創元SF文庫から「復刊フェア 2004」として出た本を読みました。
作者はハル・クレメント
amazonで調べてみたら、
1985年にハヤカワ文庫から「重力の使命」というタイトルで出てますね。翻訳者は浅倉久志。
その前に1965年(古っ!!)に早川書房からの本があるみたいです。翻訳者不明。タイトルは「重力への挑戦」。
でと、私が読んだ文庫本をみると、初版は1965年ってなってるんですよ。翻訳者は井上勇。
う~ん、これってどういうことかな?
出版社が違うのに、同じ本を同時に出したということかなあ?
amazonのカスタマーレビューをみると、創元のは、訳文が悪いという評価ばっかり(2件だけど)。
確かに、なんどか繰り返し読み直した箇所がありましたねぇ。
特に最初のころは、「これ訳したの、誰じゃー?!」とちょっと怒りましたねぇ。
・・・私だって、浅倉翻訳本が他にあるって知ってたら、そっちを買いましたよ。。。
さて、内容を一口に書くと、
「メスクリンという巨大な惑星での冒険」
です。
この惑星は、赤道が3G、極地だと700Gという高重力で、しかも海は液化メタン、氷はアンモニアなんですよ。
北極に用事があるんだけど、700Gだから人間には無理っていうわけで、現地住民にお使いにいってもらいます。
これが、ファーストコンタクトになるんですが、そのあたりの話は省略されています。
こいつなら!と見込んだ原住民(南極在住)に、赤道まで来てもらったところから話がスタートします。
あ、船旅ね。
んで、まあ、いろいろ苦労しながら、未開の北半球を旅して北極まで行くという、そういう話です。
で、まあ、可愛いんですよ。
主人公のメスクリン人たちが。
ちょっと冒頭のシーンを絵にしてみました。
・・・小学生でも、もっとマシな絵を描くよ、
という感想はさておき、
これは、嵐の中、マストに登っているメスクリン人の姿です。
重力が軽い(3G)ので、ちょっとの風にも吹き飛ばされそうなんで必死です。
このシーンを目撃した主人公のメスクリン人は、
なんて危ないマネをっ!!落っこちたらどうするんだっ!!
と驚愕します。
最初に読んだとき、てっきりマストの上の方にいるのかと思いました。
でも、よく読むと、甲板に足が4本しかついていないとあったので
この絵の状態ですね。
こういう高重力ならではの話が、結構楽しいです。
あ、あと分かりやすいように、船の形を変えましたが、
本当は「いかだ」です。
っていうか、マストって、ほんとにこんなに高いか、不明。
難点は、メスクリン人の社会性について、何も書かれていないことかな。
昔のSFだけあって、文明・科学に対する見方が素直です。
特に、ラスト近くのメスクリン主人公の演説なんかは感動的です。
作者はハル・クレメント
amazonで調べてみたら、
1985年にハヤカワ文庫から「重力の使命」というタイトルで出てますね。翻訳者は浅倉久志。
その前に1965年(古っ!!)に早川書房からの本があるみたいです。翻訳者不明。タイトルは「重力への挑戦」。
でと、私が読んだ文庫本をみると、初版は1965年ってなってるんですよ。翻訳者は井上勇。
う~ん、これってどういうことかな?
出版社が違うのに、同じ本を同時に出したということかなあ?
amazonのカスタマーレビューをみると、創元のは、訳文が悪いという評価ばっかり(2件だけど)。
確かに、なんどか繰り返し読み直した箇所がありましたねぇ。
特に最初のころは、「これ訳したの、誰じゃー?!」とちょっと怒りましたねぇ。
・・・私だって、浅倉翻訳本が他にあるって知ってたら、そっちを買いましたよ。。。
さて、内容を一口に書くと、
「メスクリンという巨大な惑星での冒険」
です。
この惑星は、赤道が3G、極地だと700Gという高重力で、しかも海は液化メタン、氷はアンモニアなんですよ。
北極に用事があるんだけど、700Gだから人間には無理っていうわけで、現地住民にお使いにいってもらいます。
これが、ファーストコンタクトになるんですが、そのあたりの話は省略されています。
こいつなら!と見込んだ原住民(南極在住)に、赤道まで来てもらったところから話がスタートします。
あ、船旅ね。
んで、まあ、いろいろ苦労しながら、未開の北半球を旅して北極まで行くという、そういう話です。
で、まあ、可愛いんですよ。
主人公のメスクリン人たちが。
ちょっと冒頭のシーンを絵にしてみました。
・・・小学生でも、もっとマシな絵を描くよ、
という感想はさておき、
これは、嵐の中、マストに登っているメスクリン人の姿です。
重力が軽い(3G)ので、ちょっとの風にも吹き飛ばされそうなんで必死です。
このシーンを目撃した主人公のメスクリン人は、
なんて危ないマネをっ!!落っこちたらどうするんだっ!!
と驚愕します。
最初に読んだとき、てっきりマストの上の方にいるのかと思いました。
でも、よく読むと、甲板に足が4本しかついていないとあったので
この絵の状態ですね。
こういう高重力ならではの話が、結構楽しいです。
あ、あと分かりやすいように、船の形を変えましたが、
本当は「いかだ」です。
っていうか、マストって、ほんとにこんなに高いか、不明。
難点は、メスクリン人の社会性について、何も書かれていないことかな。
昔のSFだけあって、文明・科学に対する見方が素直です。
特に、ラスト近くのメスクリン主人公の演説なんかは感動的です。
って・・・おひさなのにイケズを書く私(爆)
あっ、半年ぶり。。。ですね!
月日がたつのが、異常に早い。
せいぜい2,3ヶ月ぶり程度だと
思ってました。。。
で、モスラっすか。
どこがですか。
ああ、もしかして、芋虫ですか。
。。。。
えっと、船を小さく描きすぎ、
メスクリン人を大きく描きすぎました。
「幼年期の終わり」(ハヤカワSF)
って2冊並べて復刊フェアやってました。
危なく両方買うトコでした。
クラークさんはハヤカワSFで揃えるのが吉だけど
「銀河帝国の崩壊」は創元SFだし…
とか、悩んじゃいました。
。。。
ほんと、同じ本はタイトルを同じにしてほしいものです。
それにしても、時の流れとは、早いもので
この記事を書いたのも、すでに1ヶ月以上前。
にゅきみさんちはずっと開店休業だけど、
大丈夫だろうか、病気じゃないだろうか、
と、思いつつ、一番最近チェックしたのも
すでに2ヶ月以上前ってことなんですね。
っていうわけで、後日、がっつり
読ませていただきます。
とりあえず、遅ればせながら、
こんなところからではありますが、
おめでとうございます!!
復刊といえばfukkan.comに投票していた
「神聖モテモテ王国」が復刊したので
買いました。
レベル低い話ですいません。
でもかなり面白いです。
私もひぃさんのところは、コツコツ&ヒッソリ
覗いていたんですよ。
神聖モテモテ王国って、聞いたことある~と
思ったら、漫画なんですね。
とんでもな設定で、興味ひかれます。
面白いんですか、しかも、かなり。
う~ん、これは読んでみたいです。
しかし、漫画喫茶には置いてないだろうなぁ。。。
買う気なしで、すいません。