てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

西城秀樹のおかげです

2005年05月09日 | 読書
森奈津子の『西城秀樹のおかげです』(ハヤカワ文庫の方)を普通に本屋で買って読んでしまいました。

愛と笑いとエロスと、書かれていたのは、ちょっと引っかかったけど、妙に気になるタイトルだし、日本SF大賞ノミネートだし、と買ってしまったのでした。
このとき、表紙をもっとしっかりチェックしていたら、買わなかったかもしれない。
いや、通販で買ったかもしれないけど。。。

さて、読んでびっくり。
思わず、爆笑してしまった箇所が何箇所かあります。
しかし、それにしてもこの本は、電車内などで読むのには、全く向いてないですね。
娘にも見つからないよう、こっそりとしまっておくことにします。


全部で8つの短編が収録されていますが、一番SFっぽいと感じたのは表題作です。
よくある人類滅亡物ですが、登場人物の価値観にセンスオブワンダーすら感じてしまいます。

ただし、私のこの感想を信じて、この本を読んだ場合、「どこがSFじゃーっあ!」となる可能性はあります。

愛と笑いとエロスですから。ここにSFという文字はありませんから。。。
とりあえず、バカな話ってことだけは、保証できます。
それから、表紙もちゃんとチェックしてくださいよ~。