第90回箱根駅伝（復路）

1月3日には第90回箱根駅伝（復路）が行われた。

見事、総合優勝を成し遂げたのは東洋大学であった。
私が思うに、8区が終わった段階で駒大との差を3分40秒にまで広げることができた、というのが大きかったのではないだろうか。
しかも、8区を走った高久選手が区間賞を取ったのだから、「いい仕事をしたな…！」と褒めてあげたい。

しかし、10区の繰り上げスタートは非常に残念だった、の一言に尽きる。
なぜなら、東海大と国学院大の選手があと一歩、というところで間に合わなかったからだ。

母校の襷をつなぐ事ができなかった2人の選手のことを考えると、私はものすごく悲しくなった。
「せめて、9区の選手が到着するまで待ってあげても良かったのではないか…。」とさえ、私は思った。

今回の箱根駅伝で襷をつなぐ事ができなかった悔しさは、想像を絶するものだと思う。
けれども来季に向けて、一生懸命トレーニングに励んでほしい。
今年の箱根駅伝の悔しさを晴らすために。

とは言っても、東洋大の酒井監督が胴上げされる瞬間を見ていると、やっぱり「勝ったんだな…。」と思い、とても嬉しくなった。
しかも、大会史上2位の総合成績と復路新記録という結果を残したのだから、すごい事だと思う。
まさに、総合力の勝利だった、と言っていいだろう。

次回の箱根駅伝は東洋大の2連覇がかかるけれども、そう簡単には勝たせてくれないだろう。
けれども、服部兄弟をはじめ、来年も残る選手たちがしっかりやってくれる、と切に願いたい。

そして、最後に私からこう言いたい。
「その1秒をけずり出せ！」


・往路の記事はこちら。

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・第９０回箱根駅伝東洋大２年ぶり４度目に総合優勝！９区では国学院大と東海大が目の前で無念の繰り上げスタートの悲劇があった（「オールマイティにコメンテート」より）
・【箱根駅伝】東洋大が優勝、駒大は2位（「あれこれ随想記」より）
・東洋大が総合優勝、箱根駅伝（「りゅうちゃん別館」より）
・箱根駅伝 東洋大が２年ぶり総合優勝 （「FREE TIME」より）
・＜第９０回東京箱根間往復大学駅伝競走＞駒澤大学は１０時間５７分２５秒で２位（速報中）（「つらつら日暮らし」より）
・★東洋大、「柏原」以来の２年ぶり総合Ｖ！（「スナフキン・レポート♪」より）


(A)東海大と国学院大があと一歩、というところで母校の襷をつなぐ事ができず、非常に残念に思った人
(B)東洋大の優勝が決まった瞬間、とてもうれしい気持ちになった人

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