時、墜落現場の地獄図に絶句したそうです。

人気歌手の「坂本九さん」も、犠牲者の1人だったといいます。
あの日以来、永遠に「九ちゃん」の美声が聞けなくなってしまったのです。
九ちゃんの『見上げてごらん夜の星を』は、心から癒されて実にいい歌でしたね!

私としましては、「見上げても空に見えないジャンボ機」でしたが……あの日の「異常な飛行音」は、いったいなんだったのでしょうか。

私は例年、8月12日になると、密かに「黙とう」しながら事故による犠牲者の人たちの冥福を祈っています。

そして、8月には「黙とう」する日が、私にもう一つあります。
その日は、8月24日です。

磯谷利恵さんが「闇サイト殺人事件」に遭った日です。

ちなみに、私は磯谷利恵さんの敵討ちをするために本を出版しました。
また、事件の犯人堀慶末被告に今度こそ極刑が下ることを祈って、当ブログを書いています。

次回は、この事件に関する記事を掲載しますので是非、皆さまの訪問をお待ちしています。