てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

グイン・サーガ96巻

2004年08月17日 | 読書
グイン・サーガ96巻「豹頭王の行方」 著者 栗本薫 8/15読了

あ~あ、私もがんばってるよ、ほんと。
96巻ですよ。

全然知らない人のために、簡単なあらすじを。。。
と思ったんですが、ちょっと挫折しました。

どうしても知りたい人がいれば、どこかのタイミングであらすじを書きますが、そんな人いないよね?

えっと、96巻のお話を。
ネタバレしますので、困る方は読まないで下さいね。多分、いないと思うけど
グイン・サーガのことを知らない人でも読めるように書くつもりです。

ケイロニアって国の偉い人が、クーデターが成功したばかりのパロって国の偉い人と、会談をするお話です。
会談の一番の議題は、『グインがどこに行ったか』です。

グインってのは、題名から分かるとおり、主人公です。
頭が豹なんですよ。
今回は「豹頭王の行方」ということなんですが、グインは、ケイロニアの王様なんですねー。でも、ケイロニアには皇帝もいるから、その下。
パロのクーデターがらみで、行方不明になったんで、困っているんですよ、両国とも。


今回、さすがにそれはないでしょうという、作者のミスがありました。
偉い人が集まって会談後、晩餐会になります。
食事が終わって、別室でくつろぎながら、また会談していたところ、思いがけない事件でグインの行方がわかります。
で、安心したパロの偉い人が、「じゃあ、これから晩餐会にしましょう。」って言います。

あの~、さっき、晩餐会してたよね~、も~1回、するのかなぁ。
お腹いっぱいだよ~。
頼むよ~、栗本薫先生。


あとね、これはミスじゃなくて、毎度のことなんだろうけど
よその国の偉い人がいる前で、自国内の今後の具体的な方針とか、ずいぶん内輪な話をしているんですが、それもないでしょう。
いくら「いい人」で「信用がおける人」だと言っても、所詮、よその国の人なのに。


結論としては、あいかわらず、とにかく話をドンドン進めて、早く終わって欲しいという感想に尽きますね。