てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

日本の短編で、炬燵蜜柑

2004年12月27日 | 読書
テーマサロンの炬燵蜜柑に、もう一つ投稿。

今度は趣向を変えて日本文学から。
で、短編。

えっと、中島敦「名人伝」と太宰治「お伽草子」をお勧め。

中島敦は、大好きな作家です。なにしろ、残された作品が少ないから、すぐ全作読めるところがいい!って、それは、冗談ですが。
えっと、文体が好きなんですよ。
有名なところでは、「山月記」「李陵」ですが、ここではウケ狙いで「名人伝」を。
白髪三千丈的なお話で、ひえぇえぇと思いながら楽しく読めます。
弓の名人に弟子入りして、修行し、弓の道を究めるという話です。
すごいです。
えっと、短編集で読むと思いますので、他の作品もよろしく。
本当に凄く好きなんですよ、中島敦。

もう一つは、太宰治の「お伽草子」。おなじみの日本昔話が、ユーモアとペーソスあふれるお話に変身!です。
たとえば、カチカチ山では、狸が中年のおやじ、兎を若い女性に例え、兎に恋する狸という設定で、話が進みます。狸、切ないです。

日本文学は、あまり読んだことがないです。
というのも、家に古い「日本文学全集」があったのですが、それがなんと旧字体
小学生には難しすぎますやぁ。中学生だって読みたくないしぃ。
高校生は忙しいんだよっ。大学生は本なんて読まないの。(嘘)

というわけで、あまり読んでないんです。
家にあるのに、わざわざ借りてきたり、買ったりしたくないし。

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