鉄火丼のつれづれ日記

思ったことをつれづれなるままに…。(テレビ番組の感想が中心)

「僕の歩く道」(第10話:「涙で、愛が見えない」)

2006-12-16 02:33:06 | テレビ(ドラマ)
今回の「僕の歩く道」は、輝明(草 剛)がロードレースの大会に出場したいと言い出したり、都古(香里奈)が河原(葛山信吾)との結婚生活に嫌気がさして家を出て行ってしまう、というエピソードである。

今回は、りな(本仮屋ユイカ)が「お母さんに甘えたかった…。」と号泣するシーンや、都古が家を出てたった一人で苦しむ姿を見て、いろいろな事を考えてしまった。


まずは、りなが精神科医の堀田(加藤浩次)のカウンセリングを受けているときに、「お母さんに甘えたかった…。」と涙を流しながら本当の気持ちを打ち明けるシーンについて書こうと思う。

このシーンを見て私は、今でも自分が「親に甘えたかった。」という気持ちになることはある、と感じた。
親が自分の事をわかってくれなかったら、私もりなのように寂しい気持ちになるし、親を恨みたくなる。

私は今、2*歳なのであるが、幼い頃に父親とキャッチボールなどで一緒に遊んだ、という記憶や、母親にほめられた、という記憶があまりないし、本当の事を言ってしまえば、両親に「今の自分をわかってほしい!」という気持ちが今でも強くある。

もし私が子供の頃に戻れるのなら、私は思いっきり父親や母親と思いっきり遊びたいな…。
そして、思いっきり甘えたい…!


次に、都古が千晶(MEGUMI)と海岸で昼メシを食べている時に、都古は安心して眠れる場所がない、つまり居場所がないという事を言っていたが、このエピソードが終わった後、私は過去に自分の居場所がなくてものすごくつらい時期があったという事を考えてしまった。

こういう気持ちの時は何もやる気が起きなくなってしまうし、「自分はこの世にいてはいけない。」、「どうせ自分は“透明な存在”…」などというネガティブな言葉が頭の中でぐるぐる回転してしまう。
自分を苦しめたやつらに、「オレをさんざん苦しめて楽しいか!?」と問い詰めたいという気持ちだって起きてしまう。


また、ドラマの後半で、都古が母に電話をした時に、母から「どうせ都古が悪いんでしょ?」という言葉や、「河原さんに謝りなさい。」などという心ない言葉を浴びせられるシーンがあった。

自分がものすごくつらい時にこんな理不尽な言葉を浴びせられたら、そんな言葉を吐いたヤツをぶん殴りたい気持ちになるし、一生許さないだろう。
ヘタすれば、理不尽な言葉を言ったヤツの前で手がつけられないほど大暴れするか、ものすごく鬱になって自殺してしまうかもしれない。



何はともあれ、自分の居場所がなかったり、心から信頼できる人がいない、というのは本当につらい事だという事を、今回のエピソードを見て感じた。
私は今も、自分の居場所はどこにあるのだろう…、と自問自答している日々が続いているのだけれど、思いっきり自分を出せる場所があれば毎日が楽しい事の連続なのに…、とも思う。

今回のエピソードのラストで、都古が「自分の居場所は『輝明のところ』である。」、とわかるが、私も都古のように、本当に心から信頼できる友人を見つけられればいいな…、と思う。
そうじゃなかったら、まわりの人とうまくいかなかったり…、という悪循環を繰り返してしまうから…。



最後に、余談ではあるけれども、輝明がロードレースの大会に出たいと言い出したのを見たとき私は、彼のことを「エライ!」とほめてあげたくなった。
最初のうちは秀治(佐々木蔵之介)らが反対していたけれど…。

私は、輝明が「ロードレースに挑戦したい!」という意気込みを見せただけでもすばらしい事だ、という気持ちでいっぱいだ。


次週は最終回で、輝明がロードレースの大会に出場する。
結果はどうなるかわからないけれど、ロードレースでがんばった輝明を私は胴上げしたい、という気持ちになりそうだ。


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■他のブロガーの感想
・僕の歩く道 第十話(「どらま・のーと」より)
・『僕の歩く道』 第10回 「涙で、愛が見えない」 メモ(「つれづれなる・・・日記?」より)
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■過去の回の感想
・「僕の歩く道」(第1話:「誰よりも純粋な男」)
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・「僕の歩く道」(第3話:「約束と裏切り」)
・「僕の歩く道」(第4話:「黄色い傘に降る涙」)
・「僕の歩く道」(第5話:「結婚式の奇跡」)
・「僕の歩く道」(第6話:「失踪!悲しき夕焼け」)
・「僕の歩く道」(第7話:「はじめての反抗」)
・「僕の歩く道」(第8話:「偽りの心と真実の愛」)
・「僕の歩く道」(第9話:「再会! 助けて、テル」)


・りなが「お母さんに甘えたかった…。」号泣するシーンを見て、「私もそんな気持ちになる事はある。」と思った人
・「自分の居場所がなかったり、信頼できる人がいない、というのはつらい事だ。」と思った人
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