鉄火丼のつれづれ日記

思ったことをつれづれなるままに…。(テレビ番組の感想が中心)

「3年B組金八先生」(第9話:「父親は大きくて暖かかった…」)

2007-12-12 00:19:27 | テレビ(ドラマ)
11月6日に放送された「3年B組金八先生」は、3-Bの生徒たちが紋土(カミュー・ケイド)を父親に会わせてあげるべく、ネットオークションで資金を集めようとする、というのが主な内容だ。


今回の話の中盤を過ぎたところで、金八先生(武田鉄矢)が授業中に茨木のり子の「知命」という詩を紹介する、というシーンが登場した。

金八先生が「紐や糸を何かに喩えている。」と言っていたのを聞いていると、私は「小包の中に隠されているのは“本当の自分”なのか?」と直感した。

また、私は金八先生のこの言葉を聞いて、固く縛られた紐をやっとほどいた後、自分が箱の中に何が入っているかを見てみると、同じように紐で固く縛られた箱(大きさは一回り小さい。)が入っていて、それが延々と続いていく…、というのもイメージしてしまった。
けれどもこの事を後で考えるなり、「自分自身、“本当の自分”が何なのか、絶対に知りたくない、という心理があるからこんな風に思ってしまうのではないか…。」と思うと怖くなったのではあるけれど。


今回のエピソードの中には、千尋(森部万友佳)が他の生徒にお金を貸すシーンが出てきた。

彼女がお金を貸した人に借金の取り立てをするのを見ていると、私は「闇金ウシジマくん」というマンガの主人公である丑嶋が債務者からお金を取り立てていったうえに、彼らを容赦なく地獄のどん底へたたき落としていく、というのをイメージしてしまったように思う。

けれども実際に何らかの形で、借金を取り立てる、という光景を見ていると、私は「山田太郎ものがたり」に出てきた「金は借りるな。返せない。」というフレーズがどれだけ素晴らしいものか、よくわかるような気がする。
そして、「何があろうと消費者金融からは借金しないぞ!」という気持ちにさせてくれる。
もちろん、闇金から借金する、というのは言うまでもないが。

とにかく、自分が借金地獄にはまるのは嫌だ。
そして、この記事を読んでいる皆さんも、きっとこう思うはず…。


最後になってしまうけれども、今回の終盤にあった、紋土が父親と対面するシーンを見ていると、私は「こういったシーンは何回見てもいいものだ…。」という気持ちになった。


次回は、千尋が何か事件に巻き込まれてしまうようだ。
金八先生が授業中に、学校裏サイトの事について熱弁したりもするみたいだけれど…。


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■他のブロガーの感想
・3年B組金八先生 第9話(「どらま・のーと弐」より)
・3年B組金八先生 第9話(「エリのささやき」より)
・3年B組金八先生8~第9話・言葉はいらない(「一言居士!スペードのAの放埓手記」より)
・3年B組金八先生 第9回 感想(「ぐ~たらにっき」より)
・3年B組金八先生(8) 第9話 伝わる心(「レベル999のマニアな講義」より)

■過去の回の感想
・「3年B組金八先生」(第1話:「ギラリと光るダイヤのような日!」)
・「3年B組金八先生」(第2話:「赤い私服の転校生」)
・「3年B組金八先生」(第3話:「広がる私服登校」)
・「3年B組金八先生」(第4話:「父親はウザいか?」)
・「3年B組金八先生」(第5話:「親の希望子供の夢」)
・「3年B組金八先生」(第6話:「自己主張は金髪で」)
・「3年B組金八先生」(第7話:「金八生徒女形競艶」)
・「3年B組金八先生」(第8話:「子守歌に託した夢」)


「3年B組金八先生」(第9話)を見ていて、
(A)千尋が借金の取り立てをしているシーンが出てきた時、闇金業者を思い浮かべてしまった人
(B)紋土が父親と対面するシーンで「いいシーンだ…。」と思い、感動した人

上の項目(A)・(B)に1つでも当てはまる人は、ココをクリック!

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