てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

七王国の玉座 -氷と炎の歌1-

2005年05月06日 | 読書
ジョージ・R・R・マーティンの長大なファンタジー『氷と炎の歌』の第1部『七王国の玉座』上下巻を読みました。
図書館にあったので、速攻で借りた本です。
これ、買うと1冊2800円もするもんね。
上下巻で2冊あるし、2の『王狼たちの戦旗』も上下巻だから、合計で1万円以上。
第3部は、まだ翻訳されていないけど、きっと同じぐらいの値段だよね。

ところで、これ、長いです。
第1部じゃ、全然話が進まない。
色々なことが気になったまま、終了ですよ、しかも『つづく』ですよ。

登場人物が多くて名前が覚えられません。
一覧があるといいなぁ。
確かに、最後に七王家の紹介があるけど、そこから探すのも大変だし、
家来だと載ってないこともあるし。

これで、2部まではいいけど、3部を読む頃はすっかり忘れているんだろうな。
図書館で借りるっていうのは、失敗だったかも。


さて、どんな話か書いておこう。私も忘れそうだから。

昔は七つに分割統治されていた大陸だったのですが、ドラゴンを旗印とする家に統合され、今では王様は1人しかいません。
そのドラゴンの王家を倒して、王座に上ったのが雄鹿を旗印にしている今の王。
たまたま王の右腕となる人が病死したので、北国に住む狼を紋章とする友人がその職に就くことになりました。
ところが、王の周りは陰謀が一杯で、誰が味方で誰が敵なのかすら、よくわからない有様。
お后すら怪しい。お后は、ライオンを旗印とする家の出で、この弟達も一癖も二癖もある人物です。
さらに、ドラゴン王家の生き残りの兄妹も遠い異国で、王座奪還を狙っています。

この大陸の北には、壁が築かれています。万里の長城みたいなのかな。
そこでは、北からの進入を防ぐための超俗的な軍隊(というか、世捨て人?)が組織されています。
この北でも怪しい動きがあります。それは、超常現象に近いものです。

そもそもこの地は、不定期に続く夏と冬しかなく、今は夏が10年続いているのです。
これから長い冬がやってくる兆しがあります。

ということで始まるこのお話。

上下巻を費やして、1年ほど進み、死ぬ人は死んで、生きている人は生きています。
誰が死んだか、それは、書けませんよ~。
書いてもいいなら、バリバリ書いちゃうけどさぁ。
検索でやってくる通りすがりの人以外でも、困る人は最低1人はいると見た。
その人のために書かないことにしますよ。